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庭先の情事(2)「父さんが俺たちの味方になってくれて嬉しいよ」

「じゃあ 入ろうか」
「うん」

この家に来るのは2度目だ

あの時は緊張していたのと義母に嫌われていたので
ゆっくり見る余裕はなかった

玄関を入って居間で義父母と顔を合わせてすぐに帰った
その悔しい記憶だけが残っている


大きな門構えで庭の広い平屋建ての大きな屋敷

ただ同じような屋敷が並んでいるので
このあたりに住んでいる人にとっては
普通なのかもしれない

私は高校を卒業するまでアパート暮らし
母子家庭で妹もいて本当に貧しかった

社会人になって友達と一緒に暮らすようになって
多少余裕が出来て家族への仕送りをはじめた
仕送りをやめたのは母が再婚したからだ

妹も私と同じように玉の輿の乗ろうと
日夜男漁りに精を出しているがそんなに甘くない
今のところ遊ばれて捨てられているだけだ



「初音さん いらっしゃい」
「お義父様 ありがとうございます」
「何を言ってるんだ あいつがすべて悪いのに」

義母をあいつと呼ぶ義父に惚れてしまいそうだ

「前田さんは?」
「あぁ 昨日までで辞めてもらったから
これからはこの3人だけだ」

前田さんはここの家政婦で
義母贔屓があからさまな人だったようだ
私もここに来た時に会ってるはずだが記憶にない

「初音さん 家事をすべて任せてしまって
本当にいいのかい 別の人を雇ってもいいんだよ」
「お義父様がダメだと思ったら雇ってください
こんな大きな家の家事なんてしたことないので」
「清掃なんかは時々業者を呼んでやってもらえばいい
庭師は月に1回来ることになってるが」
「そうなんですね」
「まぁ あいつの言いなりだった庭師だから
不都合があればすぐに切るつもりだ」
「そういうことは君が決めていいから」
「その通りだ これからはこの家のことは
初音さんが仕切ってくれればいい」
「父さんが俺たちの味方になってくれて嬉しいよ」
「当たり前だろ 血の繋がった父子なんだから」
「ハハハッ」

義父母の夫婦関係は相当冷えきっていたようだ



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