息子の友達@桜井靖子(1) 「でも まだ私たち・・・」

「あの・・・ヤスコさん えっと・・・
僕とよかったら結婚してもらえませんか?」

夫のプロポーズは突然だった

婚活パーティで知り合って2回目のデート
次の約束はしてくれないのかと
帰り道に考えながら歩いてた時だった

「でも まだ私たち・・・」

手も繋いでないのに結婚なんて
いくら男性経験が少ない私でも
さすがにおかしいとわかった

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息子の友達@桜井靖子(2) 「ゲームが目的だって」

「2人といるとコウジが本当小さく見えるわ」
「そんなわかりきったこと言わないでよ」
「宮田くんまた背が伸びたんじゃない」
「あっ そうかも」
「いいよなぁ」
「まぁでもお父さんよりは大きくなったしね」
「ハハハッ」

息子は私の血を受け継いで
夫よりはすでに背が高くなっていた
それでも155cmしかない
ちなみに私は164cmだ

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息子の友達@桜井靖子(3) 「宮田くん・・・はぁ はぁ」

「あなた・・・」
「ごめん 明日のイベント早いから」
「そっか・・・」
「本当ごめん 絶対埋め合わせするから」
「わかった」

夫との夜の生活は新婚の時から変わらない
求めるのはいつも私だ
性欲のあまりない夫だけど優しいので
だいたい相手してくれた

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息子の友達@桜井靖子(4) 本当反抗期が長いわぁ

私は息子が中学に入ったのをきっかけに
エアロビの教室に通いはじめた

オナニーだけで解消されないモヤモヤを
運動で解消しようと考えたのだ

昼間の時間なので当然だが主婦ばっかりだ
専業主婦がほとんどだが夜の仕事をしている人もいる

「ヤスコさん 聞いて聞いて」

この教室で友達になったユカリさんだ

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息子の友達@桜井靖子(5) 「奥様も健在なのによ」

「最近はイチロウさんが週に2回も来てさ」
「この間まで週1回って言ってなかった」
「そうよ 年を重ねてさらに強くなるってすごくない?」
「うらやましいわ」

イチロウさんというのは旦那さんの双子の兄だ
もうユカリさんは5年以上不倫している

「奥様も健在なのによ」
「でもユカリさんの方が若いから
やっぱりいいんじゃない」
「そう いつも言ってるわ」
「ハハハッ」

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「息子の友達@桜井靖子」 Kindle電子書籍発売開始!

「息子の友達@桜井靖子」の電子書籍の販売を開始しました

息子の友達シリーズ第一弾作品です



※表紙画像をクリックすると
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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

夫は鉄道会社が経営する
駅清掃の管理会社に勤めている

人員の関係で単身赴任をすることもあるが
今は担当している駅が通勤圏内なので家にいる
夫が言うのに勤務地が固定されないので
鉄道好きにはたまらない会社だということだ

「じゃあ コウジもお父さんと同じ会社に
入るつもりなの?」
「友達から鉄道のメンテナンス会社に
一緒に行こうって誘われてるからわかんないよ」
「車掌になりたい子はいないの?」
「いるよ もちろん まぁ でも鉄道に関われたら
何でもいいよ 休みはほしいけど」

中学生になってかなり遠出もするようになった
夫の仲間たちと一緒に行くこともあるが
友達同士だけで行くこともある

息子の友達でいつも一緒にいる子は2人いるが
2人とも小学生の時に知り合った

西村トモユキ 太っていて優しい子だ

小学校で同じクラスになって
息子にそそのかされて鉄道マニアになった
今では息子と同じくらい詳しくなっていて
親も巻き込んで楽しんでいる

宮田ノゾム メガネをかけていて背が高い

鉄道関係のイベントで知り合ったのだが
たまたま年も同じでとなり町に住んでいた
なので中学までは学校は別だった
高校は息子と西村くんに合わせて同じにところに入った

夫が鉄道マニアなのでうちには
資料や本がたくさんある
なので3人はうちで集まることが多い

-以上-

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