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愛すべき息子のために(1) 「ママ 来週から働くからね」

"ママはずっとトモヤの味方だからね”

私の名前は江口トモミ 47才
シングルマザー
35才の時に産んだ可愛い息子の
トモヤと二人暮らしだ

親にも勘当され息子の面倒を見る人が
いなかったので貯金を切り崩しながら
なんとか暮らしてきた

ただ息子にはいい大学にも行かせたいので
いろいろとお金がかかってくる
ずっとそばにいたので甘えん坊のままだが
働きに出ようと思っていた

「ママ 来週から働くからね」
「・・うん」
「お留守番してもらわないといけないわ」
「何時に帰ってくるの」
「多分6時過ぎには帰ってこれるわ
でも残業がある時は遅くなることもあるの」
「ふ~ん」
「寂しいんでしょ」
「そんなことないよ」

無理して強がっている息子の顔が
凛々しく見える 親バカもいいとこだ


「本当にうちの工場でよかったの?」
「家から近いし知ってる人がいる方が
楽かなって」
「トモミさんってずっと働いてなかったでしょ
体力的に大丈夫かな」
「それは大丈夫 うちは重いモノはないし
慣れれば平気だと思う ただ給料がね・・・」
「給料安いんだっけ」
「うん 私なんか10年もいるのに職能給で
ちょっと増えただけなんだから」
「パートだししょうがないよ」
「まぁマミさんみたいにバリバリ働くほど
困ってないからね うちは」
「貧乏人扱いしないで」
「ウフフッ」
「トモミさん笑ったわね~」
「アハハッ」

息子の同級生の母親2人と仲良くしている
共通してるのは母子家庭というところだ

同じ職場で働くことになったトシコさんは
2人の子供がいて娘のユミちゃんが
息子と同級生だ 上に高3のハヤトくんがいる
年は42才なので私より年下だ
旦那さんとは死別している

さらに若いのがマミさんで38才
息子と同じクラスのケンジくんの母親
父親はわかっているが
私と同じくシングルマザーだ

3人の名前の頭文字をとってトマト連合と
名づけて暇あるごとに集まっている
まぁ今までは働いてなかった私の家に
集まることがほとんどだった
連合はレディースに興味があったトシコさんが
つけてほしいと言い出した

2人には慰謝料をもらってるからと
ウソをついているが貯金はすべて自分で
働いて貯めたものだ

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