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息子の友達@桜井靖子(1) 「でも まだ私たち・・・」

「あの・・・ヤスコさん えっと・・・
僕とよかったら結婚してもらえませんか?」

夫のプロポーズは突然だった

婚活パーティで知り合って2回目のデート
次の約束はしてくれないのかと
帰り道に考えながら歩いてた時だった

「でも まだ私たち・・・」

手も繋いでないのに結婚なんて
いくら男性経験が少ない私でも
さすがにおかしいとわかった

「やっぱり 僕なんて・・・」
「違うの そうじゃなくって
まだ私たち何もしてないのに・・・」
「あっ すいません 早かったんですね」
「ううん 別に決まりはないけど
ちょっとびっくりしちゃって」
「ハハッ・・ 今日言わないとって
ずっと思っててフライングしちゃいました」


私は桜井ヤスコ 47才

30才になってダイエットをはじめ
コンタクトをメガネに戻した
そして婚活をはじめ夫と結婚した

夫はイサム 57才

結婚した当時すでに40才を超えていたが
まだ童貞だった 女性よりも趣味の鉄道に
人生を賭けていたのが一番の理由らしい

親に急かされて婚活パーティに参加して
少し話しただけの私を好きになってくれた
参加者には私よりもキレイで若い人もいたのに
何故か私以外の女性には目もくれなかった

本当の理由はまだ教えてくれない

「なんだったの 一体」
「それは・・・教えたら嫌われそうだから
言わないでおくよ」

私は唯一相手をしてくれた夫と
付き合ってみることにした
外見は私よりもかなり背が低くて好みではなかったが
相手がいないよりマシと考えたのだ

私たちは出会いから結婚も早かったが
子供もすぐに出来た
こんなに簡単に出来ると思ってなかったので
妊娠がわかった時は拍子抜けした

実は最初のセックスで出来てしまったのだ
ということは夫が女性にはじめて射精して
それで生まれたのが息子なのだ

ただ夫や義父母は本当に喜んでくれて
今もだがずっと専業主婦をさせてもらっているので
結果的にはよかったと思っている

息子はコウジ 16才 高校1年生

夫の影響で同じく鉄道マニアだ
小さい時にはいろんな駅に連れていったりした

小学生の頃にはもう遊園地に連れていこうとしても
山科本線の何々駅だとか私にはわからないことを
言い出したりしていた

私もさすがに多少の知識はついたが
夫や息子の話についていけない時もある

夫は鉄道会社が経営する
駅清掃の管理会社に勤めている

人員の関係で単身赴任をすることもあるが
今は担当している駅が通勤圏内なので家にいる
夫が言うのに勤務地が固定されないので
鉄道好きにはたまらない会社だということだ

「じゃあ コウジもお父さんと同じ会社に
入るつもりなの?」
「友達から鉄道のメンテナンス会社に
一緒に行こうって誘われてるからわかんないよ」
「車掌になりたい子はいないの?」
「いるよ もちろん まぁ でも鉄道に関われたら
何でもいいよ 休みはほしいけど」

中学生になってかなり遠出もするようになった
夫の仲間たちと一緒に行くこともあるが
友達同士だけで行くこともある

息子の友達でいつも一緒にいる子は2人いるが
2人とも小学生の時に知り合った

西村トモユキ 太っていて優しい子だ

小学校で同じクラスになって
息子にそそのかされて鉄道マニアになった
今では息子と同じくらい詳しくなっていて
親も巻き込んで楽しんでいる

宮田ノゾム メガネをかけていて背が高い

鉄道関係のイベントで知り合ったのだが
たまたま年も同じでとなり町に住んでいた
なので中学までは学校は別だった
高校は息子と西村くんに合わせて同じにところに入った

夫が鉄道マニアなのでうちの中には
資料や本がたくさんある
なので3人はうちで集まることが多い

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