FC2ブログ

孫の看病 -災い転じて福と為す-(9)

昼過ぎにタイチが来ることになってるので
私はラジオを聴きながらのんびりと待っていた

「杉本さん うちの奴来てないかい」

玄関は開けたままにしてあるので
フサエさんの旦那さんが入ってきた

「今日は来てないですけど」
「そうかぁ・・・」

旦那さんはそこで座ってしまった

「どうしたんですか」
「いやっ 昨日いろいろあって
落ち込んでたんだけど今日目が覚めたらいなくて」
「買い物か何かじゃないんですか」
「いやっ 何も言わず出て行くことはないから」

こんな病人の前でそんな話をするなんて
ちょっと非常識だ
フサエさんも時々自分勝手だと
言っていたが本当のようだ

「息子とケンカしちゃって」

そこまで聞くつもりはない

「久々に会うからお互いガマンしてたんだけど
酒が入って息子が怒鳴りだして・・・」
「そうなんですか」
「俺も止めればいいんだけど息子側についちゃって」
「それはちょっとひどいじゃないですか」
「息子の方が正論だったからそれにわしもお酒が
入ってたからうちの奴がどれくらい興奮してるのか
わかんなくて」
「一緒に帰ってきたんでしょ」
「何も話さずに寝ちゃっていつの間にか出て行って・・・」
「そういうことですか」
「あぁ」

そんな会話中に急に尿意をもよおした
朝お茶を飲みすぎたようだ

「すいませんがこれから孫も来るので」
「あっ あぁ すまないね」
「フサエさんが来たら連絡するように言いますので」
「よろしく頼むよ」

すぐに立ち上がってくれない

「あぁ 旅行では仲良くやれたのになぁ」

また話をはじめてしまった

「旅行のこと聞いたでしょ」
「はい いい旅行だったみたいで」
「そうなんだよ これからも夫婦生活を
楽しめそうだと思ったんだ それが・・・」

あぁ 考えないようにすればするほど尿意が・・・

「すいません ちょっとトイレに行くので」
「あっ すまない 手伝おうか」
「ひとりで大丈夫です」
「水くさいこと言わないでよ」
「本当にいいですから」

ゆっくり立ち上がろうとすると
手をついた場所が悪くよろけてしまった

「ハハハッ だから手を貸すって」

腕を掴んで起き上がらせてくれて
そしてトイレまで連れていってくれた
便座に座ると少し落ち着いた

「大変だね」
「じゃあ ちょっと出てもらって・・・」
「あぁ 終わったら呼んでよ」
「わかりました」

おかしなことになった
こんなところフサエさんに見られたら
誤解されてしまうかもしれない

「終わりました」

ベッドまで連れていってくれたが
その時手が胸に触れていた

「大きいねぇ」

そんな悠長なことを言ってる場合なのか
奥さんが出て行ったというのに

「杉本さん 見てもいいかな」
「ダメですよ 何言ってるんですか」
「いいじゃないか」

旦那さんは強引に浴衣の前を開いた

「おぅ これは揉みごたえがあるはずだ」
「やめてください 孫も来るんです」
「うちの奴はもう垂れちゃってるから」

話を聞いてくれない 困った人だ

「本当にもう・・・」
「今度夜這いに来てもいいかい」
「警察を呼びますよ!」
「怖いこと言わないでよ 冗談じゃないの」

冗談なわけがない 下手に出ていたら
間違いなく来ていたはずだ

その時玄関が開いた

こんなに早く来るなんて・・・



にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ 

関連記事
スポンサーサイト
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
プロフィール

北条光影

Author:北条光影

電子書籍新作紹介
カテゴリ
最新記事
blogmura
LINK
Kindle Unlimited 全集シリーズ



リンク
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

オススメ作品!



アクセスランキング

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ

☆ランキング参加中☆
クリックお願いします!







QRコード
QR
RSSリンクの表示
アクセス解析