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兄の本性(14)

「よろしくお願いします」

中にはスタッフがふたりいた
佐々木さんはミユキさんの相手を見つけに
すぐに出て行ってしまった

「カメラマンの池田です」
「ディレクターのケンです はじめまして~」
「は、はい」

池田さんはオタクっぽくてケンさんは軽い
2人とも20代中盤といったところだ

「チブサさんって名前いいですねぇ」
「ハハッ チグサですけど 本当は」
「え~ ニックネームだったんですか
でもどんないい乳房してるのか気になるなぁ」
「普通です いやっ 大きめかな」
「答え言わないでくださいよ
見る楽しみが減るじゃないですか」
「ごめんなさい」

「あっ 設定上はカズミでいきましょう」
「カズミですか」
「ここにカンペ置いておきますので」

カズミと書いた紙が壁に置かれた

「一応過去の作品は見てもらったんですよね」
「はい」
「じゃあ だいたい流れわかりますね」
「はい」
「今回全員素人なので予想外のことが
起こるかもしれないですけどうまく対応してください」
「予想外ですか」
「一番ありそうなのがカズミさんのカラダを
服の上から触ってる時にイッちゃうパターンですね」
「そんなことあるんですか」
「経験の少ない男なんてみんなそうですよ」
「どうすれば・・・」
「まぁ 優しくパンツを脱がして
ベタベタになってるモノをしゃぶってください
かなり興奮しますよ 視聴者も」
「あっ そういうことですね」
「あとコンドームをつけたことないかもしれないんで
出来ればつけてあげるとか」
「あっ 今日はそのままでいいですよ」
「生ってことですか?」
「はい 一応ピル飲みはじめてるので」
「最高じゃないですか 中出しもありですか」
「はい」
「池田 いいの撮れそうだな」
「はい」

打ち合わせが終わると1人目の
来た時からいる大きな男が入ってきた


「カズミです」
「あっ はじめまして」

「今日は筆下ろしってことで来てもらってるんだけど
本当に女性経験ないの?」
「はい ないです」
「じゃあ 君の記念すべき日になるね」
「は、はい」
「今の気分はどう?」
「いやっ 夢みたいで」
「カズミさんを見てどう思う」
「最高です!」

台本どおりにケンさんが進行していく

「カズミさんは彼を見てどう思った?」
「大きいなって」
「身長は?」
「188です」
「うわっ 今まで出てもらった中でも
一番デカいよ あそこも期待していいのかな」
「いやっ あっちは普通なんで」
「カズミさん 残念!」
「ウフフッ」

係長代理とリハーサルしてきたので
余裕を持って行為を進めていけた

「中に思いっきり出していいからね」
「は、はい」

大学生くらいの年の子が醜いカラダの
私に興奮してくれるなんてたまらない


30分ほどで1人目が終わった

「どうでしたか?」
「顔出しなしなのがもったいないな」
「あぁ すいません」
「池田 ちゃんと撮れたか」
「はい バッチリです エロいですよ」
「こんなブクブクなのに・・・」
「熟女好きはこういうスタイルが好きなんですよ
こいつ熟女好きなんで」
「そうなの」
「あの3人目まで終わったあとに俺も中出しダメですかね」
「いいわよ」
「即答だよ さすがチブサさん
あっ カズミさんだった 今は」
「ハハハッ」
「ひとり目の時はこいつ何も言わなかったし
相当魅力的ってことですよ」
「うれしいわ」


2人目は典型的な童貞である意味楽しめた
包茎で短小さらに早漏だった

ただ復活も早かったので無事中出しされた
いやっ ほとんど中に入った感触もなかった

「ありがとうございました!」

中〇生にしか見えない男性だったが
感謝してくれたので気分がよかった


そして3人目は熟女好きという感じで
マニアックなプレイになった

「顔の上に乗ってもらいたいです」
「私 重いわよ」
「そしてワレメをこすりつけてほしい」
「かなりマニアックな妄想してたみたいだね」
「はい ずっと妄想してたんで」
「カズミさん やってあげて」
「わかったわ」

最後は中出しじゃなく顔射したいとのことなので
させてあげた

「あっ あぁ~」


3人目が終わってすぐに池田さんの相手をした

「いきなりぶち込んでもいいですか」
「もちろん」

今まで3人とは違いかなり大きいモノだ

「うわっ 大きい」
「でしょ こいつ宝の持ちぐされなんですよ
気に入った女じゃないと反応しないから」
「そうなんですか」
「はい そんなことより もう・・・」

バックから思いっきりぶち込まれた
係長代理なんて問題じゃないくらいの刺激だ

「あ~ん ダメッ あぁ~」
「チブサさんも感じちゃってるし
ちょっと外で打ち合わせしてくるから
あと5分ほどで終わらせてよ」

ケンさんは出て行った

「あの連絡先教えてもらえないですか」
「えっ!?」
「こういうのダメなんですけど
もっとじっくり楽しみたいっていうか」
「全然いいけど もしかしてこの体型だから?」
「もちろんですよ だからこのままで」
「ダイエットプラグラムはじめたばっかりなのに」
「ダメですよ このおしりとかたまんない」
「中にいっぱい出して」
「わかりました 行きますよ~」

さすがに2時間近くセックスしていたのでかなり疲れた


「ミユキさん じゃあ 頑張ってね」

すれ違いざまにあいさつした
あと佐々木さんからギャラを受け取った

「あれっ 5万って」

封筒の中に7万円入っていた

「俺の気持ちです カズにも紹介料渡さないとな
ディレクターのケンもさっき絶賛してたよ」
「本当ですか」
「この道向いてるんじゃない チブサさん」
「そうなのかな」
「興味出てきたらいつでも連絡ちょうだい」
「ハハハッ はい」

自分でもちょっとそう思ったりした


それよりも今日池田さんにまで
このままでいいと言われてしまった

ダイエットする必要はないのかもしれない
そう思いはじめてきた

家に帰ってシャワーを浴び
今日だけ糖質制限を解除してピザを食べた

久しぶりの糖質なのでものすごく美味しく感じた



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兄の本性(13)

約束の場所に行くとマイクロバスが停まっていた
そのまわりに人がいるが誰がスタッフかわからない

運転席の方に誰もいないので撮影中だろう

私は顔出ししないので2番目だ
あとの2人は顔出しすると言っていた

ひとり出演者らしき女性もいる


「あっ どうも チブサさんですか」

背後から声をかけてきた

「はい」
「この間電話で話した佐々木です」
「はじめまして」
「今はひとりめの女性の撮影してますけど
最後の男なのでもうすぐ終わりますよ」
「時間通りなんですね」
「あっ あそこに3人いるでしょ
いきなり素人4人組見つけちゃって
あの大きな男はまだなんでチグサさんの相手ですよ」

いきなり大男か 見た目オタクという感じだ

「あの女性って」
「チグサさんのあとに出る方ですけど
早めに来たって まだ2時間以上かあるんですけど」
「声をかけても平気ですか」
「はい きっと喜ぶと思いますよ
じゃあ また男探し行ってくるんで」

佐々木さんは雑踏に歩いていった
本当にライブという感じだ

「どうも」
「えっ あっ」
「話したくないなら無視してください」
「いえっ 次に出る方ですよね」
「はい」

3人の男は私たちを見てヒソヒソ話している

「あっちで話しましょ すぐ呼ばれそうだけど」
「そうですね」

腰かけれそうなところがあったので2人で座った

「どうしてこんなに早くに」
「この状況に慣れておこうと思って」
「そうですね あまり深く考えてなかったです」
「楽しみでもあるけど不安もあって」
「顔出しして大丈夫なんですか
結婚とかされてそうですけど」
「うち田舎だから大丈夫かなって」
「ネットでも買えるみたいですよ」
「もう夫とは夜の生活もないし 娘がいるんですけど
国際結婚で日本にはいないんです」
「あぁ それなら家族には知られないかな
でも親戚とかいろいろいるでしょ」
「普段こんな化粧しないから」

確かに厚化粧で年がわからないレベルだ

「あなた まだ若いでしょ」
「もうすぐ40です」
「ちょうど10才くらい下だわ」
「そうなんですね」
「この年で20代くらいに若い男の子に
抱かれることなんてないでしょ」
「はい」
「このまま老いていくには寂しいなって」
「熟年離婚は考えてないんですか」
「生活出来ないから」
「あっ・・・」
「生まれて一度も働いたことないの
これが仕事なのかわからないけどはじめてよ」
「うらやましい気もするけど旦那さんに
相手されないのは寂しいですね」
「浮気でもして離婚されても困るし」
「結局今日のこれが見つかると・・・」
「そうね ただ天秤にかけて選んじゃったのよね
顔出ししないと5万円でしょ はじめて稼ぐんだし
少しでも多い方がいいなって」
「いくらか聞いてもいいですか?」
「20万よ DVDのパッケージにも顔が出るって」

佐々木さんは私の相手を見つけてきたようだ

「じゃ チブサさん お願いします」
「はい」

「チブサ?」
「ハハッ 本当の名前はチグサです」
「あっ 私はミユキよ」
「撮影終わったらごはんでも食べましょうか」
「電車の時間があるからゆっくり出来なくて」
「結婚してるといろいろ制約あるんですね」
「そうなのよ」

私はマスクをつけてバスの中に入った



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兄の本性(12)

私は撮影のために服や下着を買いに行った

特に下着は今までつけたことのない黒い下着で
ブラとパンティがセットになったものだ

本当はやせてから着たかったが仕方ない

下着は高かったが出演料が入るので問題ない

そしてピルも飲み始めた
彼と付き合ってた時以来だ
今度の撮影では生で中出ししてもらおう


リハーサルとして会社に下着をつけていった
ブラウスから黒いブラが透ける
そしていつもは留めているボタンを外した

誰からも見られてないと思っていたが
給湯室で係長代理が声をかけてきた

「越谷さんどうしたの?いつもと雰囲気違うけど」
「そうですか」
「いい男でも出来たの」
「そんなわけないじゃないですか
でもジムでダイエットプラグラムをはじめて」
「ついに最後の砦も結婚か」
「ハハハッ もしそうなったら祝ってください」

係長代理は私の胸元を見つめた

「すごい谷間だね」
「えっ あっ はい」
「うちのやつはペチャンコだから」

何度か見たことあるがガリガリだった

「この大きなおしりもたまんないね」

セクハラなんて私には無縁だと思っていた

「少しくらいなら触ってもいいですよ」
「本当に越谷さんなの? 別人みたいなんだけど」
「ちょっといろいろあったので」
「あっ お兄さんのことか・・・」

もちろん会社の人は知っている

「私 もう行かないと」
「そっか 会議だったね 今日 昼一緒にどう?」
「誰かに見られたら変に思われますよ」
「じゃあ 仕事終わってから・・・・」
「わかりました メッセージ送ってください」

係長代理は車通勤なのでドライブ出来そうだ

これが一般的に有名な社内恋愛で
上司との不倫か まぁ係長代理は私より若いけど

セックスのリハーサルも出来そうだ



「ごめんね こんなところまで来てもらって
はい タクシー代」
「こんなにですか」
「いやっ 帰りも家まで送れないから」
「あっ はい じゃあ いただいておきます」

高速の入口近くで待ち合わせた

「こっち方向に行けば会社の人と会うことないから」
「確かに営業所もないですし誰も住んでないですもんね」
「越谷さんとこんなことになるなんて
昨日まで想像もしてなかったよ」
「私もです」

かなり暗くなってきたので夜景がキレイだ

ドライブなんてした記憶はない
社員旅行のバスくらいのものだ

「ホテル行ってもいいよね」
「何人も女子社員を連れ込んでるんでしょ」
「ハハハッ 否定はしないよ 数人だけどね」

係長代理は会社の中ではイケメンだ
会社に入った時にはもう結婚していたが
社員旅行で女子社員とカラオケボックスで
抱き合ってるのを私でも見たことがある

その子も他の若い子も寿退社してしまったので
ちょうど相手がいない時期なのかもしれない


30分ほど走って出口近くのホテルに入った

ラブホテルに来るのも久しぶりだ
彼と何度か来たが付き合いはじめた頃だけだった


「さっきから待ちきれなくてビンビンなんだけど
いきなり咥えてもらってもいいかな」
「はい」

部屋に入っていきなりフェラだ

「あっ あぁ~」

係長代理はすぐにイッテしまった

「早漏じゃないから心配しないで」

そして2人でシャワーを浴びることになった

「食い込んじゃってるから恥ずかしいな」
「こういうカラダの女性とするのはじめてだよ」
「ひどい・・・」
「ごめんごめん」

「奥様とはどれくらいのペースでしてるんですか?」
「聞いちゃう?」
「結婚したことないんでわからなくて」
「口でしてもらうことは多いけど本番は月2回かな」
「そんなに少ないんだ」
「子供が第一で俺なんか二の次だから」
「ハハハッ そうなんですね」

シャワーを浴びてベッドに向かった頃には
係長代理のモノは復活していた

「これから越谷さんを犯しまくるよ~」
「好きにしてください」

「はぁ~ん あぁ~ イク~」

私は何度もイカされた

「こんな大きい声を出すなんて」
「恥ずかしい」
「いやいや 興奮したよ」

係長代理のモノを舐め続けた

「明日から会社でもいたずらしていいかな」
「見つからないようにしてくださいね」
「もちろんだよ」
「あと彼が出来たら何もさせないですから」
「ダイエット失敗してほしいなぁ」
「やめてくださいよ 頑張ってるのに」
「このままの方がいいと思うけどな」

カズくんだけじゃなく係長代理にまで
言われてしまった このままでいいなら楽だけど



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兄の本性(11)

「マサキ兄ちゃん 私を好きにしていいよ」

兄の本性がわかってから
日に日にマサキへの申し訳なさがあふれてきた

新しく買ったバイブをマサキに見立てて妄想する

「もっと激しくして」

ただマサキも42だ ケダモノの雰囲気は
なくなってるかもしれない

頭に浮かぶのは私にいたずらしてた
高〇生の頃のマサキだ

冷たい切れ長の目が本当に怖かった

無性に会いたくなってきた

実際好きにしていいよと言ったら
抱いてくれるのだろうか


「チグサのくせにパンツなんかはきやがって」

「ほらっ ちんちんが見たいんだろ」


あの時みたいに強引に脱がされたい
そして乱暴にぶち込まれて・・・

「あんっ あぁ~」



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兄の本性(10)

「あっ チブサさん」
「ハハハッ 来ちゃった」
「どうでした あのバイブ」
「ごめんなさい 返品したくて」
「えっ!?」
「使ってないから はい これ」
「どうしたんですか」
「いろいろあって これより高いの買うから
なんとかお願い出来ないかな」
「あぁ 交換ってことですか どうぞどうぞ
どんなのがいいですか?」
「激しいのちょうだい」
「ハハハッ 過激だなぁ
さすが近親相姦してるだけある」
「冗談よ それは」
「そうかなぁ 全く信じないですけど」
「ウフフッ」

人気のバイブに交換してもらった
差額も大したことない金額だ

「糖質制限してるからこれで解消しないと」
「あっ ダイエットしてるんでしたね
このままの方がいいと思うけどなぁ」
「誰にも相手にされないって」
「そうだそうだ チブサさんに相談あったんだ」
「えっ 私に? 男の紹介じゃないの」
「結果そうなりますよ」
「どういうこと?」
「知り合いにAV作ってる奴がいるんですけど
ぽっちゃり熟女探しててチブサさんぴったりだなって」
「AV?一応会社員なのよ」
「もちろん顔出しNGの企画ですよ」
「本当かなぁ」
「全然嫌がってないですね」
「それは・・・話によるわね」
「そう言うと思ってました 実はその企画っていうのは
童貞10人の筆おろしをするっていうものなんです
街に歩いてる童貞を捕まえてマイクロバスの中で・・・」
「10人って」
「半分以上AV男優だと思いますけど」

頭の中でイメージしてみた

ひとりの男しか知らない私がいきなり10人か
ただ本当に大丈夫なのか

「やっぱりでも心配だなぁ」
「マスクするだけでもわからないらしいですよ
チブサさんのカラダを毎日見てる男がいるなら別ですけど」
「いないわよ」
「なんだ近親相姦って過去の話なんだ」
「そうよ あっ 違う ウソよ ウソ」
「今さら隠し事ですか」
「ウフフッ 店長さんもロリコンだって
カミングアウトしてくれたのにね」
「ちょっとあんまり口に出さないでくださいよ
私服警官が店にいるかもしれないし」

客は私以外に2人の男がDVDコーナーにいる

前回は気づかなかったがDVD試写コーナーが
奥にあるようだ

「試写コーナーもあるんだね」
「DVD少ないんで3部屋だけですけど」
「今度使ってみようかな」
「あっ 筆下ろしする作品ってここにもあるんで
ちょっと見てくださいよ 顔出ししてない人も
確か出てたと思うんで サービスです」
「そう?じゃあ見てみるわ」

「今日買ったバイブは使わないほうがいいですよ
かなり激しいモノなんで声ガマンできないと思いますし」
「それじゃ 自分の家でも使えないじゃない」
「壁薄いんですか チブサさんのマンション」
「普通だけど まっ でも今日は見るだけにするわ」
「オールナイトもOKですよ」
「明日仕事よ」
「ハハハッ」

そのDVDを持って奥の部屋に入った

ナンパモノのAVの存在は知っていたが
こんなのははじめてだ

スタッフが連れてくる素人風の男の子に
熟女が教えながらセックスしていく

私は経験人数がひとりなので教えるほどのテクニックはない
ただモザイクはかかっているがAV男優としか
思えない男が多いので気にすることないかもしれない

いきなり経験人数が二桁になるなんて
ちょっと自慢したくなるかもしれない

ただそんなことを話す友達は私にはいない
プライベートで話すのは叔母くらいだし
今度会うときに話してみようかな

もうAVに出る気持ちになってきた


「えっ もう出てきちゃったんですか
何なら別のDVDも持ち込んでいいですよ」
「ううん」
「で どうですか?」
「やってみようかなって」
「そうだ 出演料言ってなかったですね
顔出ししないと5万くらいなんですけど」
「全然問題ないわ お金のためじゃないし」
「じゃ 今そいつに電話しますね」

店長はAVを作ってる知り合いに電話しはじめた

「あっ うん そう OKだって
ここにいるからちょっと電話かわるよ」

「もしもし」
「本当に出てもらえるんですか」
「はい」
「よかったぁ もしダメだって言われたら
AV女優に頼むつもりだったんですよ
ただ顔出ししなくてもマニアにはカラダで
バレちゃうから評判悪くなるんですよね」
「そうなんですか」
「ハハハッ そんなこと知ったこっちゃないですよね」

この人は店長よりもノリが軽い

「昼間撮影みたいですけど日程ってもう決まってるの?」
「はい 大雨とかじゃない限り来週日曜日で
会社員って聞いてるんですけど休みですよね」
「よかったわ でも人が多そう」
「マイクロバスから外は見えますけど
中の様子は見えないんで それと日曜じゃないと
素人童貞なんて見つけられないし」
「AV男優さんじゃ・・・」
「いやっ 今回全員素人童貞目指してるんで
ひとりも呼んでないんですよ もしダメなら
スタッフの僕らが出ることになるだけで」
「スタッフさんって多いんですか」
「4人です みんな若造です」
「素人の人が私のこと見たら断られるんじゃないですか」
「童貞を甘く見すぎですよ 謝礼もらって
セックス出来るのに断るバカいませんよ
それに熟女だって誘う時に言っておくので
あっ 年聞いてなかったですね ウソでも教えてください」
「38です」
「熟女なら若手も若手 きっと喜びますよ」
「そうだといいけど」

そのあと集合時間や注意点などを聞いていった
素人童貞を相手する女性は3人いるとのことだ
ついさっきまで私は勘違いしていた
だいたい相手するのは3人くらいということだ
さすがに10人にハメられたら私が壊れてしまう

「じゃあ 当日よろしくお願いします」
「はい こちらこそ」


「数ヶ月後にはこの店にも入荷しますよ」
「そっか 記念に買わないとね」
「チブサさんなんだかイキイキしてますね」
「ハハハッ 久々のセックスだから楽しみで」
「もっと遊べばいいのに 独身なんだから」
「どうすればいいかわかんなくて」
「近親相姦なんかしてるからですよ
世の中の男はもっとギラギラしてますよ」
「本当に?」
「今回のAVだけじゃなくいろいろと考えておきます」
「お願いね 店長さん」
「あっ その呼び方変えてもらえませんか
カズヒコって名前なんでカズで」
「カズさん?」
「いやっ 10近く年下だしカズくんで」
「母親みたいね」
「弟みたいに接してもらえればうれしいです
ずっと姉ちゃん欲しかったんで」
「わかったわ カズくん」

予習のためにさっき少しだけ見たAVを購入した



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兄の本性(9)

「どうですか? まだ3日しか経ってないですけど」
「一応守りましたけどつらいですね」
「まぁ 最初はみなさん苦労されます
糖質中心の食事がガラッと変わるわけですから」
「肉が食べれるだけマシですけど
ソースはほとんどダメなんですよね」
「あっ 細かくは気にしなくていいですよ
さすがにテリヤキソースはダメですけど
ごはんを食べないだけで最初はどんどん痩せますから」
「そうなんですね」

「あと別の方法だとたばこですね」
「たばこ?」
「口寂しいのを防ぐためです ダイエットの時だけですが
無糖コーヒーとたばこで乗り切った方がいるので」
「でも私はニオイが苦手なので」
「まぁ 人それぞれですからとにかく食べることを
考えないようにするのが大事ってことです」

やっぱり私は性欲で乗り切ろう

「じゃあ トレーニングも開始しますね
スタミナが必要なので食べる量は増やしてください」
「今日は肉を山ほど食べてきたので大丈夫です」

ランニングマシンと腹筋マシンで軽く運動した

「今まで運動されてないとのことなので
徐々に回数と時間を増やしていきましょう」
「わかりました」

「おつかれさまでした」

ジムを出てすぐにあの店に向かった



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兄の本性(8)

ついにドキュメントフォルダを開くことにした

そもそも兄の心の中を知りたくて
このパソコンを持ってきたのだ

すでに動画と写真で兄の趣向はわかっている
きっと私のことが書いてあるに違いない

メモ帳ファイルが日付の名称で30ほどある
一番古いモノから見ていくことにした

900515
これはきっと1990年5月15日だ

私が中2の頃で動画撮影される少し前だ
兄は高3で大学進学しないことを叔母に告げていた


今日からここに日記を残す


その一文を読んで兄の部屋に過去の日記帳が
あったかのかと思ったがもうあとの祭りだ
部屋にあったものは処分してしまった


1年後にはこの家にはいない
そのことを考えるとうれしくてたまらない

ダニともやっと離れられる

あのダニは妹にまでちょっかいを出し始めた

僕がしたかったことを次々と・・・


マサキはダニか なかなかいい例えだわ
ただしたかったことをっていうことは
兄は私がいたずらされてる現場を見てたということか
全く気づかなかった


ダニは今度浴室に潜入すると言い出した


えっ 兄に予告してやってたのか


僕は心の中でダニを踏み潰した


私が思ってた状況と違う
マサキが予告してたということは
兄は私を助けられたということだ
それなのに一緒になって見てたのか 私に隠れて

次々と読んでいったが
兄は助けるどころかマサキに使われて
私のいたずらの手助けをしていることまでわかった


ダニが部屋に置いていった妹のパンティを舐めた
あぁ たまらない


兄の様子がますますおかしくなっている

そして一気に飛ばして動画撮影された頃のモノを読んだ


どうせダニがしたことだと思うだろう
あんなダニは地獄に落ちればいい


メチャクチャだ


妹のカラダを撮影しまくったので
これからもずっと楽しめそうだ
怪しまれる前に早く家を出ていきたい


出て行った理由はマサキだけじゃなかった
兄の勝手な都合だったってことか

生きていれば怒鳴り散らしてやりたい
ただ生きていればこんな日記を見る機会があるはずもない
兄もきっとわかっていたのだ
私が日記を読む時にはこの世にいないことを

読めば読むほどマサキよりも兄の方が悪い男なのが
はっきりとわかってくる

マサキには悪いことをしたのかもしれない

これを見せればどんな反応をするだろう
母親にいわれのない罪で叱られていたのだ
全く罪がないわけでもないが
兄に対して怒りを覚えるかもしれない

あの時マサキは母親を恨んだはずだ
その仕返しで今も母親を困らせてるのかもしれない

日記は毎日書かれてるわけではなかった
私は最後の日記を読んだ


妹の処女をいただいて出て行きたい


とんでもない人間だ
実行しなかったが狙っていたのか

部屋に鍵をつけてもらったのは正解だった

さすがに中学の時に兄に犯されてたら
トラウマに苛まれ今よりもっと辛い人生だったはずだ

そもそも日記とはいえこんなのを書き残すのは
狂ってるとしか言いようがない
誰かに読まれることを想定していたはずだ

そうなると間違いなく私だろう

少しでも兄に感謝しようとしてた自分が恥ずかしい
妹を性の対象にしてる自体で狂ってるのだ


兄は狂っていた


私はそう結論づけた
そんな狂った兄と血が繋がってるのが私なのだ

少し肩の荷が下りた気もする

私は今日使おうと思っていた買ったばかりの
バイブをカバンの中に入れた 

こんなもの早く返品しないといけない



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兄の本性(7)

「落ち着いた?」
「ずっと会ってなかったし
ピンとこないっていうか」
「私もよ」

叔母が兄のことで電話をしてきた

そういえばマサキは今どうしてるんだろう
叔母からは何も聞いていない
もちろん私に気を使って話題に出さないのだ

「マサキさんは最近どうしてるんですか?」
「えっ・・・珍しいわね」
「ちょっと気になっちゃって 家を出てからは
どうしてるか全く聞いてないし」
「知りたくもないでしょ あんなことされて・・・」
「もう気にしてないですよ 中学の時の話だし」
「そういってくれるとうれしいけど
同じ女として許せないからね あの子のしたことは」

マサキの味方をしてたらとっくに絶縁状態だ

「結婚はしてますよね」
「そうね とっくに離婚しちゃったけど」
「じゃあ 今は一緒に暮らしてるんですか」
「そう あの子と2人暮らしよ」
「叔父さんは?」
「恥ずかしいから黙ってたけどとっくに離婚してるの」
「そうなんだ」

確かに私に告白する必要はないかもしれない

「チグサちゃんが結婚しないのは
あの子のせいでしょ」
「そんなことないですって ただモテないだけで」
「あぁ 責任感じちゃうわぁ」
「だから 本当にもう気にしてないですって」
「本当に?」
「はい」

なんとか納得してくれたようだ

「仕事とか聞いてもいいですか」
「あっ マサキ?」
「はい」
「もう42なのにコンビニでバイトよ
うちにお金も入れないでフラフラしてるわ」
「そうなんだ」
「まぁ 自分の子だから仕方ないけど」
「大変ですね」
「結婚前のチグサちゃんに聞かせる話じゃないわね
うちの子は特別だから気にしないで」
「はい」

そこまで不幸ってわけでもないようだ

まぁ 悪い男が地獄に落ちるなんて幻想だ
女が地獄へ落とさない限り悪事を続ける

「今度遊びに行ってもいいですか?」
「うちに来るの?」
「家を出てから訪ねたこともないし」
「マサキに鉢合わせるかもしれないわよ」
「叔母さんが叱ってくれてからは
ずっと無視されてたし大丈夫ですよ」
「まぁ でも私のいる時に来てね」
「わかりました」

マサキと20年ぶりの再会か

あのいたずらは兄の仕業だったので
よく考えれば大したことをされていない
別に犯されたわけでもないし
ちょっとハダカを見せあった程度のことだ

「あっ でもダイエット終わってからにします」
「ウフフッ どうしたの 気になる男の人でもいるの?」
「兄のことがあっていろいろ考えちゃって」
「そうね あんな寂しい・・・ あっ ごめんね
私よりチグサちゃんの方がつらいのに」
「だからピンと来てないですって」
「そっか じゃあ ダイエット終わったら連絡ちょうだいね」
「はい」

叔母とはこれから仲良くなれそうな気がする
この間会ったばかりだがまさか離婚してるとは
夢にも思わなかった



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兄の本性(6)

「どんなのお探しですか?」

店員の見た目は腕にタトゥーも彫ってあるし
チャラチャラしてるが印象は悪くない

「あっ ちょうどいいサイズのモノを・・・」
「ハハハッ お客さん 大胆ですね」

こんな店に入る時点で大胆には違いない

「ちなみにどれくらいですか
大きいのでしたらこれが最高ですけど」
「いえっ う~ん 普通くらいのサイズで
あと形はいろいろあるんですか?」
「はいはい 太いの細いのありますよ
あんまり売れないのは店に出してないですが
言ってもらえれば奥から探してきます」
「大きさはこれくらいで太さは・・・これかな」
「ちょっと小さめですね」

兄は普通より小さめだったのか
マサキも確か同じくらいだった

「ちょっと待ってくださいね
あっ これはダメですか」

ガラスケースの中から出してくれた

「ちょっと高くなるんですけどね」
「何十万とかじゃなければ大丈夫だけど
他にもあるなら見てみたいな」
「わかりました」

バイブもたくさん置いてあるが
オナホールやダッチワイフなど
男性向けのモノの方が断然多い

待ってる間 いろいろ見てまわった

兄もこういうモノを使ったことあるんだろうか
私の穴に近いモノを・・・
わかるわけないか 入れたこともないのに

「お客さん そんなの見てニヤニヤしてたら
男が大喜びしますよ」
「私なんか女性だと思われてないですって」
「知らないんですか お客さんみたいな体型の女性にしか
興味ない男も結構いるんですよ」
「本当ですか」
「いやっ そりゃあ 絶対数は少ないですけどね
結構胸も大きいしモテると思うなぁ」
「じゃあ 紹介してくださいよ
今日ダイエットプログラム入会したんで
半年後には普通の体型に戻る予定だし」
「もったいない」
「店長さんは興味ないんでしょ」
「俺ですか? 俺はロリコンなんで ハハハッ」
「ロリコンって中〇生とか?」
「いいっすねぇ 中高生が最高でしょ」
「捕まっちゃうわよ」
「通報しないでください 合意してる相手としか
やったりしないんで」
「ウフフッ 私も近親相姦してるから
他人のこと言えないけど」
「お客さん過激だなぁ」

出してもらったバイブはかなり兄のサイズに
近かったので購入した

「また遊びに来てくださいよ 何も買わなくていいんで
あっ 男も紹介しますし」
「そう? じゃあ ジムの帰りに寄るわ 名前はチグサ」
「チブサですか それはエロい」
「ハハハッ いいわ それでも」
「じゃあ また チブサさん」
「ウフフッ」

意外なところで自分の居場所を見つけた



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兄の本性(5)

「希望はどれくらいですか?」
「10代の頃の体重に戻りたいなって
だいたい20kgくらい減らしたいんですけど」
「食事制限も大丈夫なんですよね」
「はい」
「守っていただけないと成果は出ないので
それだけは約束していただいてるんです」

駅前のジムでダイエットプログラムが最近はじまった
多少お金はかかるが確実に痩せたいなら
ここに通うのが一番だとネットに出ていた

兄のおかげでネットサーフィンするようになった
今までパソコンは時々開く程度だったのだ

「半年くらいが健康的だと思うんですけど
お急ぎであれば3ヶ月でも可能です」
「そんなに早く痩せられるんですか」
「はい 越谷さんみたいなカラダの方は
一番痩せやすいんですよ」
「そうなんだ」
「食生活もお聞きしましたが糖質メインでしたし
最初の2週間くらいで5kgほどは痩せると思います」

ダイエットはひとりでやると
ついついなまけてしまう
結婚が決まってるわけでもない
私なんかなおさらだ

「じゃあ 次回は木曜日にお越しください
それまでに食べたモノは正確に報告してくださいね」
「はい」
「じゃあ 頑張りましょう」

食欲は性欲で解消するしかない

ジムの帰りに繁華街にある
大人のおもちゃのお店に立ち寄った
もちろん入るのははじめてだ

女性ひとりだとジロジロと見られる
カップルならともかく女ひとりで来る店じゃない
ネットでも買えるが直接見て買いたかったのだ

兄と同じサイズのバイブ を



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