≪新作≫ 「息子の友達@山代美雪」 Kindle電子書籍発売!
「息子の友達@山代美雪」の電子書籍の販売を開始しました
この作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(序盤のみブログで近日公開)
☆息子の友達シリーズ第三弾作品☆

※表紙画像をクリックすると
Amazonの販売ページにジャンプします
こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「しばらくお世話になります」
「ハハハッ 横田くんもそんな挨拶が
出来るようになったんだな」
「ちょっと あなた」
山代ミユキ 48才 専業主婦
娘と息子と10才年上の夫の4人家族
息子はヤマト 26才
その息子と小学生の頃からの友達が横田くんだ
ずっと通勤に片道1時間半もかかる場所に住んでいたが
息子が高校を卒業するタイミングでここに引越してきた
東京の郊外ではあるが一戸建てを購入した
夫は建設業だがライバル会社の不正発覚で
一気に仕事が増えて収入が倍増した
なのでかなりゆとりが出来た
今もその余波が続いていてしばらく安泰らしい
2年前に部長にも昇進して
定年後も関連会社で雇ってもらえるそうだ
「子供の頃みたいに遠慮しなくていいからな」
「おじさん もう 僕も大人ですよ」
「カラダだけは立派になったけどな ハハハッ」
横田くんと会うのは久しぶりだ
小さい頃はよく家で遊んでいたので大きくなっても
どうしても昔の姿を思い浮かべてしまう
いたずらっ子で本当に手を焼いた
ただ寝顔は天使のようで本当に可愛かった
「ユキノの部屋はもう片付けてあるから
横田くんにはそこ使ってもらって」
「わかった」
娘のユキノはこの家に1年ほどしか住んでいない
私と同じく20才の若さで結婚してしまったのだ
今は旦那さんの転勤の関係で九州で暮らしている
ここに顔を出すのは本当に年に1度くらいだ
孫の知らせを待っているがまだ聞こえてこない
子育ても終わって時間を持て余していたので
息子から横田くんの話を聞いた時は少しうれしかった
「就職活動中だけ居候させてほしいってさ」
「いいわよ でもまだ横田くんと連絡取り合ってたのね」
「最近はあんまり会ってなかったけど」
「引越しちゃったしね」
「東京で働くことになったらまたつるむかも」
「振り回されるわよ」
「何ていうか それがないと寂しいなって」
「ハハハッ そうね 横田くんがいると
騒がしくなるけど楽しいもんね」
「さすがにもう母さんを困らせたりしないと思うけど」
「カレーにお酢とか醤油とか入れたりしてたわね」
「そうそう トイレに行くついでにいたずらしてたから」
「彼女はいないの?」
「今はいないって」
「よかったわね 2人で彼女探し出来るじゃない」
-以上-


この作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(序盤のみブログで近日公開)
☆息子の友達シリーズ第三弾作品☆

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こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます
-本文抜粋-
「しばらくお世話になります」
「ハハハッ 横田くんもそんな挨拶が
出来るようになったんだな」
「ちょっと あなた」
山代ミユキ 48才 専業主婦
娘と息子と10才年上の夫の4人家族
息子はヤマト 26才
その息子と小学生の頃からの友達が横田くんだ
ずっと通勤に片道1時間半もかかる場所に住んでいたが
息子が高校を卒業するタイミングでここに引越してきた
東京の郊外ではあるが一戸建てを購入した
夫は建設業だがライバル会社の不正発覚で
一気に仕事が増えて収入が倍増した
なのでかなりゆとりが出来た
今もその余波が続いていてしばらく安泰らしい
2年前に部長にも昇進して
定年後も関連会社で雇ってもらえるそうだ
「子供の頃みたいに遠慮しなくていいからな」
「おじさん もう 僕も大人ですよ」
「カラダだけは立派になったけどな ハハハッ」
横田くんと会うのは久しぶりだ
小さい頃はよく家で遊んでいたので大きくなっても
どうしても昔の姿を思い浮かべてしまう
いたずらっ子で本当に手を焼いた
ただ寝顔は天使のようで本当に可愛かった
「ユキノの部屋はもう片付けてあるから
横田くんにはそこ使ってもらって」
「わかった」
娘のユキノはこの家に1年ほどしか住んでいない
私と同じく20才の若さで結婚してしまったのだ
今は旦那さんの転勤の関係で九州で暮らしている
ここに顔を出すのは本当に年に1度くらいだ
孫の知らせを待っているがまだ聞こえてこない
子育ても終わって時間を持て余していたので
息子から横田くんの話を聞いた時は少しうれしかった
「就職活動中だけ居候させてほしいってさ」
「いいわよ でもまだ横田くんと連絡取り合ってたのね」
「最近はあんまり会ってなかったけど」
「引越しちゃったしね」
「東京で働くことになったらまたつるむかも」
「振り回されるわよ」
「何ていうか それがないと寂しいなって」
「ハハハッ そうね 横田くんがいると
騒がしくなるけど楽しいもんね」
「さすがにもう母さんを困らせたりしないと思うけど」
「カレーにお酢とか醤油とか入れたりしてたわね」
「そうそう トイレに行くついでにいたずらしてたから」
「彼女はいないの?」
「今はいないって」
「よかったわね 2人で彼女探し出来るじゃない」
-以上-



