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寮母・大森真由美(2)「岸本くん 今日は大丈夫?」

夫が亡くなってから2週間は
入寮者に会社で食事してもらっていた
通常は昼だけ会社の食堂で食事するが
私のために配慮してくれたのだ

復帰して迫田さんが採用されるまでは
総務課長の奥様と手分けをして
食事の支度などをしていたが
今日からは私と迫田さんでやっていく


「おはようございます 迫田さん」
「大森さん おはようございます」
「今日からが本当のスタートですね」
「はい 張り切っていきますよ」

採用が決まってから3日間の研修がある
業務のこともそうだが会社のことを学ぶ
私もこの仕事をはじめる前に同じ研修を夫と受けた


朝食の準備は朝5時半からはじめる

現在の入寮者は女性8名で男性が22名

部屋数は女性10部屋男性30部屋なので
満室にはなっていない状況だ

独身寮ということで男性は結婚するまで
ここで暮らすことがほとんどだが女性は違う
5年以上ここにいると嫁に行けないという噂が
流れているので未婚のままでも出ていく

駅前の開発が進みワンルームマンションが
次々と建ちはじめて出ていける環境が
整ったということもある
噂も不動産屋が流したのかもしれない


「これで終わりかな」
「やっぱり手際がいいわ」
「ハハハッ 30人分じゃ もの足りないな
あと一品作ってもいいくらいで」
「ウフフッ」

朝食は7時からだが6時半には出来上がってるので
早めに食べに来る人もいる

「真由美さん もう食べれるかな」
「早川さん 今日も早いわね」

早川若葉 32才

5年以上寮にいる唯一の女性社員だ

「ダイエットで夜食べるの控えてるから
もうおなかすいちゃって」
「だからダイエットなんて必要ないでしょ」
「くびれがないと女じゃないって
今の男は思ってるから」
「ハハハッ じゃあ 私はもうダメだわ」
「真由美さんには武器があるじゃないですか」

武器というのは胸だ

結婚した当時は体重が50kgもなくて
普通の体型だったが2年で65kgまで
太ってしまった ただその副作用なのか
胸が急成長したのだ

くびれはほとんどないが大きな胸のおかげで
夫は満足してくれていた


7時になると一気に食堂に人が流れ込んでくる


「大森さんカムバックですね」
「ウフフッ」

「あっ みなさん 私は迫田といいます
これからよろしくお願いします」

パチパチパチッ

みんないるわけではないが迫田さんは挨拶した


「ごちそうさまです」
「岸本くん 今日は大丈夫?」
「ハハハッ はい」

岸本雅史 25才

私が管理人になった時に新入社員で入ってきたので
いわゆる同期だが体が弱く病欠や早退がかなり多い
ただ仕事は出来るらしく総務課長から
気にかけてくれと言われている


「よく食べるなぁ」
「まだ3杯目ですよ ハハハッ」

久保純也 33才

大学時代に相撲部だったこともあって大食いで
この寮の最年長の社員でもある

色恋や出世よりも食欲優先ということで
婚期が遅れているがモテないわけではない

「前に言ってた見合いはどうなったの」
「全然ダメでしたよ 小食自慢とかして
太っててもいいって言ってるのに
母さんが外見で決めてくるから」
「ハハハッ でも久保くんがいないと
ちょっと寂しくなるわ」
「さすがにそろそろ結婚しないと
母さんが病気になっちゃうので」
「そうね」

久保くんの母親は子離れ出来ていない
月に一度は電車で3時間もかけて会いに来る

「純也のことよろしくお願いします」

来るたびにこの言葉を聞いている


朝食の片づけをしてる間に
みんな出社していく

「今日は残ってる人はいないみたいだわ」
「看病があると昼間もゆっくり出来ないね」
「岸本くん以外は滅多に休まないから」
「そうなんだ じゃあ 大丈夫かな」

朝食のあと日常清掃をして午前中の業務は終わりだ
夕食の準備をはじめる5時までは自由時間になる

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