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孫の看病 -災い転じて福と為す-(7)

「おみやげ買ってきてあげたよ」
「恩着せがましいね 全く」
「ハハハッ」

フサエさんが旅行から戻ってきた

「旦那さんは優しくしてくれたかい」
「詳しく聞かせてもいいんだけど
あんた寝たきりだしね」
「話を聞くの楽しみにしてたんだよ
それに私も聞いてもらいたい話もあるし」
「どうせ娘夫婦の自慢だろ」
「ハハハッ」

フサエさんとはここに引越してきてからだ
挨拶をした時に年が一緒だとわかり仲良くなった
旦那さんも同い年だ

性格は明るくておしゃべり好きで
普段は私が聞き役のことが多い

さらに根っからのスケベで
その手の話になんでも結びつける
旦那さんとの夜の生活の話も詳しく聞いてるので
2人が一緒にいる時に会うとなんだか気恥ずかしい
どうしても思い出してしまうのだ

子供が3人いるというが見かけたことはない
あまり関係がうまくいってないようだ

「教育ママだったのよ これでも」

きっと無理して勉強させてたので
嫌われてしまったようだ

そのあたりの話を聞くと私は幸せ者だ
娘は嫁いでも私のことを気にかけてくれる

「あの人さ 混浴の温泉に入って
他の男に見せてこいとか言うんだよ」
「見せたかったんでしょ フサエさんも」
「ウフフッ さすがに若い男は興味ないだろうから
50代くらいの男の前で立ち上がったりして
旦那のことを呼んだり」
「ハハハッ さすがだわ 私には出来ないよ
知らない男でしょ」
「でも見るのは私より年上のじいさんだけよ
あぁ もっとおっぱいに張りがあれば・・・」
「じゃあ 私なら大丈夫かな」
「大きいだけじゃないの」
「そんなことないわよ」

フサエさんは浴衣の前をはだけさせて
私の胸を見た

「悔しいわ 相手もいないのに こんなに立派で」
「やめてよ もう」
「うちの人には見せられないわ」
「フサエさんも小さくないじゃない」
「もう垂れてるのよ 知ってるくせに」

確かに前にチラッと見たことはある

「エピソードはそれだけ?」
「ううん もうひとつとっておきのがあるの」
「何?」
「マッサージなんだけど今回ちょっと若かったの」
「えっ 普通旅館のマッサージってお年寄りでしょ」
「多分40代か50前半くらいだったわ」
「本当に?」
「教えてくれなかったんだけど見た目でわかるわよ
だからもう最初から全部見せるつもりで」
「旦那さんはいなかったの?」
「おばさんにマッサージされてたわよ」
「ハハハッ そうなんだ」

「どこでも自由に触ってねって言ったりしてさ」
「楽しんでるわね」
「でも仕事だから事務的にこなすのよね」
「なんだ 乗ってくれなかったのね」
「そう でも楽しめたわ 混浴ではダメだったけど
思う存分見せれたしね」

「そのあと盛り上がったの?」
「聞く?」
「言いたいくせに 全く」
「ハハハッ 何がよかったってあの人がさ
いつもより激しかったのよね」
「ごちそうさま」
「普段は私から誘わないと相手しないのにさ
今回はあっちからはじめてくれたりね」
「いいわね」
「あんたも再婚しなさいよ もったいないじゃない」
「こんな寝たきり相手してくれないわよ」
「治るんでしょ」
「そう言ってたけどこんなに痛むのに
完治するのかどうかわかんないわよ」
「年だもんね お互い」
「まぁね」

ここまで下げておけばタイチの話で
飛び上がって驚いてくれるはずだ

フサエさんの話はそれからさらに1時間は続いた
食べ物や景色など普通の旅話だ

「いつか一緒に行きたいわね」
「3人はイヤよ」
「その時だけ相手作ればいいじゃない」
「ウフフッ そうしよっかな」
「やっと元気が出てきたようね」

「そろそろ私の話も聞いてもらおうかな」
「何なの どんな親孝行してもらったの
確か娘さんが看病に来るって言ってたわね」
「それもあるんだけど実は孫も来てくれたの」
「娘さんと一緒に?」
「ううん ひとりで」
「そうなんだ 偉いわね」
「それでね・・・」

体を拭いてもらったことや
私の体で興奮していたことなどを話した

「えっ・・・すごいじゃない」
「そう 17才の男の子が興奮してくれたのよ」
「負けた 負けた」

驚くと同時にあきらめの様子だった

「ごめんね 自慢しちゃって」
「ケガもたまにはするものね」
「みんなに迷惑かけて沈んでたから本当に嬉しくて」
「そりゃ そうでしょ」
「また来てくれるって言うしさ」
「私も会いたいわ 小さい時にあいさつは
したことあるけど覚えてないだろうし」
「そうね 最近は来てなかったしね
今度来る時は連絡するわ」
「私の体でも興奮してくれるかな」
「タイチに変なことしないでよ」
「してるのはあんたでしょ」
「ハハハッ そうだけどさ」

優越感に浸りたくてつい言ってしまった
タイチはフサエさんの体でも興奮するんだろうか
まぁ高校生だし女なら何でもいいのかもしれない

動けないのが私の不利なところだ



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