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少年遊戯(4) 「ほらっ マサコケイコだろ」

「はじめまして」
「うわぁ 本当に若いわね」
「いろいろ教えてください」
「そんな専門家ってわけじゃないわよ」
「私 子育ての経験がないので・・・」
「あっ あぁ そうね」

小野寺マサコ 58才

ここは2年目で一番のベテランだ
しばらく一緒に教えてもらうことになった

「うちの息子は32なんだけど
長谷川さんも同じくらいでしょ」
「同い年です」
「うわぁ 子供世代の人と一緒にするなんて
ちょっと変な感じだわ」
「気軽に接してください 私も母親と思って甘えます」
「ハハハッ そうね 子供たちにとっては
どっちもおばさんなんだろうけど」
「そりゃ そうですよ」

子供にとって大人は大人だ

小野寺さんはまだ息子さんが独身なこともあって
おばあちゃんという雰囲気はない
丸いカラダをしたよくスーパーで見かける
典型的なおばさんだ

あいさつを済ませて準備していると
子供たちが入ってきた

「マサコ先生 こんにちは」
「あっ 早いわね 走ってきたの?」
「うん 誰 その人 新しい先生?」
「そうよ 長谷川ケイコ先生」
「じゃ ケイコ先生だね」
「こんにちは」
「マサコケイコだって ハハハッ」
「ハハッ・・・」

笑いのツボはわからないが
その子は小4のタクヤくん

「こんにちは」

「マサコ先生 テストダメだった~」

「なんだよ 変顔しやがって」
「してないでしょ」
「ブス!」
「もう許さない」

次々と入ってきて一気ににぎやかになった

「今日は月曜日だから15人くらいよ
まぁ 体調悪い子は来ないこともあるけど
だいたいここに書いてある通り」
「多い曜日ってあるんですか」
「水曜日は30人くらいいるかな
毎日通ってくる子もいれば週に1回しか来ない子もいて
スイミングとはピアノとかいろいろ習ってるから
たまたま水曜日がそういうの少ないみたい」
「そうなんですね」


「はじめまして 長谷川ケイコです
ケイコ先生って呼んでね」
「ほらっ マサコケイコだろ」
「おまえもマサコだろ」
「マサヒコだよ やめてよ もう」

ざわつくとみんな好き勝手なことをしはじめる

一番前に座ってるのがタクヤくんと
その友達のマサヒコくんとツヨシくんだ

いきなり私好みな3人が目の前にいる

男の子は6人で女の子9人だ
もっと男の子が多くてもいいのに・・・



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