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兄の本性(8)

ついにドキュメントフォルダを開くことにした

そもそも兄の心の中を知りたくて
このパソコンを持ってきたのだ

すでに動画と写真で兄の趣向はわかっている
きっと私のことが書いてあるに違いない

メモ帳ファイルが日付の名称で30ほどある
一番古いモノから見ていくことにした

900515
これはきっと1990年5月15日だ

私が中2の頃で動画撮影される少し前だ
兄は高3で大学進学しないことを叔母に告げていた


今日からここに日記を残す


その一文を読んで兄の部屋に過去の日記帳が
あったかのかと思ったがもうあとの祭りだ
部屋にあったものは処分してしまった


1年後にはこの家にはいない
そのことを考えるとうれしくてたまらない

ダニともやっと離れられる

あのダニは妹にまでちょっかいを出し始めた

僕がしたかったことを次々と・・・


マサキはダニか なかなかいい例えだわ
ただしたかったことをっていうことは
兄は私がいたずらされてる現場を見てたということか
全く気づかなかった


ダニは今度浴室に潜入すると言い出した


えっ 兄に予告してやってたのか


僕は心の中でダニを踏み潰した


私が思ってた状況と違う
マサキが予告してたということは
兄は私を助けられたということだ
それなのに一緒になって見てたのか 私に隠れて

次々と読んでいったが
兄は助けるどころかマサキに使われて
私のいたずらの手助けをしていることまでわかった


ダニが部屋に置いていった妹のパンティを舐めた
あぁ たまらない


兄の様子がますますおかしくなっている

そして一気に飛ばして動画撮影された頃のモノを読んだ


どうせダニがしたことだと思うだろう
あんなダニは地獄に落ちればいい


メチャクチャだ


妹のカラダを撮影しまくったので
これからもずっと楽しめそうだ
怪しまれる前に早く家を出ていきたい


出て行った理由はマサキだけじゃなかった
兄の勝手な都合だったってことか

生きていれば怒鳴り散らしてやりたい
ただ生きていればこんな日記を見る機会があるはずもない
兄もきっとわかっていたのだ
私が日記を読む時にはこの世にいないことを

読めば読むほどマサキよりも兄の方が悪い男なのが
はっきりとわかってくる

マサキには悪いことをしたのかもしれない

これを見せればどんな反応をするだろう
母親にいわれのない罪で叱られていたのだ
全く罪がないわけでもないが
兄に対して怒りを覚えるかもしれない

あの時マサキは母親を恨んだはずだ
その仕返しで今も母親を困らせてるのかもしれない

日記は毎日書かれてるわけではなかった
私は最後の日記を読んだ


妹の処女をいただいて出て行きたい


とんでもない人間だ
実行しなかったが狙っていたのか

部屋に鍵をつけてもらったのは正解だった

さすがに中学の時に兄に犯されてたら
トラウマに苛まれ今よりもっと辛い人生だったはずだ

そもそも日記とはいえこんなのを書き残すのは
狂ってるとしか言いようがない
誰かに読まれることを想定していたはずだ

そうなると間違いなく私だろう

少しでも兄に感謝しようとしてた自分が恥ずかしい
妹を性の対象にしてる自体で狂ってるのだ


兄は狂っていた


私はそう結論づけた
そんな狂った兄と血が繋がってるのが私なのだ

少し肩の荷が下りた気もする

私は今日使おうと思っていた買ったばかりの
バイブをカバンの中に入れた 

こんなもの早く返品しないといけない



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