妹との再会(13)「あぁ 俺も立候補しておけばよかったな」

「尾崎ナオミです」
「山下タツヤです」

俺の作戦が功を奏したのか山下は興奮状態で
質問攻めで見合いは進んでいった

「じゃあ あとは2人で」
「は、はい」

リハーサルよりも簡単に2人は結ばれそうだ
このあとすぐにパイパンにされてしまうかもしれない


「あぁ 俺も立候補しておけばよかったな」
「全然タイプじゃないだろ」
「そんなことないって 癒し系だよな ナオミちゃん」
「癒し系?」
「尖った感じが全くないじゃないか
男を立ててくれそうだし」」
「まぁ それはそうかもな お酒が入るともっとだけど」
「じゃあ 今度は一緒に飲まないとな」
「山下が付き合うことになったら手を出すなよ」
「結婚するまではいいだろ」
「友達をやめるしかないな」
「冗談だって でも1回くらいは・・・」

山下と別れることにでもなったら
本田に抱かせてもいいかもしれない


「今度はおまえの相手探しだな」
「その前に仕事探しだから」
「で 無職生活はどうだ 楽だろうけど」
「いやっ 早めに戻らないと戻れなくなるぞ」
「妹に養ってもらう兄貴か それも面白いな」
「シャレにならないって」

2時間ほどして連絡が入ったので家に戻ることになった

「早漏の本領発揮だな」
「いやぁ 2時間で3発やってるかもよ」
「妹が3発やられてるとかよく言えるな」
「シラフじゃ言えんよ」
「ハハハッ ジジイか」


「じゃあ また ナオミさん」
「うん タツヤくん 家に着いたらメールしてね」

本田と山下は帰っていった



「ナオミ どうだったんだ リハーサル通りだったか」
「う~ん ちょっと違うけど楽しかったよ」
「迫ってきたんだろ」
「ううん 私からだよ」
「あれほど言ったのに・・・」
「タツヤくんがリードしてくれって」
「ハハハッ そうだったのか それでおまえは
どうなんだ 付き合っていくのか」
「う~ん ちょっとくらい付き合ってもいいけど
結婚はしないかもしれない」
「結論出すの早すぎるだろ」
「だって・・・」

早漏なのが問題なのだろうか

「じゃあ 山下はなしってことでいいのか」
「言っちゃっていいのかわかんないけど・・・」
「絶対に秘密は守るって 山下にも言ったりしないし」

「タツヤくんがね パイパンにしてくれって」
「あっ あぁ」

言っちゃったのか

「今日はじめて会ったんだよ 普通言わないでしょ
私とはただエッチしたいだけなのかなって」
「さすがにそう思うよな」
「常識がないっていうかさ 見合いと合コンは違うでしょ
パイパンになりたくないんじゃなくてさ」

反省しないといけない
山下に何でもありって言ってしまったのは俺なのだ

「本田のことはどう思った?」
「タツヤくんよりも好みだったよ
でも彼女がいるんでしょ」
「いやっ いないんだけどバツイチだったり
いろいろと問題があるから」
「バツイチなんて気にしないよ 反対する親もいないし」

「じゃあ 本田とも見合いしてみるか
おまえのこと結構気に入ってるみたいだし」
「そうなの?」
「あぁ 癒し系だってさ」
「ウフフッ そんな風に言われるのはじめてだよ」

満面の笑みで本田への気持ちが伝わった

「傷が深くならないうちに断りの連絡してくれ」
「今すぐの方がいいかな」
「あぁ 見合いだからこういうこともあるし」
「タツヤくんと本田さんが気まずくなったりしないかな」
「ならないって 俺たちは固い絆で結ばれてるから」

多少は落ち込むかもしれないので
慰めてやらないといけない おっぱいパブでいいかな



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