≪最新作≫「ある日、突然に」Kindle電子書籍発売!

ある日、突然に【Special Edition】の電子書籍の販売を開始しました

<収録作品>

1. ある日、突然に
2. 父親の彼女@池田優子
3. 個室-女性専用タイム-
4. ギャル姉がやってきた!

Kindle Unlimited用に編集した
複数の作品が楽しめる特別版です

表題作「ある日、突然に」は書き下ろしの新作小説です

※その他の作品は現在発売中の電子書籍と
同じ内容ですので購入される場合はご注意ください



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
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ある日、突然に(1)「どうしたんだろうね 父さん」

「あぁ ちんちんがかゆいな」
「えっ!?」
「あなた・・・」
「・・・」

父の突然の言葉に食卓は凍りついた
うちでは考えられないことだからだ

昔から家族が揃ったところでは下ネタを
わかりやすいくらいに避けていた


酒井優大 29才 独身

うちは両親と姉の4人で暮らしている


父は優作 58才 サラリーマン

母は里美 56才 専業主婦

姉は夏美 32才 バツイチの出戻り 無職



「じゃあ 風呂に入ってくる」
「あっ はい」

父は席を立った

「ごちそうさま」

次に姉が食器を台所に持っていった

残されたのは僕と母だ
何とも気まずい空気が流れる

「おかわりする?」
「あっ うん じゃあ お願い」

聞かなかったことにするのかなと思ったが
そうはならなかった


リビングでテレビを見ていると
父がオフロからあがってきてこう切り出したのだ

「おまえもちんちんかゆくないか」
「えっ!?」
「あなた・・・」
「・・・」

どう答えるのが正解なのは全くわからない
困ったので母を見てみたが視線を逸らされた

「別に」
「そうか どうして俺だけこんなにかゆいのかな 
ハハハッ」

何が面白いのだろう 気まずいだけなのに

「あなた ちょっと・・・」
「何だ 何だ」

母が父を連れて部屋に入っていったので
今度は姉と2人になった

「どうしたんだろうね 父さん」
「う、うん そうね」

自然に話を振ったつもりだったが
空気がさらにおかしくなった

姉はバツイチなので男の生理にも詳しいはずだし
照れるような年でもない
ただ家族でこういう話題はないのが当たり前なので
戸惑っているだけだろう

「あんまり面白くないね 今日は」
「そうだね 変えようか 別のチャンネルに」

リモコンで次々にチャンネルを変えていく
さっきの父の言葉が浮かんで全く頭に入ってこない

「これにしようか」
「う、うん」

部屋の中では母が父のちんちんをどうしてるのだろう
きっと姉もそれを考えてるはずだ



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ある日、突然に(2)「どうして子供たちの前であんなこと・・・」

「どうして子供たちの前であんなこと・・・」
「おっ あぁ 気持ちいいな」

夫の言動には驚いたが子供たちほどではない
私は部屋に入ってすぐにしゃぶってあげた

「2人の時にならいいですけど・・・」
「はぁ はぁ あっ そこだ そこ」

「話聞いてるんですか」
「集中して舐めてくれ」
「わかりました」


「あっ あぁ あぁ~」

口の中に出されたものはすぐに飲み干した
慣れ親しんだいつもの夫の味だ


「今日久しぶりに宮下さんと会ってな」
「あの宮下さんですか」
「あぁ うちにも何回か来てもらったよな」
「はい」
「定年になったあとは系列会社で嘱託で働いてて
今までは会う機会もなかったんだけどな」

宮下さんは夫と同じ部署で働いていた

「何か話されたんですか」
「あぁ 昼休みに30分ほどな
実は宮下さんの奥さんは介助が必要になって
息子さんと2人で交替で見てるらしいんだ
まぁ 時々はプロの人も来るらしいけど」
「大変ですね」
「それでうちと同じで性については避けてたらしくて
息子が奥さんの介助する時にぎこちないって」
「最初だけでしょ」
「それならいいんだが慣れてくると
変な目で見られてるって奥さんに相談されたらしくて」
「実の子なんでしょ 別にいいじゃないですか」
「いやっ 普通の家庭ならもっとぶっちゃけてるから
そんなに気まずくなかっただろうなって」
「まぁ そうかもしれないですけど
私は優大にそんな目で見られても平気ですよ
もっと見てって言っちゃうかもしれないです
あなただって夏美に見られて困ります?」
「だからそれは・・・教育上大問題だろ」
「何を言ってるんですか 2人ともとっくに大人ですよ
夏美なんて結婚もしてたんですから」
「どっちにしても慣れてる方がいいだろ
そういう話をすることに」

「それにしても突然だからびっくりしましたよ」
「予告するのも違うだろ 特別な話でもないのに」
「私には言っておいてくださいよ」
「ハハハッ 確かにな」

夫の言いたいことはわかった

「じゃあ こういうところも見せちゃうんですか」

おとなしくなった夫のモノを咥えこんだ

「ハハハッ それはやりすぎだろ おっ
普通の家族くらいまでオープンにすればいいって」
「そんなのどれくらいなのか知りませんよ」
「おまえのところはどうだったんだ」
「うちはお父さん以外女だったから生理の話も
してましたけど普通ではないでしょ」
「まぁ それは違うな うちは同じようなものだったし」

夫は家系的な流れで下ネタを避けていたのだ

「とりあえずおちんちんの話をすればいいですか 私も」
「う~ん このおっぱいをチラチラ見せたりして
慣れさせておけばいいんじゃないか」
「あんっ もう ウフフッ」
「いやっ 揉ませてやってもいいか」
「私はいいですよ 優大が嫌がりそうですけど」
「まぁ それはあるな 俺もおふくろのおっぱいなんて
全く興味なかったし」
「思春期の頃もですか」
「あぁ ほらっ 幼なじみがいたって言ったろ」
「明美さんね 子だくさんの」
「俺と工藤と明美の弟の3人は恵まれてたよなぁ」
「そうですよ」

マセていた明美さんにいろいろいたずらして
楽しんでた話は付き合ってた頃に聞かされた

「明美さんをうちに呼んだことないですね」
「ずっと子育てが忙しそうだったしな でもそろそろ
手も離れてる頃だしいいかもしれない」
「いたずらされてどう思ってたのか聞きたいですよ
そういうのもこれからはうちで話するってことでしょ」
「あぁ 子供たちが聞いてても気にせずに
そういう話をどんどんしていこう」

「じゃあ ちょっとリハーサルしてみましょうか
さっきの言葉もう一回言ってみてください」

「あぁ ちんちんがかゆいな」
「かいてあげましょうか あなた」
「ハハハッ あとで頼むな」

「うまいでしょ 私」
「あぁ いけそうだな」

「ちょっと夏美といろいろ話してきますね
あなたも優大のところに行けばいいじゃないですか
男同士でする話もあるでしょ」
「今日はもう寝るよ」
「まさか疲れちゃったんですか」
「年かな 俺も ハハハッ」



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ある日、突然に(3)「姉弟揃ってひとりで慰めてるなんて」

「あれっ 夏美は?」
「お風呂入るって」
「そっか 何見てるの あっ 今日だったわね」

息子と2人でテレビを見ることにした
パジャマの一番上のボタンは外してある

「優大」
「何?」
「優大もおちんちんがかゆくなったら言ってね」
「はぁ?今日は母さんも父さんもおかしいよ」
「ウフフッ そうよね でも気にしないで」
「気になるって」

テレビどころではないようだ

「あっ・・・」

明らかに私の胸の谷間に視線が動いた

「どうしたの?」
「ボタン外れてるって」
「本当だ ありがとね」

白々しくないようにするのもなかなか難しい


ガチャッ

「あっ 夏美 あがってきたのね 
じゃあ 次は優大が入る?」
「う、うん」

息子はそそくさと立ち上がってリビングを出て行った
入れ替わりで娘がとなりに座った

「はぁ 気持ちよかったぁ」
「ドライヤーはしないの」
「うん 髪のためにね すぐに寝れないけど」
「そうよね そのまま寝たら大変だわ」

「夏美」
「うん?」
「そろそろ新しい彼氏でも連れてきてよ」
「だから懲り懲りなんだって」
「寂しいでしょ その年だと」
「何を言ってるの お母さん
さっきのお父さんもだけど何かあったの」
「何もないわよ 普通じゃない」
「普通って・・・」

「姉弟揃ってひとりで慰めてるなんて」
「ちょっと・・・」
「違うの?そういう相手だけはいるってこと?」
「いないけど・・・お母さん 本当にどうしたのよ」
「いいじゃない 友達みたいに話してよ」
「出来ないって 普通もしないだろうし」
「そうなの 友達に聞いたことあるのね」
「ないけどそういうものでしょ 家族でそんなこと・・・」
「ウフフッ うちが異常だったのよ 本当は」
「さすがにしなさすぎだとは思ってたけど・・・」

子供たちには性教育をしていない

娘には生理がはじまった時に少し話したが
詳しいことは学校や友達に聞いてすでに知っていた

息子の夢精したパンツは何度か洗ってるが
それについて何も言ったことはない
最近は全くそういうこともなくなったので
自分でしっかり処理してるのだろう


「明日は一緒にお風呂入ろうか」
「別にいいけど」
「本当に?」
「でも久しぶりだね お母さんと入るのって
う~ん 高校の時以来かな」
「そうね 温泉に行った時に一緒に入ったもんね」

言ってみるもんだ 渋々じゃなくてよかった

こんないい子に育ってくれたのに
今までのやり方を変えてもいいのかな



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ある日、突然に(4)『ちょっと着替えるから』

父に続いて母までおかしくなってしまった

胸の谷間は明らかにわざと見せてたに違いない
そういうだらしなさが全くない母なのだ


「はぁ はぁ あっ あぁ~」


母のモノだとはいえ久々に生のおっぱいを
ネタにしてしまった

姉が出戻ってきてからまた二人部屋になったので
オナニーは浴室かトイレでしか出来なくなった
早く再婚でもして出て行ってもらいたいが
しばらく男は懲り懲りだと宣言してたので
かなり先になるかもしれない

もちろん僕が結婚して出ていければ最高だが
その予定は全くなく彼女いない歴は記録更新中だ

現在は23年 彼女がいたのは小1の時
それは含めないと言われれば29年になってしまう

童貞だけは何とか捨てたがもちろん相手はプロだ
成人式のあとに友達3人でそういう場所に行った
毎年恒例にしようと約束してたがどんどん裏切られ
彼女がいないのが僕だけになって行くのもやめた

ひとりで行っても虚しいだけだ

オナニーしてる方が気楽だし楽しい
それ以降は姉が出ていくまで個室ビデオ店に通っていた

姉が出戻ってきてからも月1回くらいは通っている


「優大 今日はゲーム付き合ってよ
明日は仕事休みでしょ」
「う、うん」

部屋に行くと姉が待ち構えていた

「明日は何も予定ないの?」
「あるよ 夜だけど友達と飲みに行く」
「そっか」
「姉ちゃんは?」
「いつものところに行くだけ」

姉は近所に住んでいる友達の家にほぼ毎日行っている
その友達には小さい子供が2人いるので
面倒をみながら世間話とかゲームをしてるようだ

ちなみに姉には子供はいない

「じゃあ 今日はこれね」
「また僕が勝っちゃうけどいいの」
「いろいろ戦略を勉強したから甘く見ないでね」
「あっ だからずっとやってなかったんだ これ」
「そう 友達のところでも結構やってるしね」
「巻き込んじゃかわいそうでしょ
シミュレーションなんて興味ないだろうし」
「無理やり相手してもらってるのよ」
「ハハハッ」


ゲームをする時はいつでも寝れるように
となりに並べて布団を敷く

いつもは少し離して敷いたりするが特に決まりはない
小さい時から同じ部屋なので気を使うこともない

ただ着替えの時は見ないようにしている
確か姉が中学に入った頃からだ

『ちょっと着替えるから』

そう言われることもあるが言われなくても
着替えはじめたら反対を向くのが当たり前になっている



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