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孫の看病 -災い転じて福と為す-(15)

「あっ 誰か来た!」

服を着る時間もなかったので
中途半端に乱れた姿の3人を見られてしまった

「何してるんだ おまえは」

娘じゃなくてよかった
私は心の底からそう思った

「出て行ってよ ここはテルコさんの家なのよ」
「誰だ この子は」
「テルコさんのお孫さんよ」
「あっ そういえば言ってたな
でもどうしてズボンを脱いでるんだ
それにおまえもシャツしか着てないし」
「何でもいいじゃない 早く出てって」

2人の会話を私とタイチは眺めていた

「ごめんね すぐ追い出すから」
「・・・」

「だから何してたんだ 3人で」
「看病に決まってるでしょ!」
「本当かよ」

「ごめんね タイチくん」
「何だよ ここで話せばいいだろ」
「他人の家で騒がないで」

スカートをはいたフサエさんは
旦那さんの手を引いて出て行った

「やっと帰ってくれたね」
「ハハハッ」
「タイチが笑ってくれてホッとしたわ
でも3人でエッチなことして楽しかった?」
「うん」

その日のことをきっかけにフサエさん夫婦は
仲直りした なんだか旦那さんが
タイチに嫉妬して盛り上がったらしい

その後も1ヵ月以上看病の日が続き
やっとひとりで生活出来る様になった


「本当あなたとタイチにはお世話になったわね」
「思ったより早く回復してよかったわ」
「あなたの忠告のおかげよ そう言えばいいの?」
「ウフフッ だってそうだもん」

娘の言うとおり無理しなかったことが
早く治った理由であることは間違いない

「タイチにはお礼をするつもりだから
近いうちにここに来るように言っておいてね」
「本でもリクエストされたの?新刊は高いからね」

本には間違いないがエッチな本だ
それだけじゃなくDVDも買う予定だ

「じゃあね」
「あとでパンも買いに行くから
その時にヨウジさんには直接お礼を言うわ」
「何もしてないでしょ」
「あなたを借りたじゃないの」
「親子だよ 当たり前じゃないの」
「嫁いだのよ 忘れたの? 全く」
「ハハハッ そうだったわ」

娘は帰っていった



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