≪最新作≫「庭先の情事」Kindle電子書籍発売!

「庭先の情事」の電子書籍の販売を開始しました

こちらの作品は書き下ろしの新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)



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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

「まさかここで暮らすことになるなんて・・・」
「今まで苦労かけたね」
「そんなことは・・・うっ」
「泣いてるのかい」
「お義母様の言葉をいろいろ思い出しちゃって・・・」
「忘れられるわけないよな」



大垣初音 30才 結婚3年目

県が主催した婚活イベントで年下の夫と知り合った


『まだ僕は平社員だけど父の会社を継ぐので
生活には苦労させません よろしくお願いします』


玉の輿に乗って私の人生は花開いたと思ったが
そんな簡単にはいかなかった


『何だかうちの家系とは合わないわ』


初対面の時に義母にそう言われた
夫にも何が理由か聞いたが教えてくれなかった


『気にしなくていいから ちゃんと説得するよ』


ただ説得は失敗して夫の実家と距離を置くことになった


『あなたみたいな人と結婚した子には
会社を継いでもらうことはないからね』


会社の実権を握ってるのが義母だということは
結婚してから知った 義父は婿養子だったのだ

夫は窓際に追いやられて義叔母の大学出たての息子が
次期社長候補として常務取締役に抜擢された


『解雇しないだけありがたいと思いなさいよ』


義母からは度々電話がかかってきた
夫には内緒にするように言われていたが
その都度夫には慰めてもらった


『ごめんな 母さんは一度嫌っちゃうともうダメなんだ』
『それなら何も言わず無視してくれればいいのに』
『本当にごめん』


私たちは団地暮らしをはじめた

手取り20万もない夫の収入では子供がいると
たちまち行き詰ってしまうので子作りは
先延ばしにすることにした

玉の輿だと友達に触れ回ってしまったので
共働きだけはしたくない 
それが私の最後のプライドになっていた


『初音はいいよね 将来安泰だし』
『いろいろと悩みはあるのよ』
『社長夫人になったらいろいろと奢ってもらわないと』
『ウフフッ そういうのは任せて』


友達にはいろんな理由をつけて会わないようにしてたが
全く会わないわけにもいかない


丸2年ひたすらガマンの日々が続いた

義母に対する恨みを夫にブチまける日々
夫婦生活も危機に瀕していたが
まさかの出来事がすべてを解決した


『母さんが倒れた』
『えっ!?』


-以上-

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庭先の情事(1)「まさかここで暮らすことになるなんて・・・」

「まさかここで暮らすことになるなんて・・・」
「今まで苦労かけたね」
「そんなことは・・・うっ」
「泣いてるのかい」
「お義母様の言葉をいろいろ思い出しちゃって・・・」
「忘れられるわけないよな」



大垣初音 30才 結婚3年目

県が主催した婚活イベントで年下の夫と知り合った


『まだ僕は平社員だけど父の会社を継ぐので
生活には苦労させません よろしくお願いします』


玉の輿に乗って私の人生は花開いたと思ったが
そんな簡単にはいかなかった


『何だかうちの家系とは合わないわ』


初対面の時に義母にそう言われた
夫にも何が理由か聞いたが教えてくれなかった


『気にしなくていいから ちゃんと説得するよ』


ただ説得は失敗して夫の実家と距離を置くことになった


『あなたみたいな人と結婚した子には
会社を継いでもらうことはないからね』


会社の実権を握ってるのが義母だということは
結婚してから知った 義父は婿養子だったのだ

夫は窓際に追いやられて義叔母の大学出たての息子が
次期社長候補として常務取締役に抜擢された


『解雇しないだけありがたいと思いなさいよ』


義母からは度々電話がかかってきた
夫には内緒にするように言われていたが
その都度夫には慰めてもらった


『ごめんな 母さんは一度嫌っちゃうともうダメなんだ』
『それなら何も言わず無視してくれればいいのに』
『本当にごめん』


私たちは団地暮らしをはじめた

手取り20万もない夫の収入では子供がいると
たちまち行き詰ってしまうので子作りは
先延ばしにすることにした

玉の輿だと友達に触れ回ってしまったので
共働きだけはしたくない 
それが私の最後のプライドになっていた


『初音はいいよね 将来安泰だし』
『いろいろと悩みはあるのよ』
『社長夫人になったらいろいろと奢ってもらわないと』
『ウフフッ そういうのは任せて』


友達にはいろんな理由をつけて会わないようにしてたが
全く会わないわけにもいかない


丸2年ひたすらガマンの日々が続いた

義母に対する恨みを夫にブチまける日々
夫婦生活も危機に瀕していたが
まさかの出来事がすべてを解決した


『母さんが倒れた』
『えっ!?』


早く死んでしまえと心の中では思っていたが
実際のところは私の方が精神的に先に参ってしまって
早死にしそうだと半分あきらめていたところだった

義母は意識を取り戻したが
記憶障害になってしまい介護施設に移ることになった
犬猿の仲の私が面倒をみることはない
義叔母が息子のために付き添うことになった

無能な息子を常務にした義母が頼みの綱だからだろう


『今までのことを水に流して家に入ってくれないか』


義母のうしろに隠れていた義父に私たちは呼ばれた



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庭先の情事(2)「父さんが俺たちの味方になってくれて嬉しいよ」

「じゃあ 入ろうか」
「うん」

この家に来るのは2度目だ

あの時は緊張していたのと義母に嫌われていたので
ゆっくり見る余裕はなかった

玄関を入って居間で義父母と顔を合わせてすぐに帰った
その悔しい記憶だけが残っている


大きな門構えで庭の広い平屋建ての大きな屋敷

ただ同じような屋敷が並んでいるので
このあたりに住んでいる人にとっては
普通なのかもしれない

私は高校を卒業するまでアパート暮らし
母子家庭で妹もいて本当に貧しかった

社会人になって友達と一緒に暮らすようになって
多少余裕が出来て家族への仕送りをはじめた
仕送りをやめたのは母が再婚したからだ

妹も私と同じように玉の輿の乗ろうと
日夜男漁りに精を出しているがそんなに甘くない
今のところ遊ばれて捨てられているだけだ



「初音さん いらっしゃい」
「お義父様 ありがとうございます」
「何を言ってるんだ あいつがすべて悪いのに」

義母をあいつと呼ぶ義父に惚れてしまいそうだ

「前田さんは?」
「あぁ 昨日までで辞めてもらったから
これからはこの3人だけだ」

前田さんはここの家政婦で
義母贔屓があからさまな人だったようだ
私もここに来た時に会ってるはずだが記憶にない

「初音さん 家事をすべて任せてしまって
本当にいいのかい 別の人を雇ってもいいんだよ」
「お義父様がダメだと思ったら雇ってください
こんな大きな家の家事なんてしたことないので」
「清掃なんかは時々業者を呼んでやってもらえばいい
庭師は月に1回来ることになってるが」
「そうなんですね」
「まぁ あいつの言いなりだった庭師だから
不都合があればすぐに切るつもりだ」
「そういうことは君が決めていいから」
「その通りだ これからはこの家のことは
初音さんが仕切ってくれればいい」
「父さんが俺たちの味方になってくれて嬉しいよ」
「当たり前だろ 血の繋がった父子なんだから」
「ハハハッ」

義父母の夫婦関係は相当冷えきっていたようだ



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庭先の情事(3)「本気にしちゃいますよ お義父様 ウフフッ」

「乾杯!」

義母が倒れて幸せを手に入れた3人での祝杯だ


「初音さんがアワビが好きだって聞いてたから
取り寄せてもらったんだ カキもあるぞ」

美味しそうなお寿司と刺身の舟盛りだ

「嬉しいな」
「俺は中トロでも食べようかな」

「わぁ 美味しい!!」

ただのアワビじゃない 勝利のアワビなのだ
格別な味なのは言うまでもない


「興味ないだろうがあそこがあいつの部屋だ」
「お義父様は一緒じゃないんですか」
「ハハハッ」
「うちは昔から別々だったんだ」
「さすがにおまえが生まれる前までは一緒だったけどな」

別々に寝ていれば夫婦仲が悪くなるのは目に見えている
一緒に寝て週に2回抱かれていても悪化してくるのだ

「まぁ 私とあいつの部屋は掃除しなくていい」
「お義父様のところもですか」
「あぁ ほとんど何も置いてないからする必要ないんだ」
「わかりました」
「あと社長のイスもなるべく早くおまえにやって
隠居するつもりだからこれからは自分でやろうと思ってな」
「もし母さんが回復して舞い戻ったら・・・」
「そういうことはないらしい 医者は現状維持も
いつまで続くかわからないと言ってたしな」

私の心配もそのことだった
ここに義母が戻ってくれば間違いなく追い出されるのだ

「そういうことだから孫の方もなるべく早く頼むぞ」
「えっ ハハハッ 父さんは全く」
「私が育ててやるから 初音さんは産んでくれればいい」
「本気にしちゃいますよ お義父様 ウフフッ」

気が楽になった もう避妊しなくていいのだ
ただこの生活もしばらくは楽しみたい

生理痛の悩みも消えるしピルはまだ飲み続けよう


「じゃあ 私はそろそろ休むよ」
「まだ8時過ぎだよ 父さん」
「おまえたちの出迎えを朝から待ちに待ってたから
もう疲れてしまったんだ 明日も起こさなくていいよ
仕事は昼から行くつもりだから」
「わかりました」
「おまえはちゃんと出勤しろよ 拓也があんなだから
社長就任に反対する人間はいないと思うけど」
「拓也にお礼をいっておかないとな」
「一生常務でも給料さえ渡しておけば文句言わないからな」
「叔母さんも拓也が仕事してないのわかってるから
強くは言ってこないだろうしね」
「あぁ あいつがいなければすべてうまくいくんだ」
「ハハハッ そうだね」


「シャワーでも浴びにいこうか」
「まだ酔ってない?」
「あぁ 大丈夫だよ」

居間で熱いキスを交わした
静かな家の中にイヤらしい音が響き渡る


「うわぁ 広いね 浴室も」
「中はちゃんと新しくしてあるから」

外国映画のように大きなバスタブが置いてある
珍しいのは大きめのイスがあるところだ

「どうしてここにイスなんか置いてあるの?」
「あぁ 母さん用なんだ 捨ててもいいけど」
「ううん あなた座ってみて」
「あぁ」

私は夫にまたがった 
義父も義母にまたがっていたはずだ

「こういうプレイも出来るのか このイスは」
「それ以外思いつかなかったんだけど」
「ハハハッ 2人は滅多に一緒に入ってなかったから
まぁ 新婚当時はわからないけど」
「じゃあ 休んでただけかな」
「前田さんに洗ってもらう時に座ってたのかもな
別に母さんから聞いたわけじゃないけど」
「早く元気になって」

ワレメを押しつけて刺激していった

「あっ あんっ やっぱり酔ってるんじゃない」
「口でしてもらいたいな」
「わかったわ 旦那様」
「ハハハッ 嬉しいな」

イスに座っている夫のモノを舐めていった

「初音・・・」

すぐに大きくなってきた
まだ酔いは浅かったようだ

「すごくカタい・・・ね」
「あぁ 君が色っぽいから」
「ウフフッ 愛してるわ あなた」

夫は立ち上がり私が代わってイスに手をついて
求めるようにおしりを突き出した


「あんっ あっ・・・」

いつもの夫のモノが私の中に入ってくる

至福の時間だ

義母からのストレスもなくなって
ただただ愛される悦びに酔いしれる

「はぁ はぁ キレイだよ 初音」
「あんっ あんっ あなた いいわ」
「もっと大きな声を出してもいいよ ここなら」
「あんっ ウフフッ お義父様に聞かれちゃうでしょ」
「いいじゃないか」
「そうね もっと叫びたいから もっと」
「あぁ はぁ はぁ あっ あっ」
「あ~ん あなた~」


明日夫は仕事だが部屋に入ってまたはじまった

「これからは毎日でも・・・」
「社長になるためにいろいろと忙しくなるでしょ」
「そうなんだよな 早く落ち着きたいよ」
「1年くらいは仕事を優先してくれていいわ
ここで暮らせるだけでも私は本当に幸せだから」


「まだ僕は平社員だけど父の会社を継ぐので
生活には苦労させません よろしくお願いします 
・・・だったかな」

あの日のプロポーズをし直してくれた

「ウフフッ 一字一句合ってるわ すごいね」
「何度もリハーサルしたって言ったろ」
「ウフフッ そうだったわね」

夫は出会った時と何も変わってない
義母のことで私だけが変わってしまったのだ



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