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年下義姉(12) 「いやっ 秘密にしてる」

「まだ会ってないみたいだな」

喫茶店での兄の第一声だった

「誰に?」
「父さんだよ」
「えっ どういうこと?」
「それが・・・」

実はずっと会ってないが連絡はとっていて
お金を渡してたというのだ

「どうしてお兄ちゃんそんなこと・・・」
「それが・・・」
「おかしいじゃない 病気とかじゃないんでしょ」
「あっ あぁ」
「お金を渡してるなんてミカさんは知ってるの?」
「いやっ 秘密にしてる」

父の性格ならゆすりはありえる
兄は脅されてるのかもしれない
家族を守るためにお金を渡してるのだろう

「もう私たち父さんと縁を切った方がいいんじゃない」
「どうして おまえまで」
「えっ それは・・・怖いから」
「確かにな」

家で暴れてただけでも十分縁を切る理由になる
まさか犯されてるとは思ってないはずだ

「話ってそのことだったの?」
「住所も教えたし近いうちに家に来ると思う」
「そんなこと電話で言ってくれても・・・」

「話はそのことじゃないんだ」
「えっ!? まだあるの」

父の話以上の話なんて何があるだろう
全く検討がつかなかった

「アヤコ すまない・・・」
「えっ どうして謝ってるの?
あっ 住所教えちゃったからか
脅されたんでしょ どうせ」
「えっ あぁ」
「わかってるって お兄ちゃんだって
家族に迷惑かけたくないもんね」
「いやっ・・・ そういうことじゃないんだ」
「何なの さっきから お兄ちゃん
今日おかしいよ」
「だからアヤコに話があるって」
「ずっと話してるじゃない」
「そんなことよりも・・・本当にすまない!」

兄の謝罪の意味がわからない

「これから話すことは全部事実だ
どんなことを言われても俺は受け止めるつもりで
今日は来てるから」

そのあと兄は延々と過去のことを話し出した
私にとって耳を疑いたくなる内容だった

「・・・お兄ちゃん」
「黙ってて悪かった 父さんだけじゃなく
俺とも縁を切ってくれてかまわない」

頭がグラングランと波を打ち始めた


父にいたずらされてたことを
兄は知っていてそれで興奮していた


そのことを父に知られていて
口止めのためにお金を渡し続けていた


あれっ?


義弟が知っているのはどうして?


「この話を誰かにしたことある?」
「あるわけないだろ 知ってるのは
俺と父さんだけだよ」
「それが・・・トシヒコさんが知ってるみたいなの」
「えっ!?」

「もしかしてお父さんもう来たのかな」
「あっ そういうことになるな」
「でもどうして来たことを黙って・・・」

私を犯すためだ

やっと繋がった

「何だ 何かあったのか?」
「えっ あっ ちょっとね」
「まさか脅されたのか」
「それが・・・ちょうどお兄ちゃんが来る前に
そのことを知ったの」
「えっ じゃあ・・・」
「そう その話を聞いてる時に
チャイムが鳴ったって訳」
「それっておまえ・・・」

兄の告白には驚いたが義弟のことで
何だかクリアにされた気がした

兄の話はあくまで過去のことで
義弟は現在進行形だ

「お兄ちゃん手伝ってくれるよね」
「何でも言ってくれ 俺はおまえから
父さんを遠ざけることで償おうと思ってる
たとえ許してくれなくても」
「ううん お兄ちゃん もう私許してる
お父さんが怖くて逃げれなかったのは同じだし」
「いやっ 女としておまえを見てたんだぞ
そこをちゃんとわかってほしい 最低の人間なんだ」
「今は違うでしょ」
「あぁ もちろんだよ あの時だけだ
それは神に誓ってもいい」

「どうすればいいかな」

2人で作戦を会議をした

「そうだ ミナコがトシヒコさんに
ひとめぼれしちゃったの」
「なんだ その話は」
「でしょ」
「一旦それは置いて考えた方がいいだろ
悪党に親友を売るつもりか」
「そうじゃないの ミナコの妄想癖が
以前より重症でそれで心配だから」
「・・・」

「ヨシヒコさんにどう話すかだな」
「うん」
「全部正直に話すのが一番いいけど
聞きたくない話には違いない」
「そうね」
「隠すなら徹底的に隠すべきだ
そしてとぼける 父さんの言葉より
アヤコの言葉を信じるに決まってるからな
ただもしトシヒコさんが話したとしたら・・・」
「それは・・・あっ」
「どうしたんだ」
「あるのよ 証拠が」
「何の証拠だ」
「それはいいわ とにかく大丈夫よ 多分」

さっきゴミ箱に捨てたパンティだ
あれを見せれば夫は私の味方になる
私の友達のパンティにまで精子をかけたのだ

「じゃあ あとは父さんだな」
「お兄ちゃん もうお金も渡さないでよ」
「わかってる」
「でも家も知られちゃってるし
中途半端な作戦なら付きまとわれるわ」
「絶対そっちにはいかないようにするから」
「お兄ちゃんには家族がいるじゃない」
「それでも父さんの問題は俺が解決するから
もしどうしようもなくなったら 罠にはめるしかない」
「うまくいくかなぁ」
「その前に納得して目の前から去ってくれれば
一番楽なんだけど」

「あとやっぱりミナコにチャンスをあげようかなって」
「まだ言ってるのか」
「もしトシヒコさんがお金じゃなく女が目的なら
万事うまくいく可能性があると思うの」
「それはそうだけど いいのか?」
「ミナコには幸せになってもらいたいの
それが悪党との恋でも」
「おまえがそう言うなら・・・」

長い話だった まだどうなるか予想がつかない

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