訪問介護士@宮園純子(6)「息子さんに体拭いてもらってるんでしょ」

「宮園純子です 今日からよろしくお願いします!」


温泉旅行で心も体も軽くなったので
初出勤の日は元気がみなぎっていた


「私がリーダーの伊藤で運転手は矢野くん
まぁ 仕事はしながら覚えてくれればいいから」
「はい」
「じゃあ 今日は準備終わってるからすぐに出ましょ」


会社の前に泊まっていたバンに乗り込んだ
リーダーの伊藤さんも矢野くんも若々しい


「最初のお宅は70代の女性で2年以上使ってもらってるから
特に注意することはないわ ヤセてるしね ウフフッ」
「何件くらい回るんですか」
「とりあえず2件は確定してて早く終わったら
他のチームの手伝いに行くことになると思うわ」


会社の前に5台のバンが停まっていたので
5つくらいのチームで回ってるようだ
顧客優先なので全体朝礼はないらしく
他のチームのスタッフとは挨拶すらかわしてない


「到着よ じゃあ 行きましょ」
「はい」


リーダーに言われたことを次々とこなしていく


「伊藤さんってリーダーの中ではやりやすい方ですよ」


道具を取りに車に戻ると矢野くんが声をかけてきた


「そうなんですね」
「今まで一緒に回ってた人は別のチームに行ったんですけど
辞めないか心配で」
「リーダーによってそんなに違うんですか」
「社長が一番優しいですけど他は結構スパルタで
辞めるなら早く辞めてほしいって考えだから」
「あぁ そういうことですね」


はじめての訪問入浴は思ってたより楽に進んだ
リーダーは慣れた手つきで話しながら洗っていく


「あぁ 気持ちいいわぁ 毎日でも来てもらいたい」
「息子さんに体拭いてもらってるんでしょ」
「最近は忙しくて週に1回くらいだもん」
「忙しい方がいいじゃないですか
もし出世したらもっと頼んでって言ってください」
「商売上手ね 社長さんでもないのに」
「ウフフッ 宮園さん そっち持って」
「はい」


リーダーが洗いやすいように体を持つ役割が私だ


「ありがとうございました」


はじめての現場をミスなくこなせてホッとした


「じゃあ 早いけど昼食にしましょ 次は1時だから」



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