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無防備(2) 「お義父さん月曜から私仕事に行きます」

「お義父さん月曜から私仕事に行きます」
「えっ 仕事するのか」
「お義母さんには言ったんですけど
聞いてないですか」
「聞いてないぞ そんな話
なんだお金に余裕がないのか」
「いえ 今のうちに少しでもと思って
まだお義母さんもひとりで歩けますし」
「そんなことか あいつは俺が面倒みるって
それにずっと一緒に暮らすつもりなのか」
「それは・・・」
「まだマチコさんは若いんだ
再婚する方向で考えた方がいいんじゃないか」

義父との関係は少しぎくしゃくしている
一緒に住みはじめて別々に食事することを知り
なんだか夫と言い合いになっていた

別に面倒だからじゃなく
時間が合わないから一緒に食事しないことに
したのに誤解してしまったのだ

ただ夫は私の味方だったので
なんとかうまくおさめてくれて
義父母と食事するのは休みくらいになった

食事だけじゃなく洗濯も別々だ
義父の下着を洗ったことは一度もない

あと義父のことで気になることがある
夫が亡くなってからだが
時々男の目で私を見てる時があるのだ

最初気づいたのは私がテレビを見ながら
昼寝してしまった時だ
目を覚ます前に何かゴソゴソと聞こえるので
薄目であたりを見てみると義父が
直立不動で私を見下ろしていたのだ
そのゴソゴソの正体はわからなかったが
明らかに今までなかったことだった

その日以来リビングで昼寝しないように
自分の部屋でテレビも見ることにしている

あとオフロあがり廊下ですれ違う時に
無言でジロジロと体を見てくるのだ

玄関を入ってすぐ左手が義父母の部屋で
その向かいに洗面と浴室とトイレがある
廊下を進みリビングに入るところに
すりガラスのドアがついていて
リビングの右奥が私の部屋だ
左奥の部屋は空き部屋だが息子の荷物などが
置いてあって誰か泊まる時に使っている
その左奥の部屋に大きなべランダがあって
布団や洗濯物はそこで干している
ただ私の部屋の方にも小さなベランダがあるので
下着などは気を使ってこっちに干している


「でも行くって約束してしまったので・・・」
「別にダメだって言ってるわけじゃないよ」
「はい」
「すまんな 余計なことを言って」
「いえ・・・」
「マチコさん気を悪くしないでくれよ」

その時家の電話が鳴った
家に電話してくるのは義父母の親戚や
知り合いがほとんどだ
私は携帯を持っているので息子や友達からの
電話は携帯にかかって来るのだ

「もしもし」
「原田です」

原田ケンジ 38才
夫の部下で10年以上の付き合いになる
こっちに引越してからも多い時は週1回ペースで
家に連れてこられていた

「どうしたの?」
「明日にでも遊びに行こうかなって」
「本当ですか お義父さんきっと喜びますよ」

原田は義父と仲がいい
ここに引越してすぐの時
夫が酔いつぶれたあとに義父と朝まで
飲み明かしていたのだ
それ以来何度も3人で飲んでいた

義父だけじゃなく義母とも仲がいい
甘え上手というか実家の母親のようだと言って
酔っ払っては抱きついていた

私も若い頃から見ているので
まるで息子のように接している

「原田くん明日遊びに来るって」
「本当か 楽しみだなぁ」
「お義母さんにも言っておいてくださいね」
「モリオが死んでからはじめてか
葬式で泣き崩れてたなぁ あいつ」
「そうですね」

私よりも辛そうだったので
少し立場がなかった

原田くんが来るので次の日の昼間も
また買い物に出かけた

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