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ある日、突然に(3)「姉弟揃ってひとりで慰めてるなんて」

「あれっ 夏美は?」
「お風呂入るって」
「そっか 何見てるの あっ 今日だったわね」

息子と2人でテレビを見ることにした
パジャマの一番上のボタンは外してある

「優大」
「何?」
「優大もおちんちんがかゆくなったら言ってね」
「はぁ?今日は母さんも父さんもおかしいよ」
「ウフフッ そうよね でも気にしないで」
「気になるって」

テレビどころではないようだ

「あっ・・・」

明らかに私の胸の谷間に視線が動いた

「どうしたの?」
「ボタン外れてるって」
「本当だ ありがとね」

白々しくないようにするのもなかなか難しい


ガチャッ

「あっ 夏美 あがってきたのね 
じゃあ 次は優大が入る?」
「う、うん」

息子はそそくさと立ち上がってリビングを出て行った
入れ替わりで娘がとなりに座った

「はぁ 気持ちよかったぁ」
「ドライヤーはしないの」
「うん 髪のためにね すぐに寝れないけど」
「そうよね そのまま寝たら大変だわ」

「夏美」
「うん?」
「そろそろ新しい彼氏でも連れてきてよ」
「だから懲り懲りなんだって」
「寂しいでしょ その年だと」
「何を言ってるの お母さん
さっきのお父さんもだけど何かあったの」
「何もないわよ 普通じゃない」
「普通って・・・」

「姉弟揃ってひとりで慰めてるなんて」
「ちょっと・・・」
「違うの?そういう相手だけはいるってこと?」
「いないけど・・・お母さん 本当にどうしたのよ」
「いいじゃない 友達みたいに話してよ」
「出来ないって 普通もしないだろうし」
「そうなの 友達に聞いたことあるのね」
「ないけどそういうものでしょ 家族でそんなこと・・・」
「ウフフッ うちが異常だったのよ 本当は」
「さすがにしなさすぎだとは思ってたけど・・・」

子供たちには性教育をしていない

娘には生理がはじまった時に少し話したが
詳しいことは学校や友達に聞いてすでに知っていた

息子の夢精したパンツは何度か洗ってるが
それについて何も言ったことはない
最近は全くそういうこともなくなったので
自分でしっかり処理してるのだろう


「明日は一緒にお風呂入ろうか」
「別にいいけど」
「本当に?」
「でも久しぶりだね お母さんと入るのって
う~ん 高校の時以来かな」
「そうね 温泉に行った時に一緒に入ったもんね」

言ってみるもんだ 渋々じゃなくてよかった

こんないい子に育ってくれたのに
今までのやり方を変えてもいいのかな



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