訪問介護士@宮園純子(2)「仕事よりもこっちが元気になる方がうれしいんだけど」

「いつの間に勉強してたんだ」
「はじめたのはあの子が大学に行くって言った時よ
結局お父さんにお金借りたけど」


内容は忘れてる部分もあるが図書館にも通って勉強した


「本当に働くのか」
「雇ってもらえるかわからないわよ 資格もないし
でもちょっと楽しみだわ」
「純子をはじめて見たのは働いてる姿だったんだよな」


出会いは倉庫バイトで偶然同じレーンになったからだ
ハゲたおじさんが多かったのもあるがカッコよく見えた


「私もよ あの時はカッコよかったのに」
「今はダメか・・・ダメだよな」


昨夜の不発を気にしてるようなので
夫の股間をさすってあげた


「疲れてるからよ 私が仕事するようになったら
休めるし回復するはずよ」
「来週くらいから俺もまた仕事探しはじめるよ」
「仕事よりもこっちが元気になる方がうれしいんだけど」
「純子・・・」


ブチュッ チュッ チュッ


熟年夫婦でこんなにキスの回数が多いのは珍しいはずだ


「じゃあ 富田さんのところに行ってくるわ」


富田里美 64才 あずみ荘 201号室

アパートで一番の古株で入居してすぐに仲良くなった
平日はほぼ毎日のように富田さんの家で井戸端会議をしている
買い物も一緒に行くことが多い


「あぁ 俺は清水とあけぼので飲んでくる」
「ウフフッ 9時までに帰ってこない時は迎えに行くから」
「頼む」


清水さんは辞めた会社で一緒だった人で
何度か家で一緒に飲んだことがある
夫よりも年下で性格的に似ているのかずっと仲良くしている

5年前に会社を辞めて今は親戚の会社で働いている
枠があればそこで夫を雇ってもらいたい



にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ 


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

北条光影

Author:北条光影

カテゴリ
LINK



リンク
カウンター
アクセスランキング

QRコード
QR
RSSリンクの表示
アクセス解析
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
アダルト
492位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
官能小説
30位
サブジャンルランキングを見る>>