兄と妹のはじまり(1)「はぁ・・・反省しないのか おまえは」

「お兄ちゃん 今から行くから」
「またかよ 兄貴のところに行けばいいだろ」
「ダメダメッ 子供出来ないのは私のせいだって
おばさんに怒られちゃったから」



下田勇二 30才 雑貨店スタッフ

彼女いない歴 まもなく10年

専門学校を卒業して彼女と同棲するつもりで
家を出た 部屋探しも2人でしたのに・・・

未練タラタラでカッコ悪い気もするが
後戻りすることなくそこでそのまま
ひとり暮らししている


妹は優美 26才 イベントコンパニオン  

ブスカワ系の顔にボリュームある体型

趣味は男遊び

今は父と2人で暮らしている
母は若い男を追って出て行ってしまった

妹の男好きは母親譲りだ


兄は勇一 33才 結婚4年目

義母と3人で暮らしている

結婚するまでは妹の面倒なことを
すべて兄が引き受けていたので
俺は無関係な立場だった

義姉は優しいので妹が押しかけても
何も言わないがついに義母がキレてしまったようだ



「またキープ君に見つかったのか」
「ううん 本命の彼の友達がたまたま
イベントに来ててそれで・・・」
「おまえ 二股以上は面倒だって自分で言ってただろ」
「だって熱く迫ってくるもんだから」
「はぁ・・・懲りないよな 早く結婚しろよ」
「やだよ モテなくなったらあきらめるけど
40までは大丈夫な気がする」
「どんだけ自意識過剰なんだよ 全く」

「また魅力が増した気がしない?」
「太っただけだろ」
「あっ お兄ちゃん 今 おっぱい見たね」
「だから おまえは・・・」
「ウフフッ」

小さい頃からこの調子なので慣れているが
うちに避難してくるのはちょっと困る

今日はオナニーする気満々で帰ってきたのだ

2か月前にはじめて避難してきたが
その時は義母の体調が悪いという理由だった

「ここは私のサードハウスだね 合鍵ちょうだい」
「無理無理」
「え~」
「家に連れ込むのをやめろよ」
「だってお金もったいないし 泊まり禁止だし」

泊まっていい場所はうちか兄の家だけだ

父は母のこともあって妹を目の届くところに
置いておきたいらしい

「親父にはもう連絡したのか」
「してないよ お兄ちゃんが出ないと意味ないし」
「あっ そっか じゃあ・・・」


「もしもし」
「あぁ 勇二か 珍しいな」
「優美がうちに来てるから」
「はぁ・・・代わってくれ」
「うん」

「パパ ごめんね う、うん わかってるよ
勇一兄ちゃんのとこには行かないって
う~ん 電話出てくれないからなぁ
着替えもないし明日昼頃に一旦戻るよ
うん じゃあ いつも通りよろしく パパ」


「何がいつも通りだよ 親父は慣れてないだろ」
「そうだね 勇一兄ちゃんが担当だし」
「はぁ・・・反省しないのか おまえは」
「してるよ 今回は私からじゃないんだからね
お兄ちゃんだっていい女に迫られたら
クラッとくるでしょ」
「それは相手がいない時だけだろ」
「そんなことないよ 結婚するまでは自由じゃない」
「一生結婚出来ないかもな」
「別にそれでもいいけど パパのために
子供を産んであげないと可哀想かなって」
「兄貴のところはどうなってるんだろうな」
「おばさんに遠慮してあまりしてないんじゃない」
「まさかそんなわけないだろ」
「ハハハッ そうだよね おばさんも孫が見たくて
仕方ないのに 邪魔するわけないし」

そんなことより早く出したくてたまらない
エロ動画を見ながらしようと思ってたが
オフロでサクッと発射して落ち着こう

「じゃあ シャワー浴びてくる」
「うん お兄ちゃんのあとに私が入るから
湯船にお湯ためておいて」
「遠慮っていうのもはないのか おまえは」
「今日はアニメでも見ようかなっと」

前に来た時も俺が会員になっている見放題サイトで
映画とかいろいろ見ていた エロ系も普通の作品も
すべて見れるので重宝している

履歴をチェックしたがはエロ系は見ていなかった
男を切らさない妹には不必要なのだろう


「あっ あぁ~」

シゴいただけで発射出来たが何だかもったいない

俺も久しぶりに湯船に浸かってからオフロを出た



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