中年姉弟の性風景(12)「これで白髪になったらもう高齢者だよ」

「おはようございます 幸子さん」


準備をして家を出ると隣人と出くわした
端部屋なのでとなりは402号室の住人だ


「あっ どうも はじめまして」
「噂の弟さんね」


視線が頭にいってるのは明らかだがもう慣れている


「やっと引っ越し終わったのね」
「はい 旦那さんは?」
「釣りよ 釣り 日がのぼる前には出かけたわ」
「ハハハッ」

「ふたりでどこか行くの?」
「はい ごはんでも食べに行こうかなって」
「いいわねぇ」
「じゃあ ご一緒にどうですか」
「ううん またにするわ 早起きしたから昼寝しないと」

「そうそう 康夫 幸子さんの旦那さんは仲間よ」
「仲間って・・・」「


姉の視線ですぐに気づいた ハゲ仲間なのだ


「あっ そうなんですか」
「うちの人はもっとツルツルよ ウフフッ」
「年が20才くらい上だけどね 残念!」
「何が残念だよ もう」
「ウフフッ じゃあ 行ってきま~す」


姉はもう隣人と仲良くしてるようだ


「旦那さんに引っ越しの時 ちょっと手伝ってもらったの」
「人手いるなら手伝いに来たのに」
「ううん 大した荷物はなかったから 見ればわかるでしょ」
「まぁ そっか で ツルツルって」
「剃ってるんだって 康夫が残してる髪とか」
「それはそれで面倒な気がするけどな」
「見た目の問題でしょ 何ていうか家族だから大丈夫だけど
その髪は何とかした方がいいと思うよ」
「手遅れでしょ 何しても」
「剃るのはイヤなんだよね」
「毎日生えてくるから大変だって」
「まぁ 黒いもんね 幸子さんの旦那さんは白髪だから
多少生えてきても目立たないけど」
「これで白髪になったらもう高齢者だよ 俺なんか」
「髪の毛があれば若く見えるのにもったいないなぁ」
「やっぱりカツラか・・・」
「ごめん ごめん つまんない話しちゃって」
「いやっ 重大問題だから」


ハゲは気にしてるが鏡を見る回数を減らしたりして
なるべく考えないようにしている
ストレスも抜け毛の原因らしいがほとんど遺伝だろう


「そうだ これからは私が散髪してあげるよ」
「姉ちゃんが!?」
「うん 経済的でしょ その髪型なら失敗しようがないし」
「ひどいな」


ここ最近は本格的な理容室じゃなく
1000円カットに行ってるので大した出費でもない


「そのかわり私の髪は康夫が散髪してね」
「えっ それはさすがに・・・」
「髪をすいたりするだけよ 何かある時はちゃんと美容室行くし」
「あぁ それならいっか」

「結構ボサボサだから今日の夜にでも散髪してあげよっか」
「あっ うん」



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