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母の背中(2) 「しばらくの間だからね」

うちのアパートには部屋が2つある
今はトオルがひとりでひとつ部屋を使っていて
私とサトルはもう一方の部屋だ

3人で寝ていたのをトオルだけ分けたのは
中学になってオナニーをしはじめたからだ
浴室やトイレでしていることに気づいて
ちょっとかわいそうな気がした

ひとりで部屋を使っていいと言った時
あのトオルが喜んでくれた

「ありがとう」
「しばらくの間だからね」
「うん」

サトルもそういう時期が近づいている
最近寝ているときに胸を揉んだりしているのを
気づかないフリをしてあげている

ただ注意するつもりはない
サトルのおかげでずいぶん助けられた
夫に暴力をふるわれている時
トオルは耳を塞いでいたがサトルは泣いて
夫に掴みかかったりしてくれた

さすがに自分の血を引く子供には
愛情を持っていたのか夫も息子たちに
手を出すことは一度もなかった

不倫相手とゴタゴタしていたので
親権を争うまでもなかったが
きっと子供には未練があるはずだ

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