≪最新作≫大人の家族旅行【Special Edition】電子書籍発売!

大人の家族旅行【Special Edition】の電子書籍の販売を開始しました

<収録作品> 

1. 大人の家族旅行  
2. 兄と妹のはじまり
3. 妹だった彼女 母だった恋人

Kindle Unlimited用に再編集した
複数の作品が楽しめる特別版です

表題作は書き下ろしの新作小説です

※同時収録の「兄と妹のはじまり」と「妹だった彼女 母だった恋人」は
現在発売中の電子書籍と同じ内容となっておりますので
購入する場合はご注意ください



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

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大人の家族旅行(1)「あぁ にぎやかでいいねぇ」

「この年になってみんなで旅行するなんて
夢にも思わなかったわ」
「そうだな ただ今回の主役はおふくろだからな」
「ウフフッ ありがとね みんな」
「おばあちゃん 本当によくなってよかったよ」
「そうだね」


木下浩之 33才 独身

今回祖母の快気祝いということで
久々に家族揃って温泉旅行に行くことになった

僕は高校を卒業してすぐに家を出た
行きたい専門学校が近くになかったからだ

今はマンガ家になった友達の手伝いをしたり
時々依頼されるイラストを描いたりして暮らしている

収入は少ないがその友達の作業場で
暮らしているので特に生活には困っていない
母が時々食料を送ってくれることでも助かっている


父は浩二 57才 測量技師

母親のことを何よりも大切にしている孝行息子と
親戚からは言われている

次男なのに母親と暮らしているのがその証拠だ


母は万美 57才 専業主婦

僕が子供の頃はスーパーでレジを打っていたが
姉と僕が大学に進学しないことを宣言したので
そのタイミングで専業主婦になった


姉は速水万由 36才 専業主婦

中2の息子がひとりいる 名前は拓海

中学時代に部活の後輩と付き合いはじめて
そのまま結婚した

結婚式はあとだったので一応出来ちゃった婚だが
すでに家族ぐるみの付き合いだった

僕も家で姉と義兄がイチャついてるのを
何度も目撃したことがある


祖母は幸江 79才 未亡人

ここ5年くらいは入退院を繰り返していた
一時は危ないと言われたりしてたので
温泉旅行に行けるまで回復したのは奇跡に近い

祖父は20年前に亡くなっていて
そのあとずっと祖母はうちで暮らしている
僕も5年くらいは一緒に暮らした


「拓海も来てくれればよかったのに」
「あの子はもう別人だから 反抗期で」
「最近は正月にも顔を見せないもんな」
「男の子って本当難しいわ」
「浩之は楽だったけどね 反抗期といえば万由だし」
「ごめんね お母さん あの時は」
「ウフフッ こんなに素直になるなんて・・・」
「泣かないで」
「泣くわけないでしょ あの時のこと思い出すと
腹が立ってくるわ」
「ババアと言ったことは反省してます」
「あの時は今のあんたより若かったのよ」
「お父さん 何とかしてよ」
「ハハハッ お酒を飲んだりした時にも
ボヤいたりしてるから一生忘れないだろうな」
「今日はお背中流します お母様」
「姉ちゃん 顔が笑ってるって」
「うるさいわね 浩之は」

「あぁ にぎやかでいいねぇ」

車で5時間かけて目的地に到着した



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大人の家族旅行(2)「いいじゃないか 旅館といえば修学旅行だろ」

「おふくろ 大丈夫だった?」
「あぁ 快適だったよ」

祖母のための特別シートになっているが
長時間乗るのは今日がはじめてだったので
それだけを心配していたのだ

歩けないわけじゃないが念のため車イスでの移動だ

「いいところだね」
「設備とか写真で決めたんですけど正解だったかな」
「みんなはじめてだもんな ここは」
「そこまで寒くもないし露天風呂に入るには
ちょうど良さそう」
「うんうん」

今回の旅行は2泊することになっている
1泊だと慌ただしくなるからだ


「川の字で寝るんだね 今日は」

10人くらいは泊まれそうな広い和室の部屋だ

「このあと家族風呂に入るから
露天風呂は明日にしてくれよ」
「貸し切りなんだよね」
「あぁ 今日はうちしか使わないから
時間は気にしなくていいらしい」
「じゃあ 食事のあとに露天風呂に入りに行こうかな」
「その考えはなかったな 勝手にしてくれ」

「どんなお風呂なんだろ」
「姉ちゃんは見てないの?」
「そう 先に見ない方が楽しめるかなって」
「あっ そっか 僕も見なきゃよかったな」
「露天風呂の方が気持ちいいだろうけど
家族みんなで入ることなんてないもんね」
「家のオフロで4人で入ってたことはあるけどね」
「おふくろも一緒なのははじめてってことだな」
「あんたたちが大きくなってからもないでしょ」
「ハハハッ そうだよね」

ちょっと緊張してきた 大人になってから
母や姉にハダカを見られた記憶はない

姉のハダカも気になる 母は昔と変わらないだろうけど

ボッキなんてしてしまったら一生笑い者だ
このあとトイレで出しておかないと

「じゃあ 30分ほどしたら行こうか」
「そうね」
「浩之 その前に連れションでも行くか」
「ハハハッ 何よ その学生ノリは」
「いいじゃないか 旅館といえば修学旅行だろ」
「まくら投げもする?」

「楽しそうだねぇ」


廊下を出ると父が嬉しそうに話しかけてきた

「彼女はいないって言ってたよな」
「う、うん 出会いもないし」
「じゃあ しっかり出しておかないと
大変なことになるぞ」
「あっ う、うん」

性教育を父にしてもらったので気まずさはない

「万由もうちにいた頃より肉付きがよくなってるし
俺も見るのを楽しみにしてるんだ」
「自分の娘のハダカでも興奮したりするんだ」
「興奮というよりも好奇心だな おふくろたちも
おまえのちんちん見るの楽しみにしてるかもよ」
「まさか」
「おふくろは触ってくるかもしれない」
「えっ!?」

祖母とはいえ触られるとまた違う感じになる

「まぁ 出しておけばちょっとの間は大丈夫だろ 
無理になったら先にあがってもいいし」
「そんなことしたらバレバレだよ」
「ハハハッ みんな大人だから理解してくれるって
拓海なら見た瞬間にビンビンになるだろうけど」

僕は拓海と差がない気がする
生で女体を見るのが10年ぶりくらいなのだ
AVで見慣れてるとはいえ迫力が違う

「洗い場も確かあったしそこで出してもいいしな
その時は俺も付き合ってやるから」
「本当に?」
「女3人に男2人なんだ 俺たちは助け合っていかないと」
「うれしいな」
「何だ やっぱり心配してたのか」
「うん」
「よし しっかり出してこい」

こんな話をしてると中学の時の自分に戻った気がする

父はあの時もいろいろと気を使ってくれた
酔って帰って来る時にはおみやげとして
コンビニでエロ本を買ってきてくれたりしたのだ


「あっ あぁ~」

みんなが待ってるので強めにしごいてすぐ発射した



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大人の家族旅行(3)「じゃあ 大事なところは隠してね」

「おふくろ じゃあ 車イスに乗って」
「あぁ 悪いね」

祖母にはとにかく無理させないように
父は気を使っている

快気祝いの旅行で体調を崩したら元の子もないからだ


「微笑ましいな 拓海も将来こんな風に
私の面倒をみてくれるのかな」
「大丈夫よ 男は基本的にマザコンだから ねっ 浩之」
「あっ う、うん」
「浩之は元々反抗してないからね」
「愛情を注いでいれば子供は応えてくれるって
お義母さんも言ってたでしょ」
「お父さんはそうだけど伯父さんは・・・」
「結婚した相手にもよるだろうけどね
自分の家族を一番に考えるのは悪いことじゃないし」

そんなことを話しながら家族風呂に向かった


ガラガラッ

入ってすぐのところが脱衣スペースになっている
さすがに車イスを入れると狭いので廊下に置いて
祖母は立ち上がって入っていった

「気をつけてくれよ おふくろ」
「はいはい」

みんなが脱ぐのを待つのもおかしいので
僕は誰よりも早く浴衣を脱いで中に入った


写真では見ていたが思っていたよりも狭い

5人ならちょうどいいがそれ以上だと無理がある
子供が多ければ大丈夫かもしれないけど・・・
そうか 家族風呂を大人だけで使うことはないな

そんなことを考えていると父が祖母と入ってきた
もちろん2人ともハダカだ


「こんな感じなんだね」
「あれっ ちょっと狭くないかな
天井も高く見えたんだけど」
「父さん 多分あれは写真マジックだよ」
「そうだな」
「でもいいじゃないか」

かけ湯をして祖母は湯に浸かりはじめた

「そうだ 記念にここでも写真を撮ろうか」

姉が勢いよく入ってきた 一応タオルで隠している

「キレイに撮れないんじゃない」
「まぁまぁ いろいろと撮っておけばいいじゃない」

母も入ってきた あいかわらずの剛毛だ

「みんなおばあちゃんの横に並んで」
「僕はどこがいいかな」
「そうだな お父さんと浩之は中に入って
おばあちゃんのうしろにキレイに並んで」
「うん」

「じゃあ みんな大事なところは隠してね」
「ウフフッ」

カシャッ

「うまく撮れてるかな あっ 大丈夫だわ」
「見せて 見せて」
「これよ」
「いいわね」
「おばあちゃんも見て」
「う~ん はっきり見えないね」
「そっか 大きく引き伸ばしてから見せてあげるね」
「楽しみにしてるよ」

「お父さんと浩之も」
「あぁ おいっ おまえの毛が写り込んでるぞ」
「いいわよ それくらい」
「拓海に見せる時は気をつけないとな
これじゃ18禁だから」
「毛だけだったら18禁じゃないって」
「あぁ そうか じゃあ 見せてもいいな」
「ハハハッ」



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