≪最新作≫ 「私と孫の官能小説」 Kindle電子書籍発売!
「私と孫の官能小説」の電子書籍の販売を開始しました
こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)

※表紙画像をクリックすると
Amazonの販売ページにジャンプします
こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「おばあちゃん 寂しくないの?」
大宮幸恵 69才
夫は12年前にがんで亡くした
定年前でまだ63才だった
今では6つ上だった夫よりも
私の方が年を取ってしまった
子供は2人いる
幸司 40才
私に似ておとなしい子だ
由美 37才
バツイチで今は近くの
ワンルームマンションで暮らしている
うちで一緒に暮らさない理由は
幸司の嫁の礼子さんが苦手だからだ
その礼子さんは44才
幸司とは出来ちゃった結婚だった
年上ということもあるが
おとなしい幸司を尻に敷いている
孫も2人いる
和也 19才
私からの流れを汲んだように
おとなしい子で高校を卒業してすぐ就職した
就職先は島田工業 学校が推薦してくれた会社だ
智也 16才
礼子さんに似て活発で成績優秀
高校も進学校に入った
この智也のために礼子さんは
派遣の仕事をしている
ただ家事を私に任せようとはしない
すべてを仕切りたい性格なのだ
「お母さんの家なのに大きな顔しちゃってさ」
「いずれ幸司のモノになるんだし
別にいいじゃないの」
「私は?」
「あんたは結婚するんでしょ」
「恋人は欲しいけど子供はもういいかなって
今の生活結構気に入ってるし」
「私に家事をやってもらえるからでしょ」
「無理やりやらせてるみたいに言わないでよ」
「ウフフッ でもここに来ると息抜きになるわ」
「家では話す人いないもんね」
「和也が時々声をかけてくれるけど」
「”寂しくないの?”でしょ」
「そう でもお父さんが亡くなってから
毎年のように言ってくれてるからね」
「好きなのよ お母さんのことが
お義姉さんがいるから遠慮してるんじゃない」
「そうだと嬉しいけどね」
由美がいる時はここで過ごすことが多い
家にいてもすることがあまりないからだ
小さな庭でいくつか花を育てたりしてるが
私が本当に好きなことは料理だ
ただ今は披露する場がない
この由美の部屋の台所は電気コンロがひとつで
まな板を置くスペースもなく
料理をするには不向きなのであまり作らない
家では礼子さんが食事の用意も洗濯もしてくれて
私は部屋の掃除をするくらいだ
「金曜日からちょっと旅行に行くから」
「恋人いないんじゃなかったの」
「友達と行くのよ でもそこで出会うかもね」
由美がいないなら週末はあの人に会いに行こうかな
-以上-

官能小説シリーズは北条光影作品の入門編として読んでいただければと思います

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)

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スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「おばあちゃん 寂しくないの?」
大宮幸恵 69才
夫は12年前にがんで亡くした
定年前でまだ63才だった
今では6つ上だった夫よりも
私の方が年を取ってしまった
子供は2人いる
幸司 40才
私に似ておとなしい子だ
由美 37才
バツイチで今は近くの
ワンルームマンションで暮らしている
うちで一緒に暮らさない理由は
幸司の嫁の礼子さんが苦手だからだ
その礼子さんは44才
幸司とは出来ちゃった結婚だった
年上ということもあるが
おとなしい幸司を尻に敷いている
孫も2人いる
和也 19才
私からの流れを汲んだように
おとなしい子で高校を卒業してすぐ就職した
就職先は島田工業 学校が推薦してくれた会社だ
智也 16才
礼子さんに似て活発で成績優秀
高校も進学校に入った
この智也のために礼子さんは
派遣の仕事をしている
ただ家事を私に任せようとはしない
すべてを仕切りたい性格なのだ
「お母さんの家なのに大きな顔しちゃってさ」
「いずれ幸司のモノになるんだし
別にいいじゃないの」
「私は?」
「あんたは結婚するんでしょ」
「恋人は欲しいけど子供はもういいかなって
今の生活結構気に入ってるし」
「私に家事をやってもらえるからでしょ」
「無理やりやらせてるみたいに言わないでよ」
「ウフフッ でもここに来ると息抜きになるわ」
「家では話す人いないもんね」
「和也が時々声をかけてくれるけど」
「”寂しくないの?”でしょ」
「そう でもお父さんが亡くなってから
毎年のように言ってくれてるからね」
「好きなのよ お母さんのことが
お義姉さんがいるから遠慮してるんじゃない」
「そうだと嬉しいけどね」
由美がいる時はここで過ごすことが多い
家にいてもすることがあまりないからだ
小さな庭でいくつか花を育てたりしてるが
私が本当に好きなことは料理だ
ただ今は披露する場がない
この由美の部屋の台所は電気コンロがひとつで
まな板を置くスペースもなく
料理をするには不向きなのであまり作らない
家では礼子さんが食事の用意も洗濯もしてくれて
私は部屋の掃除をするくらいだ
「金曜日からちょっと旅行に行くから」
「恋人いないんじゃなかったの」
「友達と行くのよ でもそこで出会うかもね」
由美がいないなら週末はあの人に会いに行こうかな
-以上-



官能小説シリーズは北条光影作品の入門編として読んでいただければと思います

