お説教(1)

最近息子の様子がおかしい

中学2年くらいから反抗期になり
それ以降私とは必要以上の会話をしなくなり
何か注意すればうるさい!と怒鳴る
その繰り返しで疲れるばかりだ

ただ大学に入学させるまでは
監視しないと変な友達につかまったりして
おかしなことになると友達から言われてるので
心を鬼にして監視するようにしている

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お説教(2)

部長夫人といってもお手伝いさんを
雇うほどではないのでみんなが出かけたあとは
洗濯に掃除に買い物と普通の主婦と同じだ
ただ時間は山のようにある
友達のようにドラマにはまったり
スポーツにはまれば子供のことを
考える時間も減りそうなものだが
なかなかそういうものが見つからない

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お説教(3)

「してないと思うけど・・・」
「どうしてよ 夢精しないなら自分で
なんとか処理してるってことでしょ」
「まさか うちの子が」
「部屋とか掃除すればエッチな本とか
出てきたりするんじゃないの」
「あんまり部屋に入るなって言われてるから
空気の入れ替えくらいで入るくらいで」
「そうなんだ でも困るよね 出てきても」

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お説教(4)

あぁ掃除機をかけたい

本人がしてるのを見たことないので
年末の大掃除の時だけかもしれない
それも年末年始にエミコが家に戻るからだ
もしエミコが結婚して家に戻って来なくなったら・・・
あぁ考えるのはよそう


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お説教(5)

いやいやたまたまこんな本しか
手に入れることができなかっただけだろう
あの年代の子は女のハダカってだけで
何でも興奮するらしいし


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反抗期の息子に苦悩する母親のお話 「お説教」 電子書籍発売!

ブログで連載しておりました「お説教」の電子書籍発売開始しました!

実の母親と子供のお話という禁断の設定とは裏腹に
ちょっとエッチで微笑ましい作品に仕上がっておりますので
是非ともよろしくお願いします



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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
お持ちのスマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad/iPod touch)でも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

これはマンガ・・・ あとゲーム雑誌

あっ!!!!

あった

間違いなくエッチな本だ
でもこれって・・・

私の見間違いかと思ったが
そのエッチな本に載っている女性が
なんというか私と同じ年代なのだ

息子ってまさかこんな趣味が・・・

いやいやたまたまこんな本しか
手に入れることができなかっただけだろう
あの年頃の子は女のハダカってだけで
何でも興奮するらしいし

いや待って もしかして
えっ 彼女が出来て私と同い年とか・・
困る困る そんなの 世間体も
子供だってどうするの

どんどんイメージが膨らんできた

それよりオナニーしてることは確定だ
この部屋でおちんちんを・・・
大人になったと喜ぶべきか
いやっダメだ 
高校1年とはいえ勉強の邪魔になる
塾にも行ってないのにこんなことしてたら
いい大学に行けるはずもない

私は決心した

ちゃんと勉強するという約束をしてもらおう

-以上-

新作書き下ろし小説「息子の視線」電子書籍発売開始!

母親と息子の怪しい状況を描いた作品
「息子の視線」の電子書籍の発売を開始しました

こちらは電子書籍限定の未発表新作となりますので
是非ともよろしくお願いします



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
お持ちのスマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad/iPod touch)でも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

息子の視線に今日も犯される

私は右田サナエ 50才
3年前に夫を事故で亡くし
現在は中3になる息子と2人で
暮らしている

息子の名前はハジメ
次の子の名前も決めていて
3人くらい子供を作ろうとしていたが
結局ひとりしか出来なかった

小6の時に父親を亡くし
明るい性格が真逆に変わってしまった
私も息子の友達の母親と仲良くしていたが
だんだん遠のいてしまった

息子よりも私自身が崩壊した
病気なら覚悟もあったろうが
海外赴任先の工場爆発に巻き込まれるなど
考えもしていなかったからだ
それも初の海外赴任
出世が近づいたと喜んでたところだった

義理の母は心配をして
毎日のように家に訪れていたが
息子を失った悲しみもあって
さらに重苦しくなるばかりだった

それもなくなると家にひとりになり
お酒に逃げるようになった
保険などでお金に困っていなかったのも
さらにひどくなる原因だったかもしれない
何もすることがないのだ

そんな私を見ていたのは
思春期の息子だった
最低の母親とでも思っていたのだろう
軽蔑のまなざしが突き刺さってきた

ただ中学に入り徐々にそのまなざしに
変化が訪れた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

社宅から市営の団地に引越した
1LDKだが2人で暮らすのには十分だ

6帖の部屋を息子に与え
私はリビングで過ごしている
ただ押入れは息子の部屋にあるので
布団を片付けたりで毎日入る

私の生活だが以前よりマシになった
お酒は時々昼間から飲んでいるが
新しいことをはじめてみようと思い
TVで紹介されていた温泉のサークルに
参加することにしたのだ
元々結婚前だが夫と全国の温泉を
いろいろと回っていたので興味があった

「今日母さん遅くなるから」
「うん」
「ごはんは作っておくからね」
「うん」

愛想がない 
まぁ返事してくれるだけいいか

「いってらっしゃい」
「・・・」

いってきますは最近聞いていない
息子だけじゃなく他の家庭でも
同じだろうと勝手に納得することにしている

-以上-

母と姉と(1) 「あれっ 姉ちゃんいるの?」

会社が倒産し家に戻ることになった
失業保険をもらいながら
次の仕事を探そうと思っている

「ただいま」
「おっ ゴロウじゃないの」
「あれっ 姉ちゃんいるの?」
「お母さんに聞いてないの
もう離婚して2年よ」
「ウソだろ」
「そんなことウソつくわけないでしょ」
「母さんは?」
「仕事でしょ 多分」

母や姉に会うのは父の葬儀以来だ

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母と姉と(2) 「童貞卒業させてやるからな」

「童貞卒業させてやるからな」

僕は飲み会の席でビールを飲み
あっという間に酔っ払い
知らぬ間に本音を話してしまったらしい

「なかなか正直に話す奴いないよ」
「いやっ あれは酔ってて・・・」
「そんなのいいって 何か聞いちゃうと
責任感が湧いちゃうっていうかさ」
「あっ どうも」

その女性と待ち合わせてる店に着いた

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母と姉と(3) 「娘じゃダメなの?」

「お母さんに注いであげて」
「あっ あぁ」
「うれしいわ 息子にお酒を注いでもらえるなんて」
「娘じゃダメなの?」
「ウフフッ やっぱり息子とはいえ男だから」
「何言ってるのよ そうだお母さんこの前なんかさ 
酔っ払っておっぱいを飲ませようとしたのよ」
「えっ あっ そうなんだ」
「懐かしくてさ 2人におっぱいあげてた頃が」
「私は子供がいないからわからないけど」
「本当ひとりくらい産んでおけば・・・」
「離婚したんだしいなくて正解よ」
「まぁ次の人探すのは楽だけどさ」

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北条光影

Author:北条光影

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