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女教師の孤独(6) 「危ないじゃないですか」

「どうでした?」

宇野先生が心配して声をかけてきた
戸田くんの父親のことを大きいと思ったが
さらに背が高そうだ
私は160cmもないので
背の高い人はうらやましい

「一応会えました」
「どんな人なんですか」
「う~ん 似てるかな 戸田くんと」
「危ないじゃないですか」
「まぁでも戸田くんのことを
大事に思ってるので安心しました」
「親の心は持ってたってことですね」
「はい」

宇野先生はまだ20代で独身なので
生徒とは一番気持ちが近い存在かもしれない

職員室に入ると教頭先生に手招きされた

「会えた?」
「はい」
「多少はよくなりそうかな」
「それはわかりません」
「どういうこと?」
「父親も気を使ってるんです
離婚したあとかなり傷ついたみたいで
口を聞かなかったとかで
やっと会話するようになったのに
学校の味方なんてしたら逆戻りだって」
「そういうことですか まぁ2学期も中盤だし
問題さえ起こさなければ卒業させるつもりだけど」

ただクラスで点呼を取ると
小山くんが無断で休んでいることがわかった

家に電話すると母親はあやまっている

「横島先生」
「はい」
「小山くん無断欠席だって」
「そうなんです」
「早めに行った方がいいな 連日で悪いけど」
「いえっ 行こうと思ってました
今まで学校に来てたのが奇跡ですよ」
「戸田くんも休んでたみたいだな」
「どうでしょう あとで来るかもしれません」
「クラスのみんなは不安だろうな
小山くんがいないと」
「そうなんです ピリピリしてて」
「生徒の問題に踏み込みすぎるのもダメだが
大きな問題が起こるのも・・・」

教頭先生は学校の偏差値も心配しているが
もし問題が起これば学校のイメージが
台無しになってしまう
この学校とは限らないが近々校長に
推薦してもらうために奔走してるので
戸田くんのことが気になって仕方ないのだ

小山くんの家には5月に訪問している
その時はまだいじめも本格的ではなかった

ピンポ~ン

「先生」
「少しアキラくんと話をさせてください」

戸田くんの家とは違い
モデルルームのような一戸建ての家だ

ただ玄関を一歩入ってすぐに
5月に来た時との違いに気が付いた

「あっ それは・・・」

壁に穴が開いている
ゴルフクラブで叩き開けたような
物々しさを感じる

応接間のソファに案内されて
前と同じ場所に座った
そこでもすぐに違和感があった
大きなテレビがあったはずの場所に
テレビ台だけが残っているのだ

「死ね!!!」

どこからか声が聞こえた

「あぁ あの子は・・・」
「えっ まさかアキラくんですか」
「・・・はい」

母親に聞くと夏休み前かららしい
学校から帰ると物を壊したり
発狂したり手がつけられなくなったようだ

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