≪最新作≫ 「父兄のいる家」 Kindle電子書籍発売開始!

「父兄のいる家」の電子書籍の販売を開始しました

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(序盤のみ近日ブログにて公開します)



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

「お兄ちゃん まだ結婚しないの?」
「うるさいな」
「こいつがモテないの知ってるだろ」
「親父も母さんに捨てられたろ」
「何だと こいつ」
「言い過ぎだよ お兄ちゃん」
「ハハハッ いつものことだから」

私の家族は父と兄の3人家族

母は私が家を出たあと男を作って
出て行ってしまった 今も音信不通のままだ


父はタケオ 60才 タクシードライバー

個人タクシーを目指してはいるが
事故や違反でなかなか資格が得られない

私よりも小柄で頭は禿げあがっている


兄はハルオ 35才 スーパー従業員

モテない理由は顔もあるが
この年でまともに女性と付き合ったことが
ほとんどない 内弁慶な性格なのだ

ただ童貞ではない スーパーで働く人妻に
遊ばれていたことがあるのだ
兄抜きで親戚の集まりに行った時に
酔って父が教えてくれた

2人の趣味は競馬で兄が日曜休みの時は
一緒に競馬場に行ったりしている


家は2DKのマンションで
もうローンは払い終えている
元々中古だったので安くて途中からは
兄も協力して早めに完済したとのことだ


「ここに戻ってこようかなって」
「何だよ 急だな ひとり暮らし満喫してるんだろ」
「まぁね でも花嫁修業もしないといけないし
料理教室とかいろいろお金がかかるから
あと会社も辞めちゃったしね」
「えっ!? 辞めたのか」
「うん」
「寿退社するってついこの間まで言ってたのに」
「いろいろあったの」
「ふ~ん」

-以上-

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父兄のいる家(1) 「お世話になりました」

「おまえ三宅とも付き合ってたって本当かよ」
「それは・・・」
「信じられないな あんな奴と」
「あなたがこっちに赴任してくる前のことじゃない」
「どうして黙ってたんだよ」
「怒ると思ったからよ」
「詐欺じゃないか」
「別にはじめての男ってウソついてたわけじゃないでしょ」
「その方がマシだよ」
「でも誰に聞いたのよ」
「本人だよ 三宅」
「最悪・・・」

仕事の出来る男と何とか付き合えて
結婚間近まできたのに元カレに台無しにされた


水本アヤメ 32才


「誰にも言わないって約束したでしょ」
「あの野郎が俺のことバカにしやがったから
言ってやったんだ 俺のお古でよろしくやれよって」
「別れたあとも口止め料とかいって
さんざん私を抱いたくせにどこまで最低なのよ」
「・・・悪かったよ ごめん」

時々見せる素直な態度がこの男の救いだ

「あやまっても遅いよ もう別れちゃったんだから」
「じゃあ 俺が慰めてやるよ」
「開いた口が塞がらないわ もう」
「俺のデカいので塞いでやろうか ハハハッ」

楽天的な性格も私が好きだったところだ
ただ女にもお金にもだらしないし
仕事なんて後輩に次々と抜かれてる状況で
結婚相手としては絶望的なのだ

「久しぶりだけどアヤメはやっぱり最高だな」
「あんっ もう もっと優しくして」
「乱暴な方が好きだろ」
「今日はそんな気分じゃないの」

私も切り替えが早い方なので
気持ちいい方を選んでしまう
最低な男に抱かれながら将来について考えたりした


「お世話になりました」

短大を卒業してからずっと勤めていた会社を
辞める決断をした 気まずいというよりも
ここにいてはダメだという結論に達したからだ

私の男関係はすべてこの会社の人間だった

処女を奪ったのは現在の総務部長
普段は穏やかな性格なのに酔うと人が変わる
同じ方向に住んでいたということで
飲み会の帰りタクシーに同乗しホテルに連れ込まれた
私も泥酔状態で何が何だかわからないまま終わった

総務部長の口直しは2年目
新入社員の男に手を出した
しばらく楽しんでいたが突然辞めてしまい
連絡が取れなくなった

そのあとが三宅だ

清掃員のおばさんがセフレとか
最初の告白からとんでもなかったが
私ははじめてセックスの虜になってしまった
いろんな場所でいろんなプレイを楽しんだ

ただ私も結婚を考えはじめて別れることにした

三宅と別れてすぐに赴任してきた男を
うまく誘惑して付き合えたがこの結果だ

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父兄のいる家(2) 「お兄ちゃん まだ結婚しないの?」

「お兄ちゃん まだ結婚しないの?」
「うるさいな」
「こいつがモテないの知ってるだろ」
「親父も母さんに捨てられたろ」
「何だと こいつ」
「言い過ぎだよ お兄ちゃん」
「ハハハッ いつものことだから」

私の家族は父と兄の3人家族

母は私が家を出たあと男を作って
出て行ってしまった 今も音信不通のままだ


父はタケオ 60才 タクシードライバー

個人タクシーを目指してはいるが
事故や違反でなかなか資格が得られない

私よりも小柄で頭は禿げあがっている


兄はハルオ 35才 スーパー従業員

モテない理由は顔もあるが
この年でまともに女性と付き合ったことが
ほとんどない 内弁慶な性格なのだ

ただ童貞ではない スーパーで働く人妻に
遊ばれていたことがあるのだ
兄抜きで親戚の集まりに行った時に
酔って父が教えてくれた

2人の趣味は競馬で兄が日曜休みの時は
一緒に競馬場に行ったりしている


家は2DKのマンションで
もうローンは払い終えている
元々中古だったので安くて途中からは
兄も協力して早めに完済したとのことだ


「ここに戻ってこようかなって」
「何だよ 急だな ひとり暮らし満喫してるんだろ」
「まぁね でも花嫁修業もしないといけないし
料理教室とかいろいろお金がかかるから
あと会社も辞めちゃったしね」
「えっ!? 辞めたのか」
「うん」
「寿退社するってついこの間まで言ってたのに」
「いろいろあったの」
「ふ~ん」

「でもうれしいな 10年ぶりか」
「時々顔出してるけどね」
「いつもは泊まっていかないだろ」
「部屋がないもん」
「まさか俺の部屋を奪うつもりか」
「元々私と一緒に使ってた部屋でしょ」
「ハルオ 水を差すなよ 俺と一緒でいいだろ
出番の時はひとりで使えるんだし」
「ううん お兄ちゃんと一緒の部屋でいいよ」
「さすがにそれはダメだろ」
「家族じゃない 大人になっても一緒だったし」
「母さんがいただろ あの時は」
「まぁ そうだけど お兄ちゃんはイヤ?」
「俺か まぁ不便にはなるかな」
「じゃあ 私に部屋を明け渡して」
「しょうがないな」

兄を男だと意識したことはない
小さい時から一緒に寝たりオフロに入ったり
それが当たり前だったからだ

中学に入った頃に母に言われて
兄の前で着替えたりはしなくなったが
下着姿なら何度も見られている

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父兄のいる家(3) 「当たり前だろ 父親は娘命なんだよ」

「やっと荷物運び終わったぁ」
「おまえ何もしてないだろ」
「お父さん お兄ちゃんがいじめる~」
「ハルオ いい加減にしろよ」
「はぁ・・・妹びいきがまたはじまったよ」
「当たり前だろ 父親は娘命なんだよ」
「ありがとう お父さん」
「そんな年じゃないだろ もう」
「お兄ちゃんも参加してよ ハハハッ」

大きなモノといえば化粧台と自転車だけで
4トントラックに余裕で積み込めた
あとは全部粗大ゴミに出した

「仕事が決まるまでは家事は私がするね」
「しばらく休むんだろ」
「予定では3か月は休む予定だけど
あっ 競馬も一緒に行きたい!」
「おっ そうか 今週の日曜日早速行くか?」
「うんうん」

「ハルオ よかったな 家事から解放されて」
「あっ オフロとトイレ掃除はお兄ちゃんね」
「そう言うと思ったよ」
「ハハハッ うちの家族でキレイ好きは
ハルオだけだからな」

毎日湯船に入る習慣はうちにはない
昔から週に1回と決まっている
あとの日はシャワーだけだ

「アヤメがいるなら昔みたいに
こっち方面にいる時は家で休憩しようかな」
「長距離のお客さん捕まえないとダメでしょ」
「まぁそれは時の運だからな」

「お兄ちゃんの働いてるスーパーで買い物しないとね」
「買い物は俺がしてくるって」
「アヤメはまだ行ったことないんだろ」
「うん」
「別にただのスーパーだって」
「こっち住んでた時はなかったもん
どんな感じか気になるし 視察よ 視察」
「だいたい奥にいるから会えないって」
「お兄ちゃんに会いに行くんじゃないよ」
「俺が行った時はレジをやっててびっくりしたけどな」
「社員だから何でも出来ないといけないんだよ」

兄は品出しからはじまって開店してからは
奥で魚や肉を切り分けたり惣菜作りをする
パートのおばさんを仕切る役割もあって
遊ばれた人妻も最初は使う立場だったのだ

「何だったら私もそのスーパーで働こうかな」
「冗談だろ」
「ちょっと面白いでしょ 兄妹同じ職場とか」
「気まずいって」
「いいんじゃないか でも時給安いだろ」
「いやっ 時期によっては結構いい時給だけどね」
「そうなのか じゃあアヤメ面接行ってこい」
「ハハハッ でもしばらくは休むから」
「気が変わるの早いから期待するなよ ハルオ」
「どうでもいいって」
「お兄ちゃん 冷たいなぁ」
「そんなことないだろ 引っ越しの手伝いは
俺が一番働いたんだぞ」
「俺はもう年だし」
「私はレディだから」
「はいはい」

基本的に家族は仲良しだ
母が出て行ってからさらに仲良くなった気がする



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≪最新作≫ 「兄と妹の官能小説」 Kindle電子書籍発売!

「兄と妹の官能小説」の電子書籍の販売を開始しました

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
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-本文抜粋-

「しばらくヨシエを預かってほしいんだけど」
「えっ!?」


橋口カズマ 40才 独身

高校を卒業してすぐに就職し実家を離れた

新幹線を使えば4時間ほどで帰れる場所だが
帰省するのは正月と父の命日だけだ

家には毎月仕送りをしている

自分が経済的な理由で大学進学をあきらめたので
妹には好きな道を選んでもらいたかった

結局そこまで勉強したいわけじゃなかったようで
友達に引きずられるように短大に入った 
そして家の近所の会社で働きだした

30代になってから私の仕送りで婚活をはじめた
料理教室に通ったり結婚相談所に登録して
見合いを繰り返した 

なかなか相手が決まらなかったのは
巡り合わせが悪かったとしかいいようがない

容姿は身内から見て平均より少し下といったところだ
顔は目が細いので今風ではないがスタイルは悪くない
少しぽっちゃり気味で女らしい

性格は従順 主張を押し通すことはないので
一緒にいて疲れることはない
婚活をはじめたのも母に言われたからだ


「どうして うちに?」
「電話で話すのもあれだけどね
ヨシエは今まで一度も男性経験がないのよ」
「あっ うん」

なんとなくはわかっていた

「結婚相手のシンジくんは8つも下じゃない」
「はじめて聞いた時はびっくりしたよ」
「老け顔だから同世代にしか見えないけどね」
「ハハハッ 確かに」

父の命日で実家に戻った時に相手方の家族と
食事をしたのでその時にはじめて会った

「年上を選んでくれたってことは
あっちの方も期待してるかもしれないじゃない」
「あっちってまさか・・・」
「子供が出来るまで籍は入れないことに
なってるでしょ シンジくんがヨシエに
がっかりするんじゃないかなって」
「そんな風には見えなかったけど・・・」
「シンジくんのご両親も本心では若い女性と
結婚させたかったはずよ ただシンジくんが
熱心だったからまとまっただけで」
「それはまぁわかるよ ひとり息子だし」
「結婚式も親戚だけの簡単な式にしたのは
すぐに別れてもダメージを受けないためよ」
「母さん 考えすぎだよ」
「心配じゃない 結婚しちゃったら
ヨシエのそばにはいられないし」
「ハハハッ 過保護なんだから」
「ヨシエ自身も不安そうなのよ
私からもいろいろ教えてあげてるんだけど」
「そうなんだ」

母が妹にセックス講座をしてることを考えると
なんだか笑えてくる

「じゃあ 男について教えればいいってこと?」
「ううん 実際にセックスをして
教えてあげてほしいの」
「なっ!? 何言ってるんだよ」

-以上-

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兄と妹の官能小説(1) 「じゃあ 男について教えればいいってこと?」

「しばらくヨシエを預かってほしいんだけど」
「えっ!?」


橋口カズマ 40才 独身

高校を卒業してすぐに就職し実家を離れた

新幹線を使えば4時間ほどで帰れる場所だが
帰省するのは正月と父の命日だけだ

家には毎月仕送りをしている

自分が経済的な理由で大学進学をあきらめたので
妹には好きな道を選んでもらいたかった

結局そこまで勉強したいわけじゃなかったようで
友達に引きずられるように短大に入った 
そして家の近所の会社で働きだした

30代になってから私の仕送りで婚活をはじめた
料理教室に通ったり結婚相談所に登録して
見合いを繰り返した 

なかなか相手が決まらなかったのは
巡り合わせが悪かったとしかいいようがない

容姿は身内から見て平均より少し下といったところだ
顔は目が細いので今風ではないがスタイルは悪くない
少しぽっちゃり気味で女らしい

性格は従順 主張を押し通すことはないので
一緒にいて疲れることはない
婚活をはじめたのも母に言われたからだ


「どうして うちに?」
「電話で話すのもあれだけどね
ヨシエは今まで一度も男性経験がないのよ」
「あっ うん」

なんとなくはわかっていた

「結婚相手のシンジくんは8つも下じゃない」
「はじめて聞いた時はびっくりしたよ」
「老け顔だから同世代にしか見えないけどね」
「ハハハッ 確かに」

父の命日で実家に戻った時に相手方の家族と
食事をしたのでその時にはじめて会った

「年上を選んでくれたってことは
あっちの方も期待してるかもしれないじゃない」
「あっちってまさか・・・」
「子供が出来るまで籍は入れないことに
なってるでしょ シンジくんがヨシエに
がっかりするんじゃないかなって」
「そんな風には見えなかったけど・・・」
「シンジくんのご両親も本心では若い女性と
結婚させたかったはずよ ただシンジくんが
熱心だったからまとまっただけで」
「それはまぁわかるよ ひとり息子だし」
「結婚式も親戚だけの簡単な式にしたのは
すぐに別れてもダメージを受けないためよ」
「母さん 考えすぎだよ」
「心配じゃない 結婚しちゃったら
ヨシエのそばにはいられないし」
「ハハハッ 過保護なんだから」
「ヨシエ自身も不安そうなのよ
私からもいろいろ教えてあげてるんだけど」
「そうなんだ」

母が妹にセックス講座をしてることを考えると
なんだか笑えてくる

「じゃあ 男について教えればいいってこと?」
「ううん 実際にセックスをして
教えてあげてほしいの」
「なっ!? 何言ってるんだよ」
「こんなこと他の人に頼めないでしょ
秘密にしてくれるって保証もないしさ」
「いやっ でもはじめての相手は荷が重いよ
だいたい兄妹でそんなことするなんて・・・」
「あんまり深く考えなくていいじゃないの
私に言われて嫌々やってあげるってことでさ
そうだ カズマは経験あるよね」
「彼女いたって知ってるだろ」
「随分前のことだから忘れたわよ ハハハッ」

彼女がいたのは20代の頃だ 一応2年間付き合った
もう10年以上自分で慰める日々が続いている
ずっと彼女は欲しいと思っているが出会いがない

その彼女はもう辞めたが会社の後輩だった
妹よりもブサイクだったが告白されたので
流されるままに付き合いはじめた
当時はセックスだけを楽しみに付き合っていた

「あのあと何もないわけじゃないでしょ」
「まっ まぁ」

情けないので軽くウソをついた

「本当はカズマに先に結婚してほしかったけど
まぁ あんたはひとりでも大丈夫だから」
「大丈夫じゃないって」
「でも私の面倒は見てもらわないとね」
「母さん こっちで一緒に住むつもり?」
「ひとりで生活が出来ないようになってからね
もしかして嫌がってる?」
「まさか 長男の務めだし・・・」
「元気でいられるように気をつけてるから
そんなに心配しないで お父さんみたいに
突然死んじゃうこともあると思うけどさ」
「縁起でもないこと言わないでよ もう」
「ハハハッ 冗談言えるほど元気ってことよ」


私と妹の禁断の関係は母がきっかけではじまった

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兄と妹の官能小説(2) 「やっぱりお兄ちゃん嫌がってたでしょ」

「やっぱりお兄ちゃん嫌がってたでしょ」
「戸惑ってただけよ セックス出来るのに
本気で嫌なわけないでしょ」
「兄妹じゃなかったらそうだろうけどさ」
「OKもらったんだから早く準備して」
「う、うん」


橋口ヨシエ 37才

1か月後に結婚式を控えているが
不安を解消するために母の勧めで
兄のところに行くことになった

今は兄とは年に2回会うだけの関係なので
一緒に住んでいた頃に比べれば存在は薄い

ただ私の初恋は兄だ

小5の夏休みに公園で慰めてくれた時に
はじめて異性として好きになった

当時私は近所の男子にいじめられていた



「ヨシエ どうしたんだ」
「あっ お兄ちゃん・・・」

公園のベンチで途方に暮れていると
兄が迎えに来てくれた

「帰ってこないから探しにきたんだぞ」
「う、うん うっ うっ」
「泣いてるのか 何かあったんだな」
「・・・うん」

しばらく泣いたあとに兄に聞かせた

「アキラくんたちにスカートをめくられて
それでパンツを脱がされて・・・」
「えっ 何だって!?」
「そのパンツはあの噴水のところに・・・」

兄はパンティを拾いに行った

「ひどいな あとで母さんに言わないと」
「言ったらもっとひどいことされるよ」
「これ以上ひどいことなんてされないって」
「でも・・・叩かれたりしたら・・・」
「そんなことしたら警察を呼ぶしかない
俺が助けてやれればいいけどアキラの父親は
ちょっと怖いからな」
「う、うん」

兄は中2だったが身長は私と同じくらいで
ケンカなんてするタイプではなかった

パンティの水を絞って渡してくれた

「もうはいても大丈夫だろ」
「ウフフッ 冷たいよ」
「気持ちいいだろ こんなに暑いんだから」
「うん」


小6になってオナニーするようになった

私は二段ベッドの上で寝ていたが
兄に気づかれないようにパンティを脱いで
ワレメを触っていた

二段ベッドの上で寝るようになったのは
兄が中学に入り先に起きるようになってからだ
それまでは私が下で寝ていた


初恋の終わりは中1の時に訪れた

早く学校から帰って部屋に入って
何気なく兄のベッドの方を見ると
レースの布が目に入った

それを布団からゆっくり引っ張ると
パンティで私のじゃなく母のモノだった

幻滅した

母のパンティで興奮してるなんて・・・


「これ お兄ちゃんのところにあったよ」
「あっ・・・カズマのシャツにでも
くっついてたのかな」
「そんなわけないと思うけど・・・」

母はそのことについて口をつぐんだ
何もなかったように日常生活は続いていったのだ


初恋は終わったが兄の気持ちは
理解出来るようになっていった

私も好きな男子のおちんちんを想像して
オナニーしていたからだ

そして兄は家を出て行った

部屋でオナニーしてる様子はなかったので
浴室やトイレでしていたはずだが
一度も見かけることはなかった

遠くの会社に入ったのは二人部屋が
原因だったのかもしれない

ただ兄のおかげで私もオナニーしやすくなった

両親のセックスも何度か覗いた

タンスに手をついた母にバックから突く父の姿
小さい時に見ていたらトラウマになっていたはずだ
多分兄がいる時は気をつけていたのだろう

そして父は突然亡くなった

3日前まで母とセックスしていたので
本当に誰にも想像出来ない事態だった

そのあと母は私の結婚相手探しに集中して
気を紛らわすようになった
なかなか相手が決まらなかったことは
結果的に良かったのかもしれない

そして私よりも先に母は新しい男を作った


「また出かけるの?」
「ちょっと友達とね」

「えっ 今帰ってきたの?」
「そう ちょっと店で寝ちゃってね」
「お酒くさいな もう」
「ごめん ごめん」

その友達が男だとわかるのに時間はかからなかった
母が出かける準備をしてる時に
電話がかかってきてそれに私が出たのだ


「ミユキさん ごめん 7時に変更ね」
「えっ あっ・・・」
「あれっ もしかして娘さん?」
「は、はい」
「ちょっと今日の約束7時に変更って
伝えておいてくれないかな」
「わかりました」

「お母さん 電話かかってきてたよ」
「えっ 誰から?」
「斎藤さんって」
「あっ あぁ 会社の人だわ それで?」
「7時に変更してほしいってさ」
「う、うん そっか」

彼氏だと言ってくれてもよかったのに
母はごまかした 不倫だったのかもしれない



「恥ずかしいだろうから
買っておいてあげたわよ」
「ありがとう」

コンドーム5箱を母から受け取った
1箱6個入りなので十分なはずだ
もし足らなければ買い足せばいい

「服はいらないわよ」
「でも・・・」
「外でセックスするつもり?」
「そんなわけないけど・・・」
「下着だけは多めに持っていった方がいいけど
普通の服ならカズマのを借りてもいいんだし」
「そっか」
「結婚相手も決まってるんだし
向こうでどんな風に思われても関係ないじゃない」
「お兄ちゃんの友達に会ったりすることないかな」
「偶然会うことはあるだろうけど
目的がはっきりしてるんだしカズマも
気を使ってくれるって」
「う、うん」

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兄と妹の官能小説(3) 「ガーリックステーキにするか」

「おぅ ヨシエ」
「お兄ちゃん」

駅で妹を出迎えた

「荷物はこれだけか」
「うん お母さんがこれで十分って
お兄ちゃんの服も借りれるし」
「あっ まぁ そうだな」

遊びに来たわけじゃないので確かにそうか

「じゃあ 何か食べてから家に行こう」
「うん 私 おなかすいてるんだよね」
「ハハハッ」

駅前にあるファミレスに入った

「なんだか変な感じだな
ここでヨシエと会ってるなんて」
「私も ここに来るのはじめてだし」
「そうだよな」

母もこっちに来てもらったことはない

「ガラガラでよかったね」
「まぁ 3時だしな」
「お兄ちゃん 夜勤明けでしょ」
「あぁ 寝起きだ」

「何にしようかな」

家に帰ったらこの妹とセックスするのだ
それを考えただけでギンギンになってくる

「スタミナのつくもの食べないと・・・」
「あっ そっか」

意識しない方がおかしい

「ガーリックステーキにするか」
「うん」
「ライスでいいか」
「うん」
「デザートも食べればいいんじゃないか」
「じゃあ・・・」

食べてる間は無言になった
お互いセックスのために食べてるようなものだ


「でも 本当にいいのか」
「えっ」
「母さんが話を大きくしてるだけで
実際にしなくてもわかることだから」
「お兄ちゃんがしたくないなら
しないやり方で教えてくれてもいいよ」
「いやっ そうじゃなくて やっぱりさ
はじめての相手っていうのが気になって」
「はじめてじゃなかったら平気だった?」
「えっ ほらっ まだマシっていうか」
「でもはじめてじゃなかったら
お兄ちゃんに頼まないよ こんなこと」
「まぁ そうだな ハハハッ」

妹が覚悟を決めて来ていることが
はっきりわかったので安心した

帰ったらすぐにはじめよう



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≪最新作≫ 「兄と妹のはじまり」Kindle電子書籍発売!

「兄と妹のはじまり」の電子書籍の販売を開始しました

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-本文抜粋-

「何 お兄ちゃん」
「川辺に誘われたから出て行こうと思って・・・」
「私も行きたい!川辺さんに最近会ってないし」

やっぱりそういうと思った
飲み会とかパーティーに目がないのだ

「今日は留守番しててくれないか」
「え~ 仲間外れにするなんてひどいよ」
「いやっ おまえ 男問題で避難してきたのに
飲み会参加とかおかしいだろ 彼氏連中に
鉢合わせるかもしれないし 駅前だから」


ガチャッ

「おいっ・・・」
「もう出るから お兄ちゃん部屋に入ってて」
「あっ あぁ」

妹のハダカを見たのは何年ぶりかわからない
チラッとだがしっかり目に焼き付いた


「やっぱり行くつもりか」
「お兄ちゃんのためでもあるんだよ
私が行けば好感度上がるでしょ」
「女がいるなんて言ってないのに・・・」
「焦ってるからバレバレだよ」
「ハハハッ そうだな」

確かに妹の言う通りかもしれない
飲み会に連れていったことがないので
確かめてみるのも悪くない

「そうだ こんなパンツはいてたら
スカートはけないな Gパン借りるね」
「あぁ」

妹は全身俺の服で着飾った さすがにダサい

「パンツなんかコンビニで買えばいいじゃないか」
「お兄ちゃんが買ってくれるの?」
「まぁ それくらいならな その代わり
アシストは頼むぞ」
「ウフフッ 任せてよ 達人だよ 私は」
「まぁ そうだよな」

恋愛の達人なのは間違いない

-以上-

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兄と妹のはじまり(1)「はぁ・・・反省しないのか おまえは」

「お兄ちゃん 今から行くから」
「またかよ 兄貴のところに行けばいいだろ」
「ダメダメッ 子供出来ないのは私のせいだって
おばさんに怒られちゃったから」



下田勇二 30才 雑貨店スタッフ

彼女いない歴 まもなく10年

専門学校を卒業して彼女と同棲するつもりで
家を出た 部屋探しも2人でしたのに・・・

未練タラタラでカッコ悪い気もするが
後戻りすることなくそこでそのまま
ひとり暮らししている


妹は優美 26才 イベントコンパニオン  

ブスカワ系の顔にボリュームある体型

趣味は男遊び

今は父と2人で暮らしている
母は若い男を追って出て行ってしまった

妹の男好きは母親譲りだ


兄は勇一 33才 結婚4年目

義母と3人で暮らしている

結婚するまでは妹の面倒なことを
すべて兄が引き受けていたので
俺は無関係な立場だった

義姉は優しいので妹が押しかけても
何も言わないがついに義母がキレてしまったようだ



「またキープ君に見つかったのか」
「ううん 本命の彼の友達がたまたま
イベントに来ててそれで・・・」
「おまえ 二股以上は面倒だって自分で言ってただろ」
「だって熱く迫ってくるもんだから」
「はぁ・・・懲りないよな 早く結婚しろよ」
「やだよ モテなくなったらあきらめるけど
40までは大丈夫な気がする」
「どんだけ自意識過剰なんだよ 全く」

「また魅力が増した気がしない?」
「太っただけだろ」
「あっ お兄ちゃん 今 おっぱい見たね」
「だから おまえは・・・」
「ウフフッ」

小さい頃からこの調子なので慣れているが
うちに避難してくるのはちょっと困る

今日はオナニーする気満々で帰ってきたのだ

2か月前にはじめて避難してきたが
その時は義母の体調が悪いという理由だった

「ここは私のサードハウスだね 合鍵ちょうだい」
「無理無理」
「え~」
「家に連れ込むのをやめろよ」
「だってお金もったいないし 泊まり禁止だし」

泊まっていい場所はうちか兄の家だけだ

父は母のこともあって妹を目の届くところに
置いておきたいらしい

「親父にはもう連絡したのか」
「してないよ お兄ちゃんが出ないと意味ないし」
「あっ そっか じゃあ・・・」


「もしもし」
「あぁ 勇二か 珍しいな」
「優美がうちに来てるから」
「はぁ・・・代わってくれ」
「うん」

「パパ ごめんね う、うん わかってるよ
勇一兄ちゃんのとこには行かないって
う~ん 電話出てくれないからなぁ
着替えもないし明日昼頃に一旦戻るよ
うん じゃあ いつも通りよろしく パパ」


「何がいつも通りだよ 親父は慣れてないだろ」
「そうだね 勇一兄ちゃんが担当だし」
「はぁ・・・反省しないのか おまえは」
「してるよ 今回は私からじゃないんだからね
お兄ちゃんだっていい女に迫られたら
クラッとくるでしょ」
「それは相手がいない時だけだろ」
「そんなことないよ 結婚するまでは自由じゃない」
「一生結婚出来ないかもな」
「別にそれでもいいけど パパのために
子供を産んであげないと可哀想かなって」
「兄貴のところはどうなってるんだろうな」
「おばさんに遠慮してあまりしてないんじゃない」
「まさかそんなわけないだろ」
「ハハハッ そうだよね おばさんも孫が見たくて
仕方ないのに 邪魔するわけないし」

そんなことより早く出したくてたまらない
エロ動画を見ながらしようと思ってたが
オフロでサクッと発射して落ち着こう

「じゃあ シャワー浴びてくる」
「うん お兄ちゃんのあとに私が入るから
湯船にお湯ためておいて」
「遠慮っていうのもはないのか おまえは」
「今日はアニメでも見ようかなっと」

前に来た時も俺が会員になっている見放題サイトで
映画とかいろいろ見ていた エロ系も普通の作品も
すべて見れるので重宝している

履歴をチェックしたがはエロ系は見ていなかった
男を切らさない妹には不必要なのだろう


「あっ あぁ~」

シゴいただけで発射出来たが何だかもったいない

俺も久しぶりに湯船に浸かってからオフロを出た



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北条光影

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