熟女騒乱(1) 「ナオコちゃん出番よ」

左遷されてしまった・・・


三浦クニオ 36才 独身
大手食品メーカーに勤めるサラリーマン

正直左遷どころかリストラも覚悟していた
それというのも私の上司だった課長が
昨年リストラされてしまったからだ
社員数500人を越えるような企業では
派閥争いに負けた側に生き残る道はない

特に私は独身だ 既婚者より先に消される

ただ誰のおかげかわからないが左遷で済んだ
出世の道は断たれたが少しホッとした
新しい会社で新しい環境に飛び込むなんて
考えただけで疲れてしまう


私の飛ばされた場所は
関東北部の空気のキレイな山間にある工場だ
ここ最近ヒットしているフルーツの加工品を
主に製造している

「ここかぁ」

思わず工場に着いて独り言をつぶやいてしまった
本当にまわりに何もない
タクシーで来たのだがここでは車は必須だろう
都内に住んでいたので車は持っていない

白い大きな建物が圧巻だ
ここに来るのははじめてだが
社内パンフレットで見たことはある

「あっ 新しい主任さんですか?」
「えっ あっ はい」

4人のパートの方がいつの間にかそばにいた

「若いわね」
「あっ 三浦クニオっていいまして
年は36です」
「ハハハッ 自己紹介はあとで聞くわ」

「いいじゃない」
「好みだわ」
「ナオコちゃん出番よ」

よくわからないが歓迎されてるようだ

2階の事務所に上がると
この工場で唯一の社員の林田工場長が待っていた

「やっと来たか」
「すいません」
「いやっ 時間は約束してなかったが
来るまで落ち着かなくてな」
「三浦クニオです よろしくお願いします」
「あっ 今から下で紹介するよ」

事務所の反対側のドアを開けると
1階の作業場が見渡せる廊下が現れた
まるで体育館のようだ

「こっちからも降りられるから」

隅に配置された螺旋階段から下りた

「作業止めて みんな集まってくれ」

そこで働いてるのはすべて女性で
見た感じ年増どころか熟年世代といったところだ

にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ 






関連記事
プロフィール

北条光影

Author:北条光影

カテゴリ
LINK



リンク
カウンター
アクセスランキング

QRコード
QR
RSSリンクの表示
アクセス解析
ジャンルランキング
[ジャンルランキング]
アダルト
594位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
官能小説
37位
サブジャンルランキングを見る>>