≪最新作≫ 「母親代行」 Kindle電子書籍発売開始!

「母親代行」の電子書籍の販売を開始しました

こちらの作品は電子書籍限定の書き下ろし新作小説です
(ブログにて序盤のみ近日公開します)



※表紙画像をクリックすると
Amazonの販売ページにジャンプします

こちらの電子書籍は専用のkindleタブレットだけではなく
スマートフォン・タブレット(Android/iPhone/iPad)・パソコンでも
kindleアプリを無料でダウンロードしていただくだけで読むことができます

-本文抜粋-

「ねぇ 斎藤ってさ 最近何してるの?」
「えっと・・・だいたいドラマ見てるだけかな」
「お父様が亡くなってからはそんな感じ?」
「う、うん」
「まぁ お金には不自由してないだろうけどさ
ちょっと仕事してくれないかな」
「仕事?父の居酒屋を手伝ってたくらいで
何も出来ないわよ 私は」
「いいのよ それで」


斎藤ミヤコ 40才 独身

両親は私が短大を卒業してすぐに離婚した

そして家を出ていった母に代わって
私が父の居酒屋を手伝うようになった

ただその父も病に倒れ
2年ほど私ひとりで面倒をみていたが
昨年夏に息を引き取った

居酒屋は料理人として働いていた山田さんが
引き継いでくれた
形だけのオーナーになってしまったが
毎月お金を振り込んでくれる
あとまだ手をつけていないが多額の保険金が
入ってきたので経済的には困っていない

父の介護疲れもあってしばらくは
好きな時に寝起きして好きなものを食べる
怠惰な生活を送っていたが今は普通にしている

朝ちゃんと起きて家事をこなしドラマを見て
夜になったらちゃんと寝るようになった


「でも・・・」
「1か月だけでいいのよ」
「それくらいなら・・・でも何すればいいの?」
「私の代わりをしてほしいの」
「代わりって・・・家政婦みたいなこと?」
「ビンゴ!ちょっと休みたいのよね
ケンジが反抗期でもう疲れちゃって」
「そうなんだ」
「私には反抗してるけどあなたは多分大丈夫よ
誰かれに反抗するわけじゃないだろうし」
「う、うん」


宮本カオリ 旧姓は大野

中学高校と同じクラスで
私はずっと彼女の言いなりだった

学生時代は今よりも太っていて
イジメの対象になりやすかったが
彼女のおかげで無事に済んだ

ただイジメとは言えないくらいだが
いろんなことはさせられた


「斎藤にだけ教えてあげようかな」
「何?」
「ちょっと男と遊びたいのよね」
「えっ でもコウジさんがいるのに・・・」
「当たり前なこと言わないでよ
もう結婚して15年以上経ってるのよ
同じ男ばっかりだと飽きちゃうわ」

-以上-

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