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兄の本性(7)

「落ち着いた?」
「ずっと会ってなかったし
ピンとこないっていうか」
「私もよ」

叔母が兄のことで電話をしてきた

そういえばマサキは今どうしてるんだろう
叔母からは何も聞いていない
もちろん私に気を使って話題に出さないのだ

「マサキさんは最近どうしてるんですか?」
「えっ・・・珍しいわね」
「ちょっと気になっちゃって 家を出てからは
どうしてるか全く聞いてないし」
「知りたくもないでしょ あんなことされて・・・」
「もう気にしてないですよ 中学の時の話だし」
「そういってくれるとうれしいけど
同じ女として許せないからね あの子のしたことは」

マサキの味方をしてたらとっくに絶縁状態だ

「結婚はしてますよね」
「そうね とっくに離婚しちゃったけど」
「じゃあ 今は一緒に暮らしてるんですか」
「そう あの子と2人暮らしよ」
「叔父さんは?」
「恥ずかしいから黙ってたけどとっくに離婚してるの」
「そうなんだ」

確かに私に告白する必要はないかもしれない

「チグサちゃんが結婚しないのは
あの子のせいでしょ」
「そんなことないですって ただモテないだけで」
「あぁ 責任感じちゃうわぁ」
「だから 本当にもう気にしてないですって」
「本当に?」
「はい」

なんとか納得してくれたようだ

「仕事とか聞いてもいいですか」
「あっ マサキ?」
「はい」
「もう42なのにコンビニでバイトよ
うちにお金も入れないでフラフラしてるわ」
「そうなんだ」
「まぁ 自分の子だから仕方ないけど」
「大変ですね」
「結婚前のチグサちゃんに聞かせる話じゃないわね
うちの子は特別だから気にしないで」
「はい」

そこまで不幸ってわけでもないようだ

まぁ 悪い男が地獄に落ちるなんて幻想だ
女が地獄へ落とさない限り悪事を続ける

「今度遊びに行ってもいいですか?」
「うちに来るの?」
「家を出てから訪ねたこともないし」
「マサキに鉢合わせるかもしれないわよ」
「叔母さんが叱ってくれてからは
ずっと無視されてたし大丈夫ですよ」
「まぁ でも私のいる時に来てね」
「わかりました」

マサキと20年ぶりの再会か

あのいたずらは兄の仕業だったので
よく考えれば大したことをされていない
別に犯されたわけでもないし
ちょっとハダカを見せあった程度のことだ

「あっ でもダイエット終わってからにします」
「ウフフッ どうしたの 気になる男の人でもいるの?」
「兄のことがあっていろいろ考えちゃって」
「そうね あんな寂しい・・・ あっ ごめんね
私よりチグサちゃんの方がつらいのに」
「だからピンと来てないですって」
「そっか じゃあ ダイエット終わったら連絡ちょうだいね」
「はい」

叔母とはこれから仲良くなれそうな気がする
この間会ったばかりだがまさか離婚してるとは
夢にも思わなかった



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兄の本性(6)

「どんなのお探しですか?」

店員の見た目は腕にタトゥーも彫ってあるし
チャラチャラしてるが印象は悪くない

「あっ ちょうどいいサイズのモノを・・・」
「ハハハッ お客さん 大胆ですね」

こんな店に入る時点で大胆には違いない

「ちなみにどれくらいですか
大きいのでしたらこれが最高ですけど」
「いえっ う~ん 普通くらいのサイズで
あと形はいろいろあるんですか?」
「はいはい 太いの細いのありますよ
あんまり売れないのは店に出してないですが
言ってもらえれば奥から探してきます」
「大きさはこれくらいで太さは・・・これかな」
「ちょっと小さめですね」

兄は普通より小さめだったのか
マサキも確か同じくらいだった

「ちょっと待ってくださいね
あっ これはダメですか」

ガラスケースの中から出してくれた

「ちょっと高くなるんですけどね」
「何十万とかじゃなければ大丈夫だけど
他にもあるなら見てみたいな」
「わかりました」

バイブもたくさん置いてあるが
オナホールやダッチワイフなど
男性向けのモノの方が断然多い

待ってる間 いろいろ見てまわった

兄もこういうモノを使ったことあるんだろうか
私の穴に近いモノを・・・
わかるわけないか 入れたこともないのに

「お客さん そんなの見てニヤニヤしてたら
男が大喜びしますよ」
「私なんか女性だと思われてないですって」
「知らないんですか お客さんみたいな体型の女性にしか
興味ない男も結構いるんですよ」
「本当ですか」
「いやっ そりゃあ 絶対数は少ないですけどね
結構胸も大きいしモテると思うなぁ」
「じゃあ 紹介してくださいよ
今日ダイエットプログラム入会したんで
半年後には普通の体型に戻る予定だし」
「もったいない」
「店長さんは興味ないんでしょ」
「俺ですか? 俺はロリコンなんで ハハハッ」
「ロリコンって中〇生とか?」
「いいっすねぇ 中高生が最高でしょ」
「捕まっちゃうわよ」
「通報しないでください 合意してる相手としか
やったりしないんで」
「ウフフッ 私も近親相姦してるから
他人のこと言えないけど」
「お客さん過激だなぁ」

出してもらったバイブはかなり兄のサイズに
近かったので購入した

「また遊びに来てくださいよ 何も買わなくていいんで
あっ 男も紹介しますし」
「そう? じゃあ ジムの帰りに寄るわ 名前はチグサ」
「チブサですか それはエロい」
「ハハハッ いいわ それでも」
「じゃあ また チブサさん」
「ウフフッ」

意外なところで自分の居場所を見つけた



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兄の本性(5)

「希望はどれくらいですか?」
「10代の頃の体重に戻りたいなって
だいたい20kgくらい減らしたいんですけど」
「食事制限も大丈夫なんですよね」
「はい」
「守っていただけないと成果は出ないので
それだけは約束していただいてるんです」

駅前のジムでダイエットプログラムが最近はじまった
多少お金はかかるが確実に痩せたいなら
ここに通うのが一番だとネットに出ていた

兄のおかげでネットサーフィンするようになった
今までパソコンは時々開く程度だったのだ

「半年くらいが健康的だと思うんですけど
お急ぎであれば3ヶ月でも可能です」
「そんなに早く痩せられるんですか」
「はい 越谷さんみたいなカラダの方は
一番痩せやすいんですよ」
「そうなんだ」
「食生活もお聞きしましたが糖質メインでしたし
最初の2週間くらいで5kgほどは痩せると思います」

ダイエットはひとりでやると
ついついなまけてしまう
結婚が決まってるわけでもない
私なんかなおさらだ

「じゃあ 次回は木曜日にお越しください
それまでに食べたモノは正確に報告してくださいね」
「はい」
「じゃあ 頑張りましょう」

食欲は性欲で解消するしかない

ジムの帰りに繁華街にある
大人のおもちゃのお店に立ち寄った
もちろん入るのははじめてだ

女性ひとりだとジロジロと見られる
カップルならともかく女ひとりで来る店じゃない
ネットでも買えるが直接見て買いたかったのだ

兄と同じサイズのバイブ を



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兄の本性(4)

エッチな動画を毎日ひとつづつ見ていった

兄は私を思い浮かべながら
オナニーしてたはずだ

あの頃の私ならどんな反応をするだろう

マサキに対しては怒りだけだったが
兄に頼まれたら仕方なく受け入れていた可能性もある

たったふたりきりの兄妹だったのだ

どうして同じ境遇で苦しんでいたのに
話もしなかったんだろう

私は後悔した

動画の中の妹たちは本当に可愛い

オフロの中でパイズリしたりして
笑顔でお兄ちゃんお兄ちゃんと甘えたり
フィクションだとわかっているが
今ならこれくらいなら平気で出来る

死ぬ前に連絡をくれれば・・・



私はピクチャを開いた

ここにもチグサフォルダを見つけた
ちょうど1000枚の画像が保存されている

動画を撮った時に撮影したモノだけじゃなく
浴室からすりガラス越しに映った私とか
着替えてる私とかいろいろ隠し撮りしたモノが
そこにはあった

ワレメのアップもある
こんなことならキレイに剃っておくべきだった

中〇生ではビキニを着ることもないし
キレイにしたりすることはないのだ

そもそも私は気にしていなかった
今も自然に生やしたままだ

この頃からクリトリスは大きめで
見てすぐに場所がわかってしまう

兄は一度も触ってないはずだ
動画でもかなり近くまで接近していたが
起きてしまうと思ったのだろう

ただ触られてたら声を出してしまったかもしれない

マサキもいろいろとしてきたが
私のこの大きめのクリトリスには
一度も触れなかった

彼氏に罵られたことを思い出す


「なんだ 大きいな おまえ 
スケベだから小さい頃から触りまくってたんだろ」
「そんなことないよ 生まれつきだよ」
「下品なワレメだぜ」


本当は舐めてもらいたかったが
結局一度も舐めてくれなかった
ボッキしてるモノを押しつけてきただけだ



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兄の本性(3)

私にも彼氏がいた時代はあった

この会社に入った頃に営業の付き添いで
行った会社の男だった

年はひとつ上で初めて会ってから
半年くらいした頃に告白された

「俺と付き合ってくれないか」

誰でもよかった 早くマサキの呪縛から
解かれたかったのだ

やりたい盛りの男はケダモノだ
交際をOKした日にホテルに連れ込まれた

「思ってたよりいいカラダしてるな」
「そうですか よかったです」

彼はかなり乱暴だった
優しくされた覚えは一度もない

どうしてマサキみたいな男と・・・
私から別れを告げた

「他に好きな人が・・・」
「はぁ? おまえ その顔でよく言えるな」
「ごめんなさい」
「こっちから願い下げだよ 消えろ ブス!」

殴られるかもしれないと思っていたが
あっさり別れられた
すでに二股されていたのかもしれない

そのあとは社員旅行で上司にセクハラされたり
そんなことが続いていたが
今では誰にも相手されなくなった

それもそのはずだ

女は男がいないとどんどん劣化していく
私は食欲に走り高校時代から20kgも体重が増えた

デブと言ってもらえる人はまだ幸せ者だ
もう見てもくれないのだ 私なんか

ダイエットする理由も見つからない

そう思っていたが兄の撮影した中学時代の
自分のカラダを見て思いなおした

今のカラダだと兄も興味を示さないだろう

ハハハッ もういないのに

自問自答しながらもあの動画の中の
一番キレイだった頃の私に戻りたいと思いはじめた



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