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義母万歳(2) 「今日は昼前に出かけます」

「何だかお義母さんに嫌われてる気が
するんだけど・・・」
「またその話?気のせいだって
お母さんからあなたの悪口なんて
聞いたことないし」
「俺の話題とか出てきたりする?」
「う~ん それは避けてるんじゃない
一緒に住んでるし 私の気持ちも知ってるから」
「黙ってるだけで実は・・・」
「直接聞いてみればいいじゃない
昼間は家に2人しかいないんだから」
「いやっ さすがに本人を目の前にして
本音を言うはずないかなって」
「じゃあ 今から聞きに行こうか
何だか集中出来ないみたいだし」
「ごめん レイナ」
「いいけどね 倒産のことでちょっと今は
神経質になってるだけだと思うし」
「情けないよな 男のくせに」
「私はそんなあなたも好きだから気にしないで」

義母の本音を知りたくなったのは
あり余る時間のせいに違いない
これまでも冷たいとは感じていたが
それほど気にかけていなかった


「じゃあ 行ってきます」
「行ってらっしゃい」
「今日も頑張ってね」

妻を見送るのが朝の日課だ
私と義母はそのあとゆっくり朝ごはんを食べる

「今日は昼前に出かけます」
「そう じゃあ 昼は用意しなくていいわね」
「はい」

事務的な会話だけだ
すぐにリビングのテレビの音に埋め尽くされる

部屋に入りネットで求人を見たりするが
正直まだ面接に行く気はない
失業手当がもらえる間はのんびりするつもりだ

義母は食器などの片づけを済ますと
いつも部屋に入ってしばらく出てこない
多分仮眠を取っているのだろう
そして11時頃から掃除に洗濯に食事の用意と
家事をこなしていくのだ

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