新しい兄妹(1)「私もサービスしてあげよっかな」

「お兄ちゃん!」

「あっ あぁ フミカ」
「ウフフッ」


小岩フミカ 24才

離れ離れになっていた兄と22年ぶりに再会した

兄は多少記憶あるだろうが私には全くない
父が若くなったような男が急に現れた感じだ


兄はタケル 29才

ずっと母と暮らしていたが再婚することになり
邪魔になったのか親たちの話し合いでこっちに来た

うちにとって悪いことではない
生活が潤うことは間違いないからだ


『パパ やっと団地から脱出出来るね』
『すぐに結婚するかもしれないぞ』
『婚約者とかいるの?』
『いやっ 彼女もいないって聞いてるけどな』
『モテないんだ お兄ちゃんって』
『俺も詳しいことは知らないって
会ってからいろいろと聞いてみればいい』
『あぁ 楽しみだなぁ 貯金たくさんあるかなぁ』
『困った奴だな』
『お兄ちゃんにわがまま言うのは妹の特権なんでしょ』
『まぁな ほどほどに甘えればいい』


父はテルオ 52才

ハゲてるので年齢以上に老けて見える
優しいことだけが取り柄のお人好しだ

給料が少ないのでうちはずっとプチ貧乏をしている
私が無駄に私立の女子校に行ったことも関係あるけど


「まぁ 徐々に慣れてくるさ」
「それでお兄ちゃんはパパのこと何て呼ぶの?」
「あっ 親父とか父さんとかどうしようかなって」
「俺は何でもいいけど昔はパパって呼んでくれてたな」
「ハゲちゃってパパって感じじゃないよね
私はもう変えられないけど」
「じゃあ・・・親父でいいかな」
「あぁ」
「親父っぽいよね この頭は お金があったら
増毛とかカツラとかいろいろとごまかせるけど」
「今さら手遅れだって」
「そんなだと一生再婚出来ないよ」
「別にいいさ とりあえずフミカが嫁に行くまでは
そういうのは考えてないし」
「彼女は早めに作ってよ 寂しい老後になっちゃうから」
「あぁ わかったわかった」

「ハハハッ 仲良さそうだなぁ」
「そりゃあ ずっと2人暮らしなんだから
お兄ちゃんはママと仲悪かったの」
「う~ん 反抗期もあったり大人になってからは
お互い家にいないことも多かったから」
「ママって遊び人なんだね」
「仕事の延長ってこともあるけど」
「ホステスさんだっけ」
「あぁ 天職だって言ってたから
まさか再婚するとは思わなかったよ」
「運命の男に出会っちゃったのね パパ以外の」
「そうかもな」

「でも本当に俺が部屋使ってもいいの」
「さすがに一緒だと気を使うだろ」
「別にいいんだけど」
「ちょっと窮屈だからな こっちの方が俺もいいんだって」

うちは2DKなので部屋が2つしかない

ひとつは私が使っているので父の部屋を
兄に使ってもらうことにした

ちなみに父のモノはすべて居間に移動させた
食卓の横に父の簡易ベッドがあるという感じだ


「マンションからだとかなり狭く感じると思うけど
なんとかガマンしてくれ」
「そんなの気にならないって」
「ウォシュレットだったんでしょ」
「あっ まぁ そうだな」
「お兄ちゃん すぐに結婚しないなら引っ越そうよ」
「それもいいな まぁ 親父が決めることだけど」
「私もちょっとは家にお金入れるから」
「本気か フミカ バイトの給料半分入れるって」
「そんなこと言ってないでしょ 2万くらいなら・・・」
「ハハハッ 本当に気持ちだけだな
2万じゃデザート代にしかならないぞ」
「もう!パパがもっと稼げばいいでしょ」
「禁句を言ったな おまえ~」
「ケンカしないで 2人とも」
「ウフフッ ケンカじゃないよ 漫才だから」
「そうだぞ タケルもフミカの言うことは
話し半分で聞いてればいいからな 2万もウソだろうし」

「アイスでも食べよっかな お兄ちゃんも食べる?」
「あっ あぁ」
「バニラとオレンジ どっちがいい?」
「じゃあ オレンジで」


父は私に気を使って友達を家に連れてきたりしないので
この家に父以外の男がいること自体不思議な感じだ

覚えてるところだとエアコン掃除の人と
小さい頃私の誕生日会に友達が連れてきた弟くらいかな

あとこの家は私のための家という感じになっている
兄が使う部屋以外は女の子仕様だ
ぬいぐるみやおもちゃはかなり整理したが
私が描いた絵も飾ってあるしシールもペタペタ貼ってある


「お兄ちゃん」
「うん?」

「じゃあ 俺はフロにでも入ってくるかな
フミカがいろいろと聞きたいらしいから」
「はいはい 行ってらっしゃい」

「よく見るとあんまりパパと似てないね」
「そうかな 母さんはそっくりだって言ってたけど
髪の毛があるからじゃないか」
「ハハハッ そうかも 私はママに似てる?」
「いやっ 顔は似てないかな」
「じゃあ 性格は似てるってこと?それともスタイル?」
「性格だけどそんな感じがするだけかな」
「全然ママのこと知らないから反応しづらいよ」
「ただ母さんよりもキレイだけどな」
「やったぁ でもサービストークじゃないの それって」
「そんなことないって」

兄は私の顔だけじゃなく全身を見ながらそう言った

「私もサービスしてあげよっかな」

立ち上がってスカートをめくった

「えっ あっ やめろって 何してるんだよ」
「ウフフッ だって慣れておいてもらわないと
パンチラくらいでびっくりされると困るから」
「まさか いつも・・・」
「そんなことないよ 昔はすっぽんっぽんで
走り回ってたけど一応もう大人だから」
「そっか」
「お兄ちゃんもパンイチくらいならOKだからね」
「ハハハッ」
「付き合いやすい妹でしょ」
「そうだな」

「仲良くしてね」
「あぁ こちらこそな」


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新しい兄妹(2)

「うらやましいな いきなり妹が出来るとか」
「いることは知ってたけどな」
「全く会ってなかったんだろ」
「あぁ 離れ離れになってからは1回もな
写真も見たことなかったし」


大森ユウジ 29才 

中学時代からの友達で仕事はDVD試写室の雇われ店長

DVD試写室というのは男のオナニーボックスだ


「それでどんな女に育ってたんだ」
「ちょっと軽いかもしれない」
「何かあったのか」
「あぁ いきなりスカートの中見せてきたんだ」
「はぁ? ありえないだろ いろんな奴に話聞いてきたけど
そんなことする妹はひとりもいなかったぞ」
「そうだよな でも大人だからな もう」
「色は」
「白 いやっ ピンクだったかな」

「ツイてるな おまえ 彼氏はいるのか」
「今はいないみたいだ」
「じゃあ 新品の可能性もあるな」
「新品だったらいきなりスカートの中は見せないだろ」
「お兄ちゃんには特別ってやつじゃないのか
何か買ってもらうための作戦かもしれないし」
「さすか妹研究家だな」
「研究っていうか妄想してるだけだけどな 俺は」
「ダメもとで家に帰って聞いてみろよ 隠し子いないか」
「張り倒されるって」
「ハハハッ」

「今日はこれ試そうかな」

妹シリーズのオナホールを手に取った

「おいおい 妹にぶちこむつもりかよ」
「大森の妄想だとそういう展開もあるんだろ」
「あぁ まずうっかり着替えを見てしまうのが第一段階
次にオナニーを見られて第二段階だな あとは流れで」
「そういう作品はどれなんだ」
「だいたいそうだって そこの妹コーナーで適当に選べよ 
スタイルが似てる方が興奮するんじゃないか」
「そうだな ショートカットだから・・・」

「巨乳なのか」
「う~ん そこそこ膨らんでたな」
「このエロ兄貴!」

店の商品陳列は大森が自由に出来るので
妹作品のコーナーは広めに作ってある

「じゃあ これ」

DVDを10枚選んで個室に移動した

すぐに頭の中でAV女優を妹に変換していく


「フミカ フミカ」

『お兄ちゃん ダメだよ』

「もうガマン出来ないんだ」

『あっ ダメッ お兄ちゃん 大きいよぉ』

「中に出すぞ」

『それは本当にダメだよ お兄ちゃん』

「うっ あっ あぁ~~~~~~」


早漏というわけではないが妹シリーズは
かなり狭く作ってあるので締まりがすごい

『お兄ちゃん 気持ちよかったよ』

「またやろうな フミカ」

『・・・うん』


大森の妄想をバカにしていたが悪くないな



「おつかれ」

「いやぁ ヤバいな 確かに」
「オナホールか 妄想の妹かどっちだよ」
「どっちもだけど そりゃあ・・・」
「家に帰ったらいるんだよな 本物のオナホールが」
「オナホール言うなって」
「そうなったら俺にも使わせてくれよ」
「それより彼氏募集中なら紹介してやってもいいぞ」
「マジかよ」
「ここに連れてくるのも面白そうだし」
「最低の兄貴だな 俺は嬉しいけど」
「お兄ちゃん歴が浅いからこその考えだろうな
あと今日見たAVの影響もある」
「これか 友達2人に妹を襲わせての見学プレイ」
「ハハハッ」


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新しい兄妹(3)

「先生 教えてください!」
「ウフフッ 任せて」

久保田マリ 24才 同じ団地に住む友達

小さい頃からお兄ちゃん自慢をしていた

大人になった今でもいろいろ買ってもらったり
自分の財布代わりにしてるので仕事をしなくても
私よりいつもリッチだ

マリのお兄ちゃんとは昔は一緒に遊んでいたが
さすがに大人になってからはあいさつするくらいだ

年は2つ上で今は塾講師をしている


「とりあえずどこまで実践したの」
「パンツは見せたよ スカートめくって」
「何だ もう結構勝負してるじゃない」
「思ってたよりカッコよかったからいいかなって」
「早く私も会いたいな」
「いつでも来て」
「まぁ でもフミカが慣れてからの方がいいかな
私に目移りしちゃったら困るでしょ」
「どんな自信よ 貧乳のくせに」
「あっ 先生に向かってそんなこと言っていいの」
「ごめんなさい」
「落第させるわよ」
「ハハハッ」

一応マリもCカップあるので世間的には貧乳ではない
私と比べればという話だ

「それでそれで」
「スキンシップは基本よ だいたい恋愛と同じだから
あと黙って見つめるのも効果的だから」
「何だよって言われるんじゃない」
「その時は何でもないって言って心配させるのよ」
「そっか」
「気分転換に買い物でも行くかって言われたら成功よ」
「貢がせるのね」
「それくらいしか役に立たないじゃない お兄ちゃんなんて
小さい頃なら人形遊びの相手役とかいろいろあるけど」
「クールだなぁ ケント兄ちゃんがかわいそう」
「それは違うわ 私が喜べばお兄ちゃんも嬉しいんだから」
「すべて計算づくってわけね」
「当たり前じゃない 女の基本でしょ」
「ただ女じゃなく妹としての技を教えてね
恋愛は私の方が得意だから」
「あぁ~ また禁句を言ったわね 落第落第」
「だって本当のことじゃない」

「まぁ 彼氏よりもお兄ちゃんの方が手なずけるのは簡単よ
ましてフミカなんてずっと会ってなかったんだから
甘えてくるのを待ってるかもしれないし」
「彼女がいないうちはね ケント兄ちゃんは今どうなの?」
「まだ前の彼女を引きずってるみたい」
「じゃあ ひとりでシコシコしてるんだね」
「それは彼女がいてもしてるって」
「ハハハッ 今度会ったらからかってみようかな
私のことネタにしてもいいよって」
「やめてよ 私の稼ぎが減るから」
「まさかそっちのお手伝いもしちゃってるの?」
「生身の女への興味がなくなると困るから
キスだけはしてあげてる」
「あいかわらず先をいってるなぁ 1回1000円?」
「当たり!」
「相場がわかってきたわ さすがに」

前に着替えをのぞかせたり使用済みのパンティを使わせて
3000円もらったと聞いてるのだ

「添い寝は1万円でいいよって言ってるんだけど
それはいいってさ」
「襲っちゃうかもしれないからでしょ」
「私が叫んだら親が飛んでくるからありえないって
ここが音漏れすごいの知ってるでしょ」
「ハハハッ 今でもおばさんたちセックスしてるの?」
「してるしてる パンパンッ あんっあんってさ」

昔おばさんに言わずにここに泊まった時に聞いたことがある
夜中にトイレに行って戻ろうとした時のことだ

『あっ あぁ~ん あんっ あんっ』


『マリ マリ おばさんたちエッチしてたよ』
『うっ うん? フミカ もしかしてのぞいてきたの』
『ううん おばさんの喘ぎ声が聞こえたから』
『あぁ 私もお兄ちゃんもそんなの聞き慣れてるから』
『そうなんだ』
『さすがにもう兄弟は増えないだろうけどね ハハハッ』


私はずっと父と2人暮らしだったので
そういう経験は全くなかった


「間違ってもタダでいろいろさせちゃダメだよ
基本的に男はすぐに調子に乗るから」
「それはわかってるって」
「ごめん 工藤のこと思い出させちゃったね」
「あいつは・・・」

工藤は私の初体験の相手だがセックスしたあとに
結婚したわけでもないのに急に態度を変えた最低男だ

「フミカも別の意味で引きずってるよね」
「まぁ 男性不信ってわけじゃないよ
厳選は大事だからね 一線を越えるまでは余裕だけど」

そのあとも2人の男と付き合ったが
一線を越える前に私からサヨナラした

「恋愛中に別の女でオナニーしてることを
告白するとか本当にバカだからね」
「ごめんね うちのお兄ちゃんも同類だわ」
「問い詰められても隠し通してくれれば
こっちにはわからないことじゃない
君のこと思い浮かべてしてるとかさ」
「ハハハッ ちょっとそれも無理あるんじゃない
させないくせにAV見るのガマンしろとか」
「知らないわよ」

「あぁ 私も早くこの彼とお別れしたいな」

マリはカバンからハンディ電マを取り出した
私も色違いを持っている

ちなみにマリはまだ処女だ

私の元カレ話をタイムリーに聞かせてたので
この前までいた彼氏に迫られた時に思いきれずに
フラれてしまった

「本当にお別れしたいって思ってるの?」

電源を入れてしまった

「ごめんね フミカ ガマン出来ない」
「ちょっとぉ 今日は私持ってきてないのに」

「じゃあ レズろっか」
「おばさんがもう帰ってきちゃうでしょ」
「いいから いいから」

レズるといっても触り合うくらいで
本気でするわけじゃない

「フミカ ベッドに横になって目をつぶってみて」
「何を企んでるのよ」
「私の手をお兄ちゃんの手だと思ってさ
いたずらされてる風にしようかなって」
「エロいなぁ マリは」
「お互い様でしょ」

電マを自分のワレメに当てながら私を責めるつもりらしい

「あっ あぁ~ん はぁ はぁ 気持ちいい」
「ちょっと自分だけ楽しまないで」
「寝てるのに喋っちゃダメじゃない」
「はいはい」

スカートをめくってパンティに顔を近づけてきた

「はぁ はぁ フミカ フミカ」
「ハハッ もう笑っちゃうでしょ」
「はいはい 黙って」

マリは焦らしながらパンティの上から触りはじめた
もうシミ出してる気がする

「はぁ はぁ」

ピンポイントでクリトリスあたりをいじってきた

「あっ あんっ あぁ~」

「フミカ ごめんな」

兄のモノマネが全然似てないので笑いを堪えるのが大変だ
そしてパンティをずらして直接触ってきた

「あっ あぁ~ん」
「ごめんな フミカ・・・おちんちんを・・・」

指が穴の中に入ってきた

そしてまさかの電マをクリトリスに当てられて・・・

「あっ ダメッ あぁ~~~~~~」

「フミカ 感じやすいんだな」
「ハハッ もう マリ 似てないって
今度は私がしてあげる」
「お願い」

「あっ あんっ あっ あぁ~~~~~」

マリはあっという間にイってしまった


ガチャッ

「ただいま~」

「お母さん おかえり~」
「おばさん お邪魔してま~す」

「美味しいドーナツ買ってきたから食べましょ」
「は~い」


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新しい兄妹(4)

「じゃあ 行こっか お兄ちゃん」
「あぁ」

今日の夜ごはんは回転ずしと連絡が入った
父とは店で合流することになっている

歩いて10分ほどのところにあるらしいので
妹と2人で向かうことにした


「私とお兄ちゃんって似てるかな」
「どうだろうな 似てるところもあるんじゃないか」
「顔はそんなに似てないよね」
「他人に聞けばそっくりっていうかもよ」
「そんなことないって」

「う~ん」

妹の顔をマジマジと見つめてみた

「似てるところ見つかった?」
「輪郭は同じな気がする」
「あぁ そうだね パパも同じだけど ママは違うの?」
「違うな」

「いつからショートカットなんだ」
「年末に切ったんだけど似合ってないかな」
「そんなことないって 可愛いよ」
「ウフフッ あっ 髪が長い時の写真見せてあげるね」

全然雰囲気が違う

「どうかな」
「今の方が若く見えるな 長いと大人っぽいっていうか」
「お兄ちゃんはどっちが好み?」
「どっちもいいと思うぞ」
「優柔不断は嫌われるよ」
「ハハハッ」
「あっ 笑ってごまかすつもりだ」
「バレたか ハハハッ」


「今日はどこ行ってたの」
「あぁ 友達のところにな 店やってるんだけど
昼間は暇だから」
「お店やってるなんてすごいね」
「あっ いやっ 雇われ店長だから」
「そうなんだ それでもすごいよ」

何の店か聞かれると思ったが大丈夫そうだ

「あっ そうだ 今彼氏いないんだよな」
「うん」
「その友達を紹介したいんだけどダメか」
「お兄ちゃんの友達を私に?」
「そんなに悪い奴じゃないから 顔はこれだ」

大森の写真を見せた ガッチリ系が苦手じゃないなら
いきなり嫌われるようなことはないはずだ

「スーツ似合ってるね」
「これは友達の結婚式に一緒に行った時のだから
普段はこんなにキメてないけどな」
「ふ~ん」
「興味ないなら忘れてくれ」
「ううん お兄ちゃんの友達なんだから
どっちにしても会うでしょ」
「まぁ そうだな」
「付き合うかどうかわからないけど・・・いいよ」
「本当か?」
「お兄ちゃんも一緒にでしょ」
「もちろん」

「そうだ 私の友達も一緒でいいかな
同じ団地の違う棟に住んでるんだけど」
「あぁ もちろんもちろん ちなみのその子は
彼氏がいたりするのか」
「お兄ちゃんも出会い求めてるんだぁ」
「彼女いないって昨日話しただろ」
「やっぱりや~めた まだ私とも仲良くないのに
先に友達と仲良くなられたら嫉妬しちゃうもん」
「何を言ってるんだよ フミカは一生妹なんだから
仲良くなるも何もないだろ ずっと大切にするって」
「本当に?」
「あぁ」
「じゃあ デート中でも私が呼び出したら来てくれる?」
「当たり前だろ 妹がピンチなのに
デートなんて楽しんでられないって」
「ふ~ん じゃあ いっか 手繋ごうよ」
「見られてもいいのか」
「知ってる人に会ったらお兄ちゃんだって紹介するから」
「フミカがいいなら じゃあ・・・」

妹と手を繋いで店に向かった

俺はこっちに知り合いがいないのでこの時間を楽しんだ
こんな簡単に体に触れるなんて・・・

あぁ 昼間のオナニーを思い出してしまう


「パパ~」

「ハハハッ 手を繋いで来たのか」
「私が無理やり繋いじゃったの」
「ハハッ」
「こんなに早く打ち解けてくれて嬉しいよ
小さい頃はおまえたち険悪だったから」
「そうなんだ」
「タケルも覚えてないのか」
「う~ん 母さんと寝てたことだけは覚えてるけど」
「普通その時期だと母親と寝るのはフミカだからな」
「お兄ちゃんってマザコンだったんだね」
「マザコンって・・・」
「フミカを突き飛ばした時はさすがに俺も怒ったけどな」
「ひど~い」
「いやいやっ その時フミカは喜んでたぞ」
「ハハハッ そうなんだ」
「いつも遊んでくれないのに相手してくれたからだろ」
「私はお兄ちゃんのこと大好きだったんだね」
「そもそもフミカは天使だったからな」
「今もでしょ!」
「あっ 親父 地雷踏んだんじゃない」

「ハハハッ じゃあ 食べるぞ~」
「パパ~」


「お兄ちゃん さっきからサーモンばっかり食べてるね」
「あぁ いつも半分くらいはサーモンだから」
「パパと一緒だね さすが親子だなぁ」
「そうなんだ 親父」
「俺の場合は半分どころか全部の時もあるけどな
サーモン10皿と茶碗蒸しとか」
「そっか そうだね」
「フミカもサーモン好きだったんだけど
最近は貝にハマってるんだよな」
「うんうん 赤貝が特に好きなの あとエンガワ」
「あぁ 俺もエンガワは必ず食べるよ」
「家族だねぇ ウフフッ」
「ハッハッハ」

赤貝好きの妹とか・・・大森が喜びそうだな


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新しい兄妹(5)

「マリマリ 急展開だよ~」

「まさかだけどお兄ちゃんが結婚しちゃうとか!?」
「ううん そうじゃなくてさ 私に」
「うんうん」
「友達を紹介したいってさ 彼女候補で」
「わぁ~ それは全く考えてなかったね」
「でしょ でしょ 顔も悪くないんだよね」
「イケメンってこと?」
「ガッチリ系 ラグビーとかしてそうな感じ
ただスーツ着てる写真だったから凛々しいっていうかさ」
「もう惚れちゃったの まさか」
「どんな人かわからないけどさ お兄ちゃんが
勧めるくらいだから変な人ではないと思う」
「まぁ そうだよね」

「マリも一緒に会ってくれない
お兄ちゃんもついでに紹介出来るし」
「それって合コンじゃない」
「ハハハッ そうなるね」
「2人とも私に惚れても怒らないでよ」
「はぁ・・・自信過剰過ぎるから 貧乳のくせに」
「あっ もう絶交しようっと あとフミカのお兄ちゃんに
ヤリマンだって言っちゃうんだから」
「ちょっと冗談だって それにヤリマンじゃないし」
「工藤と何発もやってたでしょ」
「その時は彼氏彼女だったからノーカウントでしょ」
「そうだ 私は新品ですって言っちゃおうかな
男ってそういうの嫌いじゃないらしいし」
「じゃあ 私も新品告白しちゃうもん」
「図々しいわよ ウソつくなんて」
「お兄ちゃんは私の言うこと信じてくれるもんね~だ
初対面のマリには負けないわ」
「ハハハッ それはそうね」

「行くでしょ」
「うん でもまさかフミカのお兄ちゃんが
はじめての相手になるなんて・・・」
「妄想がはじまっちゃったみたいね」
「だって一番安心だもん」
「まだ私もお兄ちゃんのこと
何もかもわかってるわけじゃないよ」

「おちんちんは大きいかな」
「まぁ パパに似てたら大きめだと思うよ
パンイチになってくれたらわかるけど」
「ちょっと怖いなぁ」
「はじめだけだって痛いのは 慣れてきたら
ケント兄ちゃんみたいな包茎だとガッカリだから」
「ちょっとぉ お兄ちゃんの悪口言わないで」
「おじさんもだよね」
「ボッキすれば標準だから 多分だけど」
「ウフフッ 必死なんだから マリがバカにしてたのに」
「あの時は調子に乗ってただけだよ 
仮性包茎の男がそんなに多いって知らなかったから」

「もしその電マくらいに太かったら痛いかもね」
「ちょっと怖がらせるのやめてって」
「いっそのこと言葉のわからない外国人としようとか
言ってなかったっけ」
「いつの話してるのよ でもちょっと楽しみだなぁ」
「マリとお兄ちゃんのセックスは絶対見てみたい」
「勝手にして もしお兄さんと付き合うことになったら
フミカには感謝しかないから」
「お兄さんって ウフフッ」
「だって名前まだ聞いてないから」
「そうだっけ タケルだよ」
「私のタケルさんか・・・フフフッ」


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