博愛淑女のテコキッス(1)「ツトム 私たちは家族だからセックスは出来ないのよ」

『ツトム 私たちは家族だからセックスは出来ないのよ』
『えぇ~ いいじゃん いいじゃん』
『ちょっと ダメよ 見るだけ あっ ダメだって』
『あっ あぁ~~~~』

『ウフフッ いっぱい出ちゃったね』


宮原ナツミ 44才 シングルマザー コンビニ店員

父は5年前に亡くなり現在は母と息子との3人暮らし

家は2DK 古い団地なのでかなり狭い
6帖の部屋を私と母で3帖の部屋を息子が使っている


母 アキコ 65才 介護ヘルパー

父が亡くなってしばらくはふさぎ込んでいたが
仕事をはじめてから明るくなった


息子 ツトム 20才 無職

反抗期の時は全く会話もなく寂しい思いをしたが
性に関心を持ちはじめてからまとわりつくようになった

趣味はゲーム 友達はひとりだけいる


飯塚ナオト 20才 専門学生

小さい頃に参加したゲーム大会で知り合ったのだが
それ以来休みの度にうちに遊びに来てくれている


『おばさん ごめんなさい!!!』
『ウフフッ いいのよ おしりくらいいつでも触って』
『本当!うれしい!!』


ナオトくんがもしいなかったらと思うとゾッとする
人付き合いが苦手なツトムの唯一の救いなのだ


『ふたりで女の子の話とかしないの?』
『しない』
『そっか でもナオトくんは興味あるよね』
『もちろん!』


ツトムが性に関心を持ち始めたのは最近のことで
かなりそういう部分は遅れている

もしかしたらゲイ気質なのかとずっと心配していたが
取り越し苦労に終わってよかった



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