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姉弟同居-未亡人と軟弱者-(3) 「片桐くんじゃ不満ですか?」

病気のことを知った上で結婚したが
当初3年くらいの命と言われていたのに
結婚1周年を祝ってすぐくらいに
彼はあの世に逝ってしまった

私が無理させてしまったんだろうか

年が若く好みの顔でさらに体の相性も
よかったので周囲の反対を押し切って結婚した

向こうのご両親は喜んでくれたが
私の両親は子供が出来たらでいいじゃないと
最後まで納得してないようだった

そもそも看護師を目指したのも人の役に
立ちたかったからだった
私は彼に希望を与えたかったのかもしれない

それなのに私が寿命を縮めてしまうなんて・・・


「すいません・・・」
「樋口さん 考え直して」
「もう 私は・・・」

看護部長には引き留められたが
ずっと勤めていた病院を退職した


全く別の仕事をと思い夜の仕事も経験した
ただそこに集まる男は満たされた男たちで
私は全くやりがいを感じなかった

お金は簡単に稼げるが私は満たされない

派遣で介護の仕事をはじめた
まだはじめて間もないが夜の仕事よりは
私に合ってる気がする


「たまってるみたいね」
「いやっ そんなことないですよ」
「人の手助けする前に・・・」

私は一緒に行動する男性ヘルパーの
性処理をしてあげたりしている

今日は年下の片桐くんだ

「樋口さん・・・」
「運転に集中して でも出るときは言ってね」
「は、はい」

ヘルパーはきつい仕事だ
特に男性だと高齢者を持ち上げたりと
力仕事も多い 私は手の抜き方を知ってるが
真面目にやると本当に身を削る

せっかく人のためにはじめても
志半ばで辞めていく人が多い仕事なのだ

私みたいな女でもいればヤル気が持続するだろう

「そろそろ到着するので」
「じゃあ そこの公園の横で止めて」
「は、はい」

控えめな片桐くんのおちんちんを咥えた

「あっ あぁ~」

「ウフフッ やっぱりたまってるじゃない」
「すいません」
「じゃあ 今日も頑張りましょうね」
「はい!」

派遣なのでいろいろなところに行く
グループホームの助っ人から
今日みたいな入浴介助の訪問サービスまでだ


「ありがとね お名前は?」
「樋口ヒロコっていいます」
「ヒロコちゃんね また来てもらいたいわ」
「片桐くんじゃ不満ですか?」
「ウフフッ そんなことないわよ」
「だって 片桐くん」
「あっ ハハッ これからも誠心誠意・・・」
「かたいわね もう」
「いいコンビだわ あなたたち」
「ありがとうございます お姉様」
「ウフフッ」


ひとつのところに腰を落ち着けてもいいが
それなら看護師に復帰しないと
看護部長への義理が立たない気がする

ただ時給も高くて自分のペースで働けるのはいい
今は週4日で働いているがお金が必要になれば
もっとシフトを増やせばいいだけなのだ


家に戻ろうと思ったのはやっと気持ちが
落ち着いてきたからだ

弟は気が弱くて人の顔色ばかり見るので
お互いのために距離を置いていた



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