ブログで連載しておりました「純粋な姉」の
Kindle電子書籍の発売を開始しました

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全3巻での販売も行っておりますので合わせてよろしくお願いします
「純粋な姉」第1巻 無料キャンペーン!
(2015/02/10夕方~2015/02/15夕方まで)
こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコン(Windows)でも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「好きな人とかいないの?」
「だからもう男はこりごりだって」
元カノに聞いた話だが女性でも
無性にしたくなることがあるはずなのだ
「ガマンしてるんでしょ」
「何を?」
「いやっ 別に・・・」
「変なこと言わないでよ もう」
「普通だろ」
変なことか・・・ 言いたいことは
わかってくれてるようだ
「姉ちゃん聞きたいことあるんだけど」
「えっ 何よ」
「ずっと聞きたかったんだけどさ
もうそろそろいいかなって」
「どうしたのよ」
「あの男とさぁ どこまでいったの?」
「えっ」
姉は昔を思い出してるようだ
「こういう話避けてたじゃん ずっと」
「忘れたいのに・・・」
「ひどいとは思ったけどさ 姉ちゃんも
あの男のこと好きだったわけだし」
「そうよ バカだったのよ」
「結婚しようと思ってたってことは
やっぱり最後までしてたんだよね」
「コウジ 今日はどうしたの?」
「ずっと気になってたって言ったろ
母さんたちもきっと同じだって」
しばらく沈黙が続いたあと話し出した
「そこまでは・・・」
「じゃあ 触りあったくらい?」
「もう!!!」
「恥ずかしがる年でもないだろ」
「姉弟よ 私たちは」
「だからいいんじゃない 誰かに言うこともないし」
「それは・・・」
姉が女の顔をなっていく
「手を繋いだりキスをしたりだけど・・・」
「それだけ?」
「それだけって十分じゃない 恋人関係なんだから」
「そんなの友達とでもするよ」
「しないよ 私はしたことないもん」
「ハハハッ」
「笑わないでよ」
-以上-