≪最新作≫ 「ギャル姉がやってきた!」Kindle電子書籍発売!
「ギャル姉がやってきた!」の電子書籍の販売を開始しました
こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)

※表紙画像をクリックすると
Amazonの販売ページにジャンプします
こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「家事面倒だし 私 ここで住むわ」
「ウソでしょ」
「私 そんなに家にいないし平気平気」
「いやっ でも・・・」
北村ケント 23才
文具デザイン事務所[アリスタ]で働いている
高校時代の美術部の先輩がはじめた会社で
社員はまだ4人しかいない
その先輩も女性だが他の社員も女性で
僕は会社で唯一の男性社員だ
元々男らしさのカケラもないので
なんだか溶け込んでいる
ただゲイではなく普通に女性が好きだ
昔から洋画を観て育ったせいか
外国の女性にしか興味がない
姉はヒミコ 25才
小学校の時にギャル雑誌を見て覚醒し
中学入学の時には学校の規則も無視で
派手なメイクにアクセサリー満載で登校しはじめた
「じゃあ 学校行かなくていいの?」
これを言われると先生たちも困った様子で
注意しながらも見逃していた
PTAで話題になりそうなものだが
姉はそのあたり頭がいいのでPTA役員の娘を
自分の子分のようにしていた
高校は不良たちが行くところだったので
特に何も言われることなく
ギャルとして存分に楽しんでいた
20才を過ぎるともうギャルの世代ではおばさんだ
姉の友達は普通のOLになったり結婚したり
どんどんマトモになっていったが姉は違った
今でも派手な格好で出歩いている
ただ職業柄全く問題ない
高校の時からギャルショップ[MOH]で
バイトしてたが今はそこで雇われ店長をしている
店には姉の写真も飾ってあって
新しい世代のギャルに崇められている
うちの両親は伝統雑貨のバイヤーで
ここ最近は日本に戻ってきていない
僕が高校を卒業するまでは
母だけ日本で仕事をしていたが
そのあと家を売り払って父のもとに向かった
なので僕は大学からはひとり暮らしで
その時に入居した部屋に今も住んでいる
姉は高校を卒業してからは友達の家や彼氏の家を
渡り歩いていたが昨年はじめて部屋を借りた
ただ長続きせずに面倒になったという理由で
うちにやってきたのだ
「服とかアクセサリーとか置く場所ないよ」
「それは大丈夫 店の倉庫に置いたりしてるし
あと羽振りのいい友達のクローゼットにも」
「じゃあ その友達のところで住めばいいのに」
「もう25だからね 気を使うっしょ」
「ハハハッ お姉ちゃんらしくないなぁ」
「大人な発言ってやつよ ハハハッ」
姉は楽天家なのでどんなことでも大して悩むことはない
ただうちは1Kだ ロフト付きなので
スペースは問題ないがプライバシーが・・・
「洗濯好きな弟がいてよかったわ」
「全部やらせるつもり?」
「お金ちょっと入れるからさ」
「いくら」
「う~ん 3万でどうかな」
「食費も込みで?」
「細かいんだから 仕送り貯金してたんでしょ」
大学時代はアルバイトしてたが
親からも仕送りをもらっていて
実は結構貯金はある 姉にはバレてるようだ
「わかったよ でも3万払えなくなったら
洗濯も掃除も食事の準備もしないからね」
「わかったって ケントのパンツも洗ったげる」
「はぁ・・・」
-以上-

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
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-本文抜粋-
「家事面倒だし 私 ここで住むわ」
「ウソでしょ」
「私 そんなに家にいないし平気平気」
「いやっ でも・・・」
北村ケント 23才
文具デザイン事務所[アリスタ]で働いている
高校時代の美術部の先輩がはじめた会社で
社員はまだ4人しかいない
その先輩も女性だが他の社員も女性で
僕は会社で唯一の男性社員だ
元々男らしさのカケラもないので
なんだか溶け込んでいる
ただゲイではなく普通に女性が好きだ
昔から洋画を観て育ったせいか
外国の女性にしか興味がない
姉はヒミコ 25才
小学校の時にギャル雑誌を見て覚醒し
中学入学の時には学校の規則も無視で
派手なメイクにアクセサリー満載で登校しはじめた
「じゃあ 学校行かなくていいの?」
これを言われると先生たちも困った様子で
注意しながらも見逃していた
PTAで話題になりそうなものだが
姉はそのあたり頭がいいのでPTA役員の娘を
自分の子分のようにしていた
高校は不良たちが行くところだったので
特に何も言われることなく
ギャルとして存分に楽しんでいた
20才を過ぎるともうギャルの世代ではおばさんだ
姉の友達は普通のOLになったり結婚したり
どんどんマトモになっていったが姉は違った
今でも派手な格好で出歩いている
ただ職業柄全く問題ない
高校の時からギャルショップ[MOH]で
バイトしてたが今はそこで雇われ店長をしている
店には姉の写真も飾ってあって
新しい世代のギャルに崇められている
うちの両親は伝統雑貨のバイヤーで
ここ最近は日本に戻ってきていない
僕が高校を卒業するまでは
母だけ日本で仕事をしていたが
そのあと家を売り払って父のもとに向かった
なので僕は大学からはひとり暮らしで
その時に入居した部屋に今も住んでいる
姉は高校を卒業してからは友達の家や彼氏の家を
渡り歩いていたが昨年はじめて部屋を借りた
ただ長続きせずに面倒になったという理由で
うちにやってきたのだ
「服とかアクセサリーとか置く場所ないよ」
「それは大丈夫 店の倉庫に置いたりしてるし
あと羽振りのいい友達のクローゼットにも」
「じゃあ その友達のところで住めばいいのに」
「もう25だからね 気を使うっしょ」
「ハハハッ お姉ちゃんらしくないなぁ」
「大人な発言ってやつよ ハハハッ」
姉は楽天家なのでどんなことでも大して悩むことはない
ただうちは1Kだ ロフト付きなので
スペースは問題ないがプライバシーが・・・
「洗濯好きな弟がいてよかったわ」
「全部やらせるつもり?」
「お金ちょっと入れるからさ」
「いくら」
「う~ん 3万でどうかな」
「食費も込みで?」
「細かいんだから 仕送り貯金してたんでしょ」
大学時代はアルバイトしてたが
親からも仕送りをもらっていて
実は結構貯金はある 姉にはバレてるようだ
「わかったよ でも3万払えなくなったら
洗濯も掃除も食事の準備もしないからね」
「わかったって ケントのパンツも洗ったげる」
「はぁ・・・」
-以上-

