7年ぶりの姉の帰還について(4)「姉ちゃんが帰ってきた」

「姉ちゃんが帰ってきた」
「マジかよ」

大友ナオヤ 中学時代からの友達

うちのマンションからも見えるが
国道を挟んだ向かいのマンションに住んでいる

クラスは別々になったこともあるが
ずっと仲良くしている 塾も一緒に通っていた

ただ僕は専門学校に大友は大学に進学した

「おまえは顔も覚えてないだろ」
「う~ん だいたいこっちで遊んでたからな
何回か会ってるけどすぐにいなくなっただろ」
「そうだな おまえと友達になって少ししてだもんな」

「会わせてくれよ 挨拶しておかないと」
「あぁ 別に今日の夜でもいいぞ 今は寝てるけど」
「今日は合コンがあるから無理だな」
「出たっ リア充発言 大学はほとんどサボってるくせに」
「彼女いない歴は同じじゃないか」
「あぁ~ そろそろ卒業したい」
「本当に思ってるのかよ 童貞なのに理想高いし」
「日暮レイナとヤレる店があるならすぐに捨てるんだけど」
「そんな仕事しないだろ 売れっ子なんだから」
「そうなんだよ 熟女になっても人気維持してるし」
「しっかし30そこそこで熟女だもんな AVの世界だと」
「あぁ 何だかんだそこまで年上でもないし
SNS見てると同じゲームやってたりするしな」
「ギャップがすごいよな」

「おばさんはいないみたいだけどエリ姉ちゃんはいるのか」
「あぁ そっちと同じで寝てる」
「キャバ嬢してることまだバレてないのか」
「親父たちは今もクラブに遊びに行ってると思ってる」


大友エリ 23才 元ギャルで今はキャバ嬢

キャバ嬢をしてることは親に内緒にしている
お金のためじゃなく先輩に誘われて断れなかったのだ

ただ今は楽しんで働いている

中学の時に姉の下着にチャレンジしなかったのは
エリ姉ちゃんのモノで満足してたからだ
大友と2人でパンティをはいたりして楽しんでいた

一度だけ手コキしてもらったこともある
それはただの好奇心で二度目はずっと保留されている


『アキラくん またしてほしいの?』
『あっ はい お願いします!』
『ダメ~ ウフフッ』


あと大友の父親にもお世話になっている
レイナのDVDを貸してくれた恩人だ

今は自分でネットでダウンロード購入したりしてるが
高校卒業まではずっと頼りにしていた


「それで本気で就活してるのか」
「いやっ いろいろと迷ってる 技術系に行くなら
資格を先に取るのもいいかなって」
「俺たちは親に恵まれてるよな」
「確かに 何も言われないし それにしても
楽しく働ける職場とかこの世にあるのかな」
「自分で会社作るしかないだろ」
「じゃあ 大友よろしくな」
「無理無理 そんな才能あるわけないだろ
俺は公務員になるって決めてるんだから」
「じゃあ 俺も公務員を目指すしかないか」
「専門学校に行った意味ないだろ」
「はぁ・・・じゃあ とりあえず保留か」

「資格を取りまくっておくのも悪くないんじゃないか
コレクターみたいでカッコいいし」
「そっか じゃあ その方向で考えるか」
「ブログでそのことを書いていけば結構話題になるかもよ
この資格は誰でも取れるとかこの資格は難しすぎるとか」
「もうあるんじゃないか そういうのって」
「あってもいいだろ おまえの得意なグラフとか数字を
駆使してオシャレに仕上げれば話題になるって」
「何だかヤル気になってきた いろいろ調べてみるか」
「成功したら俺のおかげだな」
「回転寿司くらいはおごるって」
「やったぜ!」



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