≪最新作≫ 「兄と妹の官能小説」 Kindle電子書籍発売!

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-本文抜粋-

「しばらくヨシエを預かってほしいんだけど」
「えっ!?」


橋口カズマ 40才 独身

高校を卒業してすぐに就職し実家を離れた

新幹線を使えば4時間ほどで帰れる場所だが
帰省するのは正月と父の命日だけだ

家には毎月仕送りをしている

自分が経済的な理由で大学進学をあきらめたので
妹には好きな道を選んでもらいたかった

結局そこまで勉強したいわけじゃなかったようで
友達に引きずられるように短大に入った 
そして家の近所の会社で働きだした

30代になってから私の仕送りで婚活をはじめた
料理教室に通ったり結婚相談所に登録して
見合いを繰り返した 

なかなか相手が決まらなかったのは
巡り合わせが悪かったとしかいいようがない

容姿は身内から見て平均より少し下といったところだ
顔は目が細いので今風ではないがスタイルは悪くない
少しぽっちゃり気味で女らしい

性格は従順 主張を押し通すことはないので
一緒にいて疲れることはない
婚活をはじめたのも母に言われたからだ


「どうして うちに?」
「電話で話すのもあれだけどね
ヨシエは今まで一度も男性経験がないのよ」
「あっ うん」

なんとなくはわかっていた

「結婚相手のシンジくんは8つも下じゃない」
「はじめて聞いた時はびっくりしたよ」
「老け顔だから同世代にしか見えないけどね」
「ハハハッ 確かに」

父の命日で実家に戻った時に相手方の家族と
食事をしたのでその時にはじめて会った

「年上を選んでくれたってことは
あっちの方も期待してるかもしれないじゃない」
「あっちってまさか・・・」
「子供が出来るまで籍は入れないことに
なってるでしょ シンジくんがヨシエに
がっかりするんじゃないかなって」
「そんな風には見えなかったけど・・・」
「シンジくんのご両親も本心では若い女性と
結婚させたかったはずよ ただシンジくんが
熱心だったからまとまっただけで」
「それはまぁわかるよ ひとり息子だし」
「結婚式も親戚だけの簡単な式にしたのは
すぐに別れてもダメージを受けないためよ」
「母さん 考えすぎだよ」
「心配じゃない 結婚しちゃったら
ヨシエのそばにはいられないし」
「ハハハッ 過保護なんだから」
「ヨシエ自身も不安そうなのよ
私からもいろいろ教えてあげてるんだけど」
「そうなんだ」

母が妹にセックス講座をしてることを考えると
なんだか笑えてくる

「じゃあ 男について教えればいいってこと?」
「ううん 実際にセックスをして
教えてあげてほしいの」
「なっ!? 何言ってるんだよ」

-以上-

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兄と妹の官能小説(1) 「じゃあ 男について教えればいいってこと?」

「しばらくヨシエを預かってほしいんだけど」
「えっ!?」


橋口カズマ 40才 独身

高校を卒業してすぐに就職し実家を離れた

新幹線を使えば4時間ほどで帰れる場所だが
帰省するのは正月と父の命日だけだ

家には毎月仕送りをしている

自分が経済的な理由で大学進学をあきらめたので
妹には好きな道を選んでもらいたかった

結局そこまで勉強したいわけじゃなかったようで
友達に引きずられるように短大に入った 
そして家の近所の会社で働きだした

30代になってから私の仕送りで婚活をはじめた
料理教室に通ったり結婚相談所に登録して
見合いを繰り返した 

なかなか相手が決まらなかったのは
巡り合わせが悪かったとしかいいようがない

容姿は身内から見て平均より少し下といったところだ
顔は目が細いので今風ではないがスタイルは悪くない
少しぽっちゃり気味で女らしい

性格は従順 主張を押し通すことはないので
一緒にいて疲れることはない
婚活をはじめたのも母に言われたからだ


「どうして うちに?」
「電話で話すのもあれだけどね
ヨシエは今まで一度も男性経験がないのよ」
「あっ うん」

なんとなくはわかっていた

「結婚相手のシンジくんは8つも下じゃない」
「はじめて聞いた時はびっくりしたよ」
「老け顔だから同世代にしか見えないけどね」
「ハハハッ 確かに」

父の命日で実家に戻った時に相手方の家族と
食事をしたのでその時にはじめて会った

「年上を選んでくれたってことは
あっちの方も期待してるかもしれないじゃない」
「あっちってまさか・・・」
「子供が出来るまで籍は入れないことに
なってるでしょ シンジくんがヨシエに
がっかりするんじゃないかなって」
「そんな風には見えなかったけど・・・」
「シンジくんのご両親も本心では若い女性と
結婚させたかったはずよ ただシンジくんが
熱心だったからまとまっただけで」
「それはまぁわかるよ ひとり息子だし」
「結婚式も親戚だけの簡単な式にしたのは
すぐに別れてもダメージを受けないためよ」
「母さん 考えすぎだよ」
「心配じゃない 結婚しちゃったら
ヨシエのそばにはいられないし」
「ハハハッ 過保護なんだから」
「ヨシエ自身も不安そうなのよ
私からもいろいろ教えてあげてるんだけど」
「そうなんだ」

母が妹にセックス講座をしてることを考えると
なんだか笑えてくる

「じゃあ 男について教えればいいってこと?」
「ううん 実際にセックスをして
教えてあげてほしいの」
「なっ!? 何言ってるんだよ」
「こんなこと他の人に頼めないでしょ
秘密にしてくれるって保証もないしさ」
「いやっ でもはじめての相手は荷が重いよ
だいたい兄妹でそんなことするなんて・・・」
「あんまり深く考えなくていいじゃないの
私に言われて嫌々やってあげるってことでさ
そうだ カズマは経験あるよね」
「彼女いたって知ってるだろ」
「随分前のことだから忘れたわよ ハハハッ」

彼女がいたのは20代の頃だ 一応2年間付き合った
もう10年以上自分で慰める日々が続いている
ずっと彼女は欲しいと思っているが出会いがない

その彼女はもう辞めたが会社の後輩だった
妹よりもブサイクだったが告白されたので
流されるままに付き合いはじめた
当時はセックスだけを楽しみに付き合っていた

「あのあと何もないわけじゃないでしょ」
「まっ まぁ」

情けないので軽くウソをついた

「本当はカズマに先に結婚してほしかったけど
まぁ あんたはひとりでも大丈夫だから」
「大丈夫じゃないって」
「でも私の面倒は見てもらわないとね」
「母さん こっちで一緒に住むつもり?」
「ひとりで生活が出来ないようになってからね
もしかして嫌がってる?」
「まさか 長男の務めだし・・・」
「元気でいられるように気をつけてるから
そんなに心配しないで お父さんみたいに
突然死んじゃうこともあると思うけどさ」
「縁起でもないこと言わないでよ もう」
「ハハハッ 冗談言えるほど元気ってことよ」


私と妹の禁断の関係は母がきっかけではじまった

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兄と妹の官能小説(2) 「やっぱりお兄ちゃん嫌がってたでしょ」

「やっぱりお兄ちゃん嫌がってたでしょ」
「戸惑ってただけよ セックス出来るのに
本気で嫌なわけないでしょ」
「兄妹じゃなかったらそうだろうけどさ」
「OKもらったんだから早く準備して」
「う、うん」


橋口ヨシエ 37才

1か月後に結婚式を控えているが
不安を解消するために母の勧めで
兄のところに行くことになった

今は兄とは年に2回会うだけの関係なので
一緒に住んでいた頃に比べれば存在は薄い

ただ私の初恋は兄だ

小5の夏休みに公園で慰めてくれた時に
はじめて異性として好きになった

当時私は近所の男子にいじめられていた



「ヨシエ どうしたんだ」
「あっ お兄ちゃん・・・」

公園のベンチで途方に暮れていると
兄が迎えに来てくれた

「帰ってこないから探しにきたんだぞ」
「う、うん うっ うっ」
「泣いてるのか 何かあったんだな」
「・・・うん」

しばらく泣いたあとに兄に聞かせた

「アキラくんたちにスカートをめくられて
それでパンツを脱がされて・・・」
「えっ 何だって!?」
「そのパンツはあの噴水のところに・・・」

兄はパンティを拾いに行った

「ひどいな あとで母さんに言わないと」
「言ったらもっとひどいことされるよ」
「これ以上ひどいことなんてされないって」
「でも・・・叩かれたりしたら・・・」
「そんなことしたら警察を呼ぶしかない
俺が助けてやれればいいけどアキラの父親は
ちょっと怖いからな」
「う、うん」

兄は中2だったが身長は私と同じくらいで
ケンカなんてするタイプではなかった

パンティの水を絞って渡してくれた

「もうはいても大丈夫だろ」
「ウフフッ 冷たいよ」
「気持ちいいだろ こんなに暑いんだから」
「うん」


小6になってオナニーするようになった

私は二段ベッドの上で寝ていたが
兄に気づかれないようにパンティを脱いで
ワレメを触っていた

二段ベッドの上で寝るようになったのは
兄が中学に入り先に起きるようになってからだ
それまでは私が下で寝ていた


初恋の終わりは中1の時に訪れた

早く学校から帰って部屋に入って
何気なく兄のベッドの方を見ると
レースの布が目に入った

それを布団からゆっくり引っ張ると
パンティで私のじゃなく母のモノだった

幻滅した

母のパンティで興奮してるなんて・・・


「これ お兄ちゃんのところにあったよ」
「あっ・・・カズマのシャツにでも
くっついてたのかな」
「そんなわけないと思うけど・・・」

母はそのことについて口をつぐんだ
何もなかったように日常生活は続いていったのだ


初恋は終わったが兄の気持ちは
理解出来るようになっていった

私も好きな男子のおちんちんを想像して
オナニーしていたからだ

そして兄は家を出て行った

部屋でオナニーしてる様子はなかったので
浴室やトイレでしていたはずだが
一度も見かけることはなかった

遠くの会社に入ったのは二人部屋が
原因だったのかもしれない

ただ兄のおかげで私もオナニーしやすくなった

両親のセックスも何度か覗いた

タンスに手をついた母にバックから突く父の姿
小さい時に見ていたらトラウマになっていたはずだ
多分兄がいる時は気をつけていたのだろう

そして父は突然亡くなった

3日前まで母とセックスしていたので
本当に誰にも想像出来ない事態だった

そのあと母は私の結婚相手探しに集中して
気を紛らわすようになった
なかなか相手が決まらなかったことは
結果的に良かったのかもしれない

そして私よりも先に母は新しい男を作った


「また出かけるの?」
「ちょっと友達とね」

「えっ 今帰ってきたの?」
「そう ちょっと店で寝ちゃってね」
「お酒くさいな もう」
「ごめん ごめん」

その友達が男だとわかるのに時間はかからなかった
母が出かける準備をしてる時に
電話がかかってきてそれに私が出たのだ


「ミユキさん ごめん 7時に変更ね」
「えっ あっ・・・」
「あれっ もしかして娘さん?」
「は、はい」
「ちょっと今日の約束7時に変更って
伝えておいてくれないかな」
「わかりました」

「お母さん 電話かかってきてたよ」
「えっ 誰から?」
「斎藤さんって」
「あっ あぁ 会社の人だわ それで?」
「7時に変更してほしいってさ」
「う、うん そっか」

彼氏だと言ってくれてもよかったのに
母はごまかした 不倫だったのかもしれない



「恥ずかしいだろうから
買っておいてあげたわよ」
「ありがとう」

コンドーム5箱を母から受け取った
1箱6個入りなので十分なはずだ
もし足らなければ買い足せばいい

「服はいらないわよ」
「でも・・・」
「外でセックスするつもり?」
「そんなわけないけど・・・」
「下着だけは多めに持っていった方がいいけど
普通の服ならカズマのを借りてもいいんだし」
「そっか」
「結婚相手も決まってるんだし
向こうでどんな風に思われても関係ないじゃない」
「お兄ちゃんの友達に会ったりすることないかな」
「偶然会うことはあるだろうけど
目的がはっきりしてるんだしカズマも
気を使ってくれるって」
「う、うん」

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兄と妹の官能小説(3) 「ガーリックステーキにするか」

「おぅ ヨシエ」
「お兄ちゃん」

駅で妹を出迎えた

「荷物はこれだけか」
「うん お母さんがこれで十分って
お兄ちゃんの服も借りれるし」
「あっ まぁ そうだな」

遊びに来たわけじゃないので確かにそうか

「じゃあ 何か食べてから家に行こう」
「うん 私 おなかすいてるんだよね」
「ハハハッ」

駅前にあるファミレスに入った

「なんだか変な感じだな
ここでヨシエと会ってるなんて」
「私も ここに来るのはじめてだし」
「そうだよな」

母もこっちに来てもらったことはない

「ガラガラでよかったね」
「まぁ 3時だしな」
「お兄ちゃん 夜勤明けでしょ」
「あぁ 寝起きだ」

「何にしようかな」

家に帰ったらこの妹とセックスするのだ
それを考えただけでギンギンになってくる

「スタミナのつくもの食べないと・・・」
「あっ そっか」

意識しない方がおかしい

「ガーリックステーキにするか」
「うん」
「ライスでいいか」
「うん」
「デザートも食べればいいんじゃないか」
「じゃあ・・・」

食べてる間は無言になった
お互いセックスのために食べてるようなものだ


「でも 本当にいいのか」
「えっ」
「母さんが話を大きくしてるだけで
実際にしなくてもわかることだから」
「お兄ちゃんがしたくないなら
しないやり方で教えてくれてもいいよ」
「いやっ そうじゃなくて やっぱりさ
はじめての相手っていうのが気になって」
「はじめてじゃなかったら平気だった?」
「えっ ほらっ まだマシっていうか」
「でもはじめてじゃなかったら
お兄ちゃんに頼まないよ こんなこと」
「まぁ そうだな ハハハッ」

妹が覚悟を決めて来ていることが
はっきりわかったので安心した

帰ったらすぐにはじめよう



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Author:北条光影

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