≪最新作≫ 「息子の嫁・熱帯夜」 Kindle電子書籍発売!

「息子の嫁・熱帯夜」の電子書籍の販売を開始しました

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

「なぁ 久々に穴を開けないか」
「まさか・・・」
「いいだろ 見るくらいなら」
「俺もまだ見てないんだぞ」
「見たいくせに」
「そりゃ・・・」

うちは俺の母親くらいしか女がいなかったので
浴室の壁にのぞき穴は開けていない

「真緒さんがいない時を狙わないとな」
「日曜日だな 確か買い物に行くって
義和が言ってた気がする」
「あぁ デートか それなら時間も大丈夫だな」

中学時代を思い出してしまう
あの時は鼻血が出るほど興奮していた

「俺が先だな」

村尾はもう勃起させている
俺は使ってないこともあって反応が遅い

「義男 もう薬に頼るしかないんじゃないか」
「まだ大丈夫だって」
「しごいてるのか ひとりで」
「たまにだけどな」
「引退間近じゃないか ハハハッ」

実は不安にはなっていた
気持ちは若いつもりだが衰えているのだ

「うちのやつならいつでも貸すぞ」
「いやっ さすがに・・・」
「勃たなくなったら男は終わりだからな」
「わかってるって」

「真緒さんがどこまで大胆になるか
今から楽しみだな 今年も暑くなりそうだし」
「手は出すなよ」
「当たり前だろ 犯罪者扱いするなよ
あくまで同意が前提だから」
「ツルッ禿がよく言うよ 全く」
「またおまえ・・・真緒さ~ん」
「わかった わかった 飲めって」

-以上-

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息子の嫁・熱帯夜(1) 「俺なんかと話してないで後継者作り頑張れよ」

「おまえたちの部屋にはエアコンを
設置してもいいんだぞ」
「何だよ 今さら 前田家の伝統なんだろ」
「そのせいで兄弟が出来なかったのかもしれないしな」
「はぁ・・・天国で母さんが泣いてるよ」



前田義男 67才

妻に先立たれしばらくひとりで暮らしていたが
息子夫婦が一緒に住んでくれることになった


息子は義和 38才

地元の同級生でひとりっ子なのは息子だけだ

俺も妻も子供好きだったが
結婚してすぐに打ち止めになってしまった

その原因かもしれない伝統というのが
夏を扇風機だけで過ごすというものだった

俺が提案したわけではない

亭主関白だった父親が冷え性の母親のために
作った伝統なのだ

「義男 これは前田家の伝統だからな」
「伝統って親父が今作ったんだろ」
「俺に歯向かうとはいい度胸じゃないか
それなら家でも建てるんだな ハッハッハ」

甲斐性のない俺には無理な話だった


息子の嫁は真緒 32才

一緒に暮らすまでは挨拶の時に
たった1回会っただけだった

その時はまだ妻も健在だった

「ここで一緒に暮らせればいいのに」
「そうですね」
「仕事がないだろ ここじゃ」
「わかってるわよ 真緒さん
義和はひとりっ子だからわがままだけど
よろしくね」
「俺の前で言うなよ 母さん」
「ウフフッ」


こっちで一緒に暮らせることになったのは
役場が募集した地域振興の職員に
息子が採用されたからだ


「でも本当にタイミングがよかったな」
「あぁ 前の仕事も辞めようと思ってたし」
「子供がいたら中々引っ越しも面倒だけど
まだおまえたちは2人だからな」
「俺たちは親父の面倒を見るために
一緒に暮らすわけじゃないからな
子供の面倒を見てもらうために・・・
まぁ 親父が役に立つかわからないけど」
「相変わらず生意気な口を聞きやがって」
「でも嬉しいんだろ 親父」
「あぁ 嬉しいよ 感謝すればいいのか」
「ウフフッ」


エアコン設置の提案は息子夫婦に
気に入られるためだ

ひとり暮らしには二度と戻りたくない

友達も若くないので夜までは相手してくれない
酔って帰っても妻の写真と話をするだけだった

「なぁ 俺が先に逝く約束だっただろ
どうしておまえが・・・」

息子が結婚して出て行ってから
新婚時代のように妻と楽しんでいた

若い時のようにケンカしては抱き合って・・・


「そうだ 親父 真緒は料理苦手だから
あまり期待するなよ」
「そうなのかい 真緒さん」
「は、はい 味オンチらしくて」
「小さい頃にジャンクフードばっかり
食べてたんだってさ まぁ 今もだけど」
「ハハハッ ここじゃ 町に出ないと
そんな店もないぞ」
「夜は俺が町で何か買ってくるよ」

「そうだ 真緒さんも働くんだってな」
「はい 働けるうちに少しでも
お金を貯めておこうかなって」
「でもまだ何も決まってないんだ
道の駅で欠員でも出ればいいんだけど」
「そうだ 一緒に農業でもして
その道の駅で野菜でも売るか」
「それいいな 親父も野菜を
作れるようになったみたいだし」
「おまえは・・・まぁ 友達が農業の
エキスパートだからやる気があるなら・・・」
「是非一緒にやらせてください!」
「いやっ 俺もまだまだ素人だから
真緒さんと一緒に教わる立場だけどな」

定年になって暇つぶしで野菜作りをはじめた
それまでは妻が花や野菜を育てていたのだ

ただあくまで趣味の延長といったところで
畑もそんなには広くない

「商品名は俺が考えるよ『前田家の野菜』
『真緒のトマト』『親父のじゃがいも』とか」
「ハハハッ」
「付加価値をつけて価格を上げるのが
都会の売り方だから」
「ビニールハウスがないと無理じゃないか」
「そういうのは専門外だから 
エキスパートと相談してよ」
「そうだな」

思いつきで言ってみただけだが
真緒も乗ってきてくれたので
話を進めることになった


「そうだ 俺もこっちに戻ってきたし
家ではその伝統の格好でうろつこうかな」
「真緒さんに嫌われるぞ」
「ハハハッ でも親父はその格好でいてくれよ
パジャマとか着られると気持ち悪いから」
「真緒さん 本当にいいのかい」
「えっ はい もちろん」
「そういうことは一番先に聞くものだろ
今さら気まずいとか言えるわけないし」
「ハハハッ そうだよな」

ランニングシャツとステテコが基本の格好だ
ちなみにブリーフも含めて白しか着ない

「まぁ 父親になってからでいいか」
「そこまで伝統を気にするなんて
どういう風の吹き回しだ」
「前田家の真の後継者として当然だろ」
「時代小説でも読んだのか」
「いやっ 大河ドラマにはまっててさ」
「ウフフッ」
「ハハハッ」

「俺なんかと話してないで後継者作り頑張れよ」
「言われなくてもバンバン作るから」
「あなた・・・」
「じゃあ 真緒 一緒にお風呂入ろうか
親父 のぞきに来るなよ」
「バカなこと言うな」

会話のある家はやっぱり楽しい


「あいつが親孝行な息子になるとはな
おまえにもこの幸せを味わってもらいたかったよ」

いつも笑っている妻の写真に報告した

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息子の嫁・熱帯夜(2) 「真緒さんにあのことバラしてやろうか」

「そういうことだから頼むぞ」
「指導料はいくらくれるんだ」
「がめついな タダでいいだろ タダで」
「泰三さん よろしくお願いします」
「いやぁ こんなキレイな人に頼まれたら
断るわけにはいかないな」
「まわりくどいんだよ おまえは」
「何だよ 真緒さんにだけ教えるから
義男は帰れ 帰れ」
「ここは俺の家だろ もう酔ってるのか」

村尾泰三 67才

先祖代々農家をやってる生粋の農民だ
記憶がない時から一緒に遊んでいて
学校も高校まですべて同じところだった

お互い過去のいろんな秘密も握り合っている


「で 何を作るつもりなんだ」
「トマトとナスなんかは今まで作ってきたから
もちろん作るとしてあとは売れるモノだな 
真緒さんは何か作りたいモノあるのか」
「イチゴとか難しいですか」
「いやっ 簡単な方だが量を作るなら
いろいろと大変かもな」
「ビニールハウスか」
「あぁ 何ならうちのを使わせてやるよ
2つくらい空いてるから」
「泰三 気前がいいじゃないか」
「うまく出来なかったり売れなくても
俺のせいにするなよ」
「するに決まってるだろ」
「ウフフッ」
「こういう奴なんだよ 真緒さん
何ならうちの嫁になってくれないか」
「何人もいるだろ」

村尾には4人子供がいて全員男なのだ

一緒に住んでるのは長男の嫁だけだが
近くにみんな住んでいてよく行き来している

「真緒さんには束になってもかなわないから」
「確かにな」
「あっ 俺の嫁たちの悪口を言ったな」
「ハハハッ」
「真緒さんにあのことバラしてやろうか」
「おいっ」
「ウフフッ 何かあるんですか?」
「ないない 泰三 黙らないと大変なことになるぞ」
「美幸さんが亡くなったからって
ずいぶんと強気じゃないか」

村尾の長男の嫁の裸は何度ものぞかせてもらった
中学時代は村尾の姉が標的だった

風呂場の壁の穴は中2の夏休みに2人で開けた


「じゃあ 明日から教えてもらうとして
今日は乾杯するか」
「そうこなくっちゃな」
「今から飲むんですか」
「真緒さんも結構飲めるんだろ」
「はい でも・・・」
「義和には内緒にしてやるって」
「バカか ベロベロすればバレるだろ」
「そっか でも今から飲めば
夜にはもうアルコールも抜けてるだろ」
「じゃあ 少しだけいただきます」

「乾杯!」

酒盛りをはじめた

「俺も脱いでいいかな 真緒さん」
「えっ はい」

村尾はズボンを脱いだ 俺と同じステテコだ

「ウフフッ」
「義男に勧められて着てみたら悪くなくてな」
「同じ格好だけどハゲてる方が泰三だからな」
「おまえも結構キテるだろ」
「バカなこと言うな ツルッ禿!」
「もう怒ったぞ 真緒さん こいつは
うちの嫁の悪口を言えた義理じゃないんだ」
「わかった わかった 飲めって」

何とか酒を注いでうやむやにした


「私はもうこれで・・・」
「そうか まぁ いつまでも俺たちの
相手することはないぞ 何か用事があるなら」
「いえっ でもこれ以上飲んだら
寝ちゃいそうなので」
「昼寝しておいた方が夜励めるんじゃないか」
「泰三!」
「何だよ」
「いいこと言うじゃないか」
「ハハハッ」
「ウフフッ」

真緒の反応を見ていると
エロ話は嫌いでもないようだ

村尾と飲んでする話はエロ話しかない

「洗濯してきますね」
「そうか」

真緒が席を立つと勢いよく話し始めた


「いいケツしてるな」
「ケツならおまえのところの長男の嫁だろ」
「デカいだけだからな」
「最近は見てないけど垂れてきてるんじゃないか」
「まだ大丈夫だろ うちのも垂れてきたのは
45くらいからだったし 美幸さんは・・・」
「何だよ 知ってるだろ」

妻のおしりは小さめだった
村尾には何度か見せたことがある

寝ている妻を脱がせて見せたりしてたのだ

「亡くなる前にスワッピングしておけばな」
「まさか俺より先に逝くなんて思わないだろ」
「まぁな 美幸さんは丈夫だったしな」

脳卒中で倒れてそのまま逝ってしまった

村尾とはスワッピングの約束をしていた
妻に頼む前に亡くなってしまったのだ

ちなみに村尾の方はすでに伝えたあとだった

なので村尾の奥さんと会うたびに
妙な雰囲気になるが俺のモノは全く反応しない
やっぱり若い女がいいということだ

村尾の家で飲まないようにしてるのはそれが理由だ
酔ってる時に襲われそうな気がしてビビッてるのだ


「なぁ 久々に穴を開けないか」
「まさか・・・」
「いいだろ 見るくらいなら」
「俺もまだ見てないんだぞ」
「見たいくせに」
「そりゃ・・・」

うちは俺の母親くらいしか女がいなかったので
浴室の壁にのぞき穴は開けていない

「真緒さんがいない時を狙わないとな」
「日曜日だな 確か買い物に行くって
義和が言ってた気がする」
「あぁ デートか それなら時間も大丈夫だな」

中学時代を思い出してしまう
あの時は鼻血が出るほど興奮していた

「俺が先だな」

村尾はもう勃起させている
俺は使ってないこともあって反応が遅い

「義男 もう薬に頼るしかないんじゃないか」
「まだ大丈夫だって」
「しごいてるのか ひとりで」
「たまにだけどな」
「引退間近じゃないか ハハハッ」

実は不安にはなっていた
気持ちは若いつもりだが衰えているのだ

「うちのやつならいつでも貸すぞ」
「いやっ さすがに・・・」
「勃たなくなったら男は終わりだからな」
「わかってるって」

「真緒さんがどこまで大胆になるか
今から楽しみだな 今年も暑くなりそうだし」
「手は出すなよ」
「当たり前だろ 犯罪者扱いするなよ
あくまで同意が前提だから」
「ツルッ禿がよく言うよ 全く」
「またおまえ・・・真緒さ~ん」
「わかった わかった 飲めって」



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