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新しい家族(1)

今日は家族にとって特別な日だ

僕たちは電車とタクシーを乗り継ぎ
大きな温泉付きのホテルにやってきた

「やっぱり寒いな」
「雪すごいね」
「・・・」

「早く温泉入りたい!!」
「あぁ そうだな」
「・・・」

「なんだよ 楽しみじゃないのか」
「別に」

僕は憂鬱だった
弟には内緒だったが今日の目的が
ただの旅行じゃないことを聞かされてたのだ

「大きいね このホテル」
「そうだろ 奮発したんだぞ」
「ゲームセンターもある」
「あぁ カラオケだって卓球台だってあるぞ」
「・・・」
「コウイチ・・・まっいいや
でも今日会う人の前では普通にしててくれよ」
「わかってるよ」
「さすがお兄ちゃんだな」

「お兄ちゃん!!来て来て」
「あぁ」
「先に部屋に荷物を置きに行こう」
「コウジおいてくぞ」
「もっと見たい~」
「あとでいくらでも見れるって
2泊3日なんだから」
「そっか今日も明日もここで寝るんだね」
「よくわかってるじゃないか」
「わぁ 天井も高いよ」

ただの旅行で来たのなら
僕だってはしゃぎたくなるくらいなのに・・・

「部屋も広いね」
「だろ」
「眺めもいいし」
「露天風呂もあるからな」
「泳げる?泳げる?」
「あぁ でも人が多かったらあきらめろよ」
「え~」
「みんなが夕食を食べる6時頃なら
少しはすいてるかもしれないな」
「じゃ すぐ入ろうよ」
「今は4時過ぎか そうだな
でもとりあえず先に・・・」
「何?」
「ちょっと人と待ち合わせてるんだ」
「誰?」
「それがな・・・」

父は弟に今日の目的を伝えた

「ふ~ん どんな人」
「キレイな人さ」
「ママになるの」
「あぁ 2人が気に入ってくれたらな」

母が出て行った当時弟はまだ
保育園に通っていたので
それほど母との記憶は残っていない

ただ僕は違う
優しくはなかったけどそんな母に
必死で気に入られようとしていた
その執着が僕にとって愛情だったのだ












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