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酒乱の姉と居候の僕(4)

「女子まだ来てないの」
「遅いぞ」
「何はりきってるんだよ」
「相田そういうこというのか」
「いやっ 冗談だって 田中師匠」
「もう1時になってるだろ」
「まだ5分も過ぎてないって
それより関口はもう来てるの」
「トイレ行った」
「もしかして緊張してるとか」
「はじめてだからな 女子と遊ぶの」
「俺も小学校以来だけど」
「あっ 来たな」

「ごめんね 待った?」
「俺今来たところ」
「そうなんだ よかったぁ」
「俺は時間通り来てたって」
「また怒ってるの 田中くんはもう」
「怒ってないって だた事実を」
「はいはい」

紺野と田中は小さい時から家族ぐるみで
付き合いがある間柄で
別に恋人同士というわけではないみたいだが
付き合っていてもおかしくない雰囲気だ

「ハハッ」
「マコ笑ってるけど あんたよ遅れたの」
「ハハハッ」
「関口くんは」
「トイレ行ったけど・・・」

2人の話を聞きながら
僕は安田の笑顔に見とれていた

「相田くんだよね」
「あっ うん」
「田中くんにちょっと話聞いたよ」
「話って・・・」

まさか僕が安田を好きなことを
知っているのだろうか

「奈良県出身なんでしょ」
「あっ そうだよ」

田中は口がかたいから
言うわけないのにあせってしまった

「京都は修学旅行で行ったけど
あんな感じなの」
「場所によってはね」
「シカいるの ドラマで観たけど」
「いるいる」
「行きたいなぁ」

「マコも何か言いなさいよ」
「フフフッ」
「はぁ・・・」
「紺ちゃんのどかわいたね」
「やっと喋ったと思ったらそんなこと」
「だって・・・」

安田はマイペースな性格で
そんな姿に僕は惚れてしまったのだ
まわりがイライラしても穏やかに笑っている

「こんにちは」
「あっ こんにちは」

今日はじめて言葉を交わした

「フフフッ」
「また笑ってるの それじゃ
相田くんの顔が面白いみたいじゃない」
「ひどいよ 紺野さん」
「フフフッ」
「アハハッ」

「関口やっと戻ってきた」
「走ってる 走ってる」
「フフフッ」

「ごめん あっ相田くんも来てる」
「みんな揃ってるって」
「本当だ 関口です よろしく~」

今日のメンツは男子3人と女子2人だ

「でもどうして関口を?」
「ちょっとな」
「何だよ 2人でコソコソと」
「男子もっとゆっくり歩きなさいよ」
「ハハハッ」

駅から歩いて5分ほどのところにある
大きなゲームセンターで遊ぶことにした

「だからどうして」

関口と女子で盛り上がってるところで
田中に事情を聞いてみた

「それが関口にさ あれだ
結構いいモノ借りたっていうか」
「まさか・・・」
「俺好きじゃん」

田中は真面目っぽい見た目に似合わず
オナニー好きなのだ

「でも俺が安田さん狙いって」
「違う違う 関口は紺野だって」
「えっ だって おまえは」
「俺? 俺が何」
「紺野のことが好きなんじゃないの」
「そんなこと一度も言ってないけど」
「そうなのか」
「俺同級生とか興味ないんだ
やっぱり大人の女だろ」

「ウフフッ」
「えっ」

いつまにか僕と田中の話を
安田が聞いていた












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