FC2ブログ

悪妻幻想曲(1) 「触らないで!」

「お義父さんビールないじゃないの!」
「あっ 忘れとった」
「もしかしてボケたんですか
今度こんなことがあったらもう・・・」
「ミワさん 今から買ってくるから」
「いいですよ お義母さんもう帰ってくるし」
「機嫌直してくれよ」
「触らないで!」

私には元々悪妻の素質はあったのかもしれない
ただ結婚した当時はこんなことになるなんて
夢にも思ってなかった

私の名前は平川ミワ 38才
夫はモトハル 40才 社内結婚だ
寿退社し専業主婦をしていたが
子供に恵まれず5年が過ぎてしまった

昨年夫は慣れない営業部に異動になり
出張も多くなった
家に帰ってくるのは月に半分ほどで
将来的な家の購入費や子供の教育費を
貯めておきたいので任される営業所が
決まるまで夫の実家に世話になることにした

夫の両親との関係は悪くなかった
結婚してすぐの同居も考えてたが
弟さんがまだ独身で家にいるとの
理由で別居することにしたのだ

まだその弟さんは独身なままだ
エイジさんという名前で現在30才
いわゆる典型的なアニメオタクだ

夫は私が教育して引き締まった体になったが
エイジさんは昔の夫のように
だらしない体をしている
それに私に会っても目を合わせず
オドオドとしていて対応に困るが
女として私を見ることは多分ないので
特に暮らしていて気にすることはない

なぜそれがわかったかというと
同居してすぐみんなが留守の時に
エイジさんの部屋に入ったのだ
アニメのポスターやフィギュアに隠れて
押入れのダンボールの中に
ロリータ系のマンガ雑誌を見つけた
それも何冊もあった
さすがにPCの中身までは見れなかったが
間違いなくロリコンなのだ

私はエイジさんがどんな妄想で
オナニーしてるのか知りたかった
女の私から見れば気持ち悪いのだが
ちょっと興味もある

昼間は私とエイジさん2人になることが多い
義父は前の会社の相談役として
時々顔を出していて義母は近所のお友達との
集まりに出かけるからだ

エイジさんは同人誌や何やらネットで
いろいろやっているようで収入も
それなりに得ていると夫は言っていた
家にお金を入れてないので貯金も
そこそこあるんじゃないかとも言っていた

家にお金を入れてないのは
エイジさんの意思じゃなく義母の意思だ
結婚資金をそこそこ持っていないと
今時の女の人は相手にしてくれないからだが
そもそも結婚する気はないだろう
近所の集まりは主にエイジさんの相手探しが
義母の目的だが見た目があれなので
条件でなんとかくっつけようと必死なのだ

そんなエイジさんはあっけなく
私の奴隷になった

家は2階建てで1階に私たちと義父さんたちの
部屋がある 間に広めのリビングがあるので
プライバシーは保たれる
2階はエイジさんの部屋と荷物の倉庫になってる
部屋とあと広めのルーフバルコニーがある
晴れた日は洗濯物や布団をそこで干す
そのルーフバルコニーには義母の育てている
キレイな花などもあってベンチもあるので
くつろぐにはぴったりの場所だ
同居したいと結婚前に思ったのもこの場所が
気に入ったからだ

その日も晴れていたので
洗濯物を干しに2階に上がった
その時エイジさんに廊下で偶然すれ違ったので
私は声をかけた

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
ランキング参加中 是非クリックしてください







関連記事
スポンサーサイト
[PR]

プロフィール

北条光影

Author:北条光影

電子書籍新作紹介
カテゴリ
最新記事
blogmura
LINK
Kindle Unlimited 全集シリーズ



リンク
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

オススメ作品!



アクセスランキング

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ

☆ランキング参加中☆
クリックお願いします!







QRコード
QR
RSSリンクの表示
アクセス解析